鉄道の旅といったら、どんなことを思い浮かべますか?
特急列車を使った快適旅や、在来線でひたすらトコトコ行く旅もいいですよね。
ですがたまには、汽車の旅もいかがですか!?
今回は、山口県を走る「SLやまぐち号」の乗車レポートです!
新幹線が止まる新山口から津和野までの、約63キロを結ぶSLの旅をお届けしていきます。
SLやまぐち号に乗ってみたいと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください!
それではいきましょう!
満席のSLやまぐち号で新山口へ
SLやまぐち号に乗るためだけに、新山口から1時間40分かけて津和野まで普通列車できました。
津和野からは20分も立たずに、折り返しです笑
発車1分前に撮ったのでホームはガラガラ(この後急いで乗りました笑)
今回乗るのが、こちらのSLやまぐち号。
黄色いヘッドマークが目立ちますね!
「D51 」という蒸気機関車なのですが、半年の修復期間を終えて、今年の10月23日に復活したばかりの汽車なんです。
デゴイチという愛称があるのですが、聞いたことがある方も多いでしょう!
そのため、多くの方々が写真を撮ったりD51を見に来ていました!
乗ったのは、4号車の指定席。
この日は日曜日ということもあって満席!
そのため車内は、家族連れなどでごった返していました。
ちなみに指定席はこんな感じ。
SLだけど各座席にはコンセントが備え付けられているので、妙な違和感がありました…笑
SLやまぐち号には、展望席があります!
客車は1号車〜5号車までありまして、グリーン車の1号車と指定席の5号車にあるんです。
グリーン車は「グリーン券」を持っている方しか利用できません。
なので指定席と自由席を利用している方は、5号車の展望席にいきましょう!
新山口方面の5号車は写真の通り、一番後ろからの景色が楽しめますよ!
SLやまぐち号から眺める景色
煙の量がめっちゃくちゃスゴい
津和野駅を出ると、モクモクと煙を焚きながら1時間45分かけて新山口まで走っていきます。
SLやまぐち号の停車駅は、津和野・徳佐・鍋倉・地福・長門峡・篠目・仁保・山口・湯田温泉・新山口です。
11月の中旬という陽も短くなってきた時期だったので、16時すぎにはもう日が沈みかけていました。
なので車窓からは、とても美しい景色が…!
日々の仕事の疲れが吹き飛んでしまうくらいの美しさでした。
Twitterでは車窓からの景色を動画でアップしましたので、ぜひご覧ください!
SLやまぐち号から見られる車窓です!
— とうげつ@乗り鉄・旅行ブログ (@tougetu_kimama) November 17, 2021
夕日がいい感じに傾いていて、とてもキレイでした✨ pic.twitter.com/dyJsY6w97K
沿線からは、撮り鉄や地元の方、観光で来た方などが手を振ってお見送りをしてくださいました。
県道を走る車の助手席から、動画を撮る人もたくさんいましたよ。
さすがSL!
記念乗車証
座席で景色を楽しんでいると、乗務員さんから記念乗車券をいただきました!
そういえば、SLやまぐち号のヘッドマークになっている鳥の名前ってご存知ですか?
実はナベヅルという鳥でして、山口県の「県の鳥」なんです。
寒くなるとシベリアから飛んできて、春になるまで日本で過ごすんです。
豆知識として覚えておくといいでしょう!
やまぐち号に乗った時は、ドヤ顔で語ってください。
車内を探検
SLやまぐち号の3号車はフリースペースになっています。
ここでは、やまぐち号の歴史や展示品などが並んでいるほか、グッズの販売スペースや運転シミュレーターなどのゲームがあります!
本当にSLの中か…?と思ってしまいますね笑
かなり混んでましたが、一番後ろの5号車の展望デッキに行ってみました。
フェスかってくらい人がいましたね。
すぐに退散しました。
SLやまぐち号の人気っぷりを知る
山口駅でのお見送り
途中の駅全てで、手を振ってお見送りをする方々がいました。
こんなに多くの人が、手を振ってお見送りするところを見るのははじめてかも。
終点の新山口駅に到着しました。ほんのり明るいですが、ほぼ夜ですね。
新山口駅はこれまで走ってきた山口線の終点で、かつては小郡駅という名前でした。
新山口に着いてもまっすぐ改札へ向かう人は少なく、SLやまぐち号を写真に納めようと多くのお客さんが残っていました。
もちろん僕も撮りに行きました笑
夕暮れをバックにしたSLの写真って、めちゃくちゃ絵になりますね。
津和野から新山口まで、やまぐち号の人気っぷりを目の当たりにしました。
ぶっちゃけもう少し空いてるかなと思っていたのですが、満席だったのには驚き。
もし乗る予定の方がいたら、早めに予約しておくことをオススメします!
SLやまぐち号の料金や予約はこちらで解説してるので、ぜひご覧ください!
それではまた!
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