どうもとうげつです。
今回は新幹線eチケットトクだ値やチケットレス特急券のトク割終了する話を皆さんと共有したいと思います。
JR東日本の新幹線を安く利用できることで知られている「トクだ値」なんですが、先日8月7日に大きな変更が発表されました。
なんと新幹線eチケットの「トクだ値1」と「トクだ値14」が、2026年9月30日乗車分をもって終了します。
今までトクだ値を使っていたけど、これから新幹線を安くするにはどうすればいいの?
そう思った方も多いんじゃないでしょうか。
ただ、今回の発表は単純に割引がなくなるという話ではありません。
そこで今回は、トクだ値1・14がなぜ終了するのか、10月以降はどう変わるのか、そしてこれから新幹線を少しでも安く利用するにはどうすればいいのかまで、まとめて解説します。
トクだ値をよく利用している方は、ぜひ最後までご覧ください。
それでは早速行きましょう。
トクだ値1・14が終了します
じゃあまずは今回の改定で、何が変わるのかを整理していきます。
今回、特に注目されているのが新幹線eチケットのの「トクだ値」です。
JR東日本では、えきねっとで購入できる「新幹線eチケット トクだ値1」と「トクだ値14」があります。
トクだ値1は、乗車日の前日まで。
トクだ値14は、乗車日の14日前までに購入することで、通常よりも安く新幹線に乗れる商品です。
例えば東京から仙台まで「やまびこ」を利用する場合、通常の新幹線eチケットと比べて、トクだ値1なら10%程度、トクだ値14なら30%程度安くなる設定があります。
こうした商品を使ったことがある方も多いと思います。
ところが今回、このトクだ値1とトクだ値14の販売が終了することになりました。
ここで注意してほしいのが、単純に「9月30日で全部終わる」というわけではないことです。
商品によって終了するタイミングが異なります。
新幹線eチケットのトクだ値14は、2026年9月16日発売分まで。トクだ値1は、2026年9月29日発売分までになっています。
つまり、9月30日に乗車する予定があるからといって、9月29日までトクだ値14を購入できる、というわけではありません。
トクだ値14については、9月16日が最後の発売日ということになります。ナレーション入れてる今日日が8月12日なのであと1ヶ月ということです。
このあたりは、今回の変更で特に注意しておきたいポイントです。
そして今回変わるのは、実は新幹線だけではありません。
在来線の特急列車についても、大きな変更があります。まずはえきねっとで購入できる「在来線チケットレス特急券」です。
特急券を紙で受け取ることなく、そのままチケットレスで特急列車に乗れるサービスです。
今回この「在来線チケットレス特急券」についても変更があります。
現在は100円割引になっていますが、この割引も2026年9月30日の購入操作分をもって終了します。
つまり「チケットレスだから100円安い」という現在の仕組みがなくなるわけです。
さらに、在来線の「トクだ値」も変更されます。
例えば「特急トクだ値1」や「特急トクだ値14」といった商品についても、対象列車ごとに販売終了のタイミングが設定されています。
「いなほ」「しらゆき」「きぬがわ」などが対象となる特急トクだ値1は、対象によって9月29日や10月30日など終了日が異なります。
また、「いなほ」を対象とした特急トクだ値14については、10月17日発売分までとなっています。
そして首都圏にお住まいのみなさんはこれが大打撃だと思いますが、「あずさ」や「ひたち」などで設定されている在来線チケットレス特急券の「トク割」
これも9月30日で一部終了します。
このトク割が終わるのは、あずさ、かいじ、ひたち、ときわ、成田エクスプレス、踊り子、草津・四万、鎌倉です。
現在も販売されている、特急つがるや長野〜塩尻を走る特急しなのと信州は販売継続されます。
ここに特急しらゆきと特急いなほが加わって、11月以降はこの列車のみトク割が利用できるということです。※「つがる」「スーパーつがる」については2026年10月1日乗車分から割引率が35%から25%へ変更されます。
