2021年9月15日、JR北海道がビッグニュースを発表しました。
キハ283系が2022年の3月に引退。
キハ283系とは、札幌〜釧路を結ぶ「特急おおぞら」として活躍しているあの青い特急列車のことです。
北海道の旅行で、乗った方もいるんじゃないでしょうか?
今回は、その引退が迫るキハ283系の「特急おおぞら」で釧路から札幌まで乗ってきました!
釧路で出発を待つ「おおぞら6号」
釧路で一泊し、これから特急おおぞらで札幌へ向かいます!
一晩でどかっと雪が積もり、列車は動くのかな…?なんてすこし心配していたのですが、運休なんてものはなさそうでした。
さすが北海道の列車ですね!東京だったら大混乱間違いナシです☆
指定席を取ったんですが、特急おおぞらの指定席はほぼ満席でした。
旅行や出張で利用される人が多いからですかね?
ついに283系とご対面
こちらが今回乗る、特急おおぞら6号です。
一度乗ってみたかった列車で、いなくなる前に乗ることができてよかった…!
あったか車内へGO!
ちなみに車両のサイドについている赤は、釧路の丹頂鶴をイメージしているそうです。
特急おおぞらは、札幌まで4時間以上かけて走る列車です。
ですが車内販売や自販機は一切ないので、食べ物や飲み物は駅のコンビニや売店で買うようにしましょう!
僕は列車に乗る前、釧路駅にあるおにぎり屋さんでお昼を購入しました。
「おにぎり屋 ばんばん」というお店で、ネットでも評価の高いお店なので、乗る前に寄ってみてください!
雪を吹き飛ばしながら帯広へ
さらば釧路
人生初の釧路に別れをつげ、札幌へ向けて出発です!
特急おおぞら6号がこの後とまる駅は、白糠・池田・帯広・新得・トマム・南千歳・新札幌・札幌です。
次の白糠駅までは民家が立ち並ぶエリアですが、そこを過ぎればどんどん自然豊かな風景に変わっていきます。
白糠をでると、池田までは何度か海沿いを走っていきます。
この日は雪ですっきりしない天気でしたが、前日に特急おおぞらで釧路入りした時は、青空が広がっていました。
こんな感じ↓
キレイすぎ…やばない…?
夕方だったので、キレイな夕日も拝むことができました。
晴れの日は必見ですよ!
特急おおぞらは、最高速度110キロで走り雪を吹き飛ばしながら走っていきます!
車内からもわかるくらい迫力がありましたよ!
帯広に到着です!
帯広でも多くお客さんが待っていて、僕が乗っていた1号車は満席になりました。
新得を過ぎれば天然の銀世界
対抗列車が遅れて通過in西帯広
行き違いをする札幌