このように見ていくと、
えきねっとで販売されている、JR東日本・JR北海道のWEB限定のおトクな商品が、一斉に見直される。
これが今回の変更の大きなポイントです。
一個前の在来線チケットレス特急券の動画を作ってる時にこの発表があったので、めちゃくちゃびっくりしました。
多分今頃JR東日本の窓口には問い合わせが殺到してると思います。
そしてこれが今回、一番注目したいところなんですが新しく「スペシャル28」という商品が登場します。
新幹線では「新幹線eチケット トクだ値スペシャル28」
在来線特急では「在来線チケットレス特急券 トク割スペシャル28」と「特急トクだ値スペシャル28」が設定されます。
これらはなんと、普通車指定席が50%割引になる商品です。
ただし、もちろん条件があります。
その条件が、「28日前までに購入する」というものです。ほぼ1ヶ月前です。
さらに、今回発表されたスペシャル28は期間限定の商品で、2026年10月14日から27日までの平日、そして12月7日から17日までの平日が利用期間となっています。
発売は乗車日の1か月前の午前10時から、28日前の23時50分までです。
おそらく今後も、不定期で販売されると思います。
つまり、これまでの
「前日までならトクだ値1」
「14日前までならトクだ値14」
という仕組みから、
「もっと早く予定を決めた人向けに、大きな割引を用意する」
という方向に変わっていくわけです。
なので今回の改定は、「おトクな商品が全部なくなる」というわけでもありません。
ただ通年で買える早割はなくなるので、そのインパクトはとても大きいと思います。
ここが今回の改定を理解するうえで、かなり重要な点ですね。
なぜ「トクだ値」は大きく変わるのか?
ではここからは、今回の改定について、もう少し踏み込んで見ていきたいと思います。
なんでJR東日本は、これまで多くの人が利用してきた「トクだ値1」や「トクだ値14」を終了して、28日前までの早期予約型の商品に変えていくのでしょうか。
もちろん、JR東日本から「これが理由です」と明確に説明されているわけではありません。
なのでここからはあくまで僕個人の考えになります。
今回の変更を見ていて、僕が一つ大きなポイントだと思ったのが、「JRE POINTをもっと活用してほしいのではないか」ということです。
現在、JR東日本では「JRE POINT特典」という仕組みがあります。
これは貯めたJRE POINTを、新幹線や在来線特急のチケットに交換できるサービスです。
例えば新幹線では、JRE POINTを使って新幹線eチケットに交換することができます。
東京〜仙台なら普通車指定席が9,500ポイント、東京〜新潟なら9,500ポイント、東京〜長野なら7,000ポイントといった設定になっています。
また在来線特急についても、JRE POINTを特急券に交換できる仕組みが用意されています。
さらにJR東日本は、今年の3月にJRE POINT特典の交換ポイント数をリニューアルしました。
あれもなかなか衝撃でしたよね。
そして2026年度には、通常よりも35%少ないポイントで新幹線を利用できる特別レートのキャンペーンを、6月・9月・1月の年3回実施すると発表しています。
ここまでを見ると、「JR東日本はJRE POINTを使った鉄道利用を、かなり強化しているのではないか」と考えることができます。
一方で今回終了するのが「トクだ値1」と「トクだ値14」です。
この2つは、通常のきっぷを購入するより安く新幹線に乗れる商品でした。
特にトクだ値1は、比較的直前まで購入できるというのが大きなメリットでした。
例えば
「来週旅行することになった」
「急に新潟へ行く予定ができた」
こうした場合でも、条件が合えばトクだ値1を狙うことができました。
ところが今回、このような比較的直前の割引商品が終了します。
そして代わりに登場するのが、「トクだ値スペシャル28」です。
名前の通り、基本的には乗車日の28日前までに購入する必要があります。
しかも期間・曜日などの条件がある一方で、対象商品は50%割引という非常に大きな割引になっています。
つまり、JR東日本の割引の方向性が、
「比較的直前でも安く乗れる」という方向から、「旅行の予定を早く決めた人に大きく割り引く」という方向へ変わっているように見えます。
ここは今回の改定を理解するうえで、かなり重要なポイントだと思います。
JR東日本からすると、JRE POINTを貯めるために、ビューカードやJRE POINT加盟店など、JR東日本の経済圏を利用してもらうきっかけにもなります。
そして貯めたポイントを鉄道利用に使えば、またJR東日本のサービスを利用することになります。
つまり、
貯める → 使う → また貯める
という循環を作ることができます。
これは単純に「新幹線を安くする」という割引とは少し違う考え方です。
もちろん、JR東日本が今回のトクだ値終了の理由として「JRE POINTを使わせたいから」と発表しているわけではありません。
なので、これはあくまで僕の考察です。
ただ今回の変更と、JRE POINT特典の強化を合わせて見てみると、
「JR東日本のサービスを継続的に利用してもらうために、JRE POINTをもっと活用してもらいたい」
という方向性は、十分考えられるのではないかと思います。
これまでトクだ値1やトクだ値14を使っていた人からすると、
「安くなる商品がなくなった」
と感じるかもしれません。
しかし、実際にはそうとも言い切れません。
例えば、今回登場するトクだ値スペシャル28は、条件が合えば50%割引です。
これまでのトクだ値1・14よりも、割引率だけを見れば大きくなっています。
一方で、「28日前までに予定を決めなければいけない」という制約があります。
安さを取る代わりに、予定を早く決める必要がある。これが今回の変更の大きな特徴だと思います。
例えば、1か月前から旅行の予定を立てている人であれば、「28日前までに予約して半額」という新しい仕組みは、かなり魅力的です。
逆に「週末に時間ができたから旅行に行こう」というような、直前に旅行を決める人にとっては、これまでより使いづらくなります。
そして、もう一つ忘れてはいけないのが、JRE POINTには「どこかにビューーン!」というサービスもあることです。
JRE POINTを使って、新幹線で東日本のどこかの駅へ旅行できるサービスで、行き先を自分で完全に指定するのではなく、候補の中からランダムに決まるという仕組みです。
つまり単純な「交通費の割引」だけではなく、
JRE POINTを使って旅行そのものを楽しんでもらうという仕組みも作っています。
そう考えると、「新幹線の割引商品をどうするか」
という今回の話は単なるきっぷの値段の変更ではなく、JR東日本のサービスをどう使ってもらうのか
というもっと大きな話なのかもしれません。
もちろん、今回の改定には別の理由も考えられます。
例えば、割引商品の種類が増えすぎて分かりにくくなっていたこと。
あるいは、座席を早くから確保することで、需要を予測しやすくしたいとか、そもそも早割の売り切れが早すぎるから早割自体を無くしちゃおうみたいな理由があるかもしれません。
また、平日の利用を促進したいという狙いも考えられます。
実際、今回設定される「トクだ値スペシャル28」は、平日限定の期間商品として設定されています。
なのでここまで話してきた「JRE POINTを使ってほしいからトクだ値を終了する」と断定することはできません。
ただ、
「直前でも使える割引を減らす」
「早期予約型の割引を用意する」
「JRE POINT特典を整備する」
という動きを見ると、JR東日本の“おトク”の作り方が変わってきているということは言えると思います。
これからは、
「早めに予定を決めて割引を取る」
あるいは、
「JRE POINTを貯めてポイントで乗る」
という2つの方向がより重要になってくるのではないでしょうか。
では実際に10月以降、新幹線を利用する場合はどうすればいいのか。
次はここについてみていきます!
今後はどうする?
ここまで、今回の「トクだ値」の変更について詳しく見てきました。
JR東日本の割引商品は、これまでの「比較的直前でも安く乗れる」という方向から、早めに予約することで大きな割引を受けられる方向へ変わってきています。
じゃあ実際に僕たち利用者は、これからどうやって新幹線を安く利用すればいいのか。
ここからは、今回の変更後に考えられる方法をいくつか紹介していきます。
① 「トクだ値スペシャル28」を狙う
まず一つ目は、今回新しく設定される「トクだ値スペシャル28」です。
これはさっき言ったように乗車日の28日前までに予約することで、大幅な割引を受けられる商品です。
今回発表された期間限定商品では、対象の新幹線について50%割引となります。
例えば、通常1万円かかる区間なら、単純計算で5,000円になるわけです。
これはかなり大きな割引ですよね。
ただし、当然ながら条件があります。
一番大きいのが、28日前までに予約する必要があること。
そして、すべての列車、すべての区間が対象になるわけではありません。
利用できる期間や曜日、列車、区間、発売席数などにも条件があります。
つまり「旅行の日程をかなり早く決められる人」にとっては、これから非常に強力な選択肢になります。
② JRE POINTを使って乗る
そして、二つ目がJRE POINTを使って新幹線に乗る方法です。
これもさっき少し触れましたが、今回の改定を考えるうえで、僕はここがかなり重要だと思っています。
JRE POINTには、新幹線eチケットの「JRE POINT特典」という仕組みがあります。
貯めたJRE POINTを、新幹線の乗車に利用することができます。
例えば、
「普段の買い物やSuicaへのチャージ、ビューカードなどでJRE POINTを貯める」
↓
「貯めたポイントを新幹線の乗車に使う」
という使い方ができます。
もちろん、ポイントを貯めるためには普段からJR東日本のサービスなどを利用する必要があります。
ですが、すでにJRE POINTを貯めている方であれば、現金で新幹線のきっぷを購入する以外の選択肢として覚えておいて損はありません。
またJRE POINTには「どこかにビューーン!」など、ポイントを使って旅行できるサービスもあります。
なので今後JR東日本をよく利用する方は、
「新幹線を安くするために、JRE POINTをどう活用するか」という視点も重要になってくると思います。
③旅行会社や飛行機
そして今回の変更で多くの人は「28日前なんて、そんなに早く予定を決められないよ」と感じたと思います。
これは今回の変更で、かなり大きなポイントだと思います。
これまでのトクだ値1であれば、前日まで購入できる商品でした。
ところが今後の「スペシャル28」は、基本的に28日前までに予約する必要があります。
そのため、直前に旅行を決める人にとっては、今回の変更はかなり使いづらくなる可能性があります。
ではそういう場合はどうするのか。
ここは、無理に一つのサービスにこだわらず、
通常の新幹線eチケット
JRE POINT
旅行商品
各種の割引・キャンペーン
などをその時々で比較することが重要になります。
特に、今回のようにJRの割引制度は今後も変更される可能性があります。
「いつでもトクだ値が一番安い」と決めつけるのではなく、旅行する日、区間、予約するタイミングによって一番安い方法を探すという考え方が、これからはより重要になると思います。
ちなみにビューカードやJREポイントについてはこのチャンネルでかなり取り上げてきたので、ぜひ再生リストから見てみてください。
そして最後に個人的な意見ですが、どうしても「改悪寄りの変更」だと感じています。
理由は、やっぱりトクだ値の存在が大きかったからです。
新幹線を利用する人全員が、1か月前から旅行の予定を決められるわけではありません。
特に会社員の場合、仕事の予定や休みが決まるのが遅く、28日前に旅行の予定を確定させるのが難しいケースもあります。
そういう人にとっては、
「安く乗りたければ28日前までに予約してください」と言われても、なかなか難しいですよね。
一方でこれまでのトクだ値1なら、前日までという比較的使いやすい条件で割引を受けられる可能性がありました。
10%割引でもかなりデカかったです。
その意味では、「気軽に安く新幹線に乗る」という部分は、今回の変更で弱くなったと僕は感じています。
なので今後はいかにJREポイントをうまく使うかを考えておトクに旅行をしたいと思います。
まとめ
今回は、9月で終了する新幹線eチケットや在来線チケットレス特急券の早割についてと、今後の新しい割引について紹介しました。
今までのように直前でも安くできる商品を探すというより、これからは早めに予定を決めて割引を狙うことが重要になりそうです。
そもそも新幹線とホテルの旅行パックを買うべきなのかとか、飛行機の方が安いんじゃないかとか選択肢を複数持っておくといいなと思います。
みなさんは今回の変更についてどう思いましたかね?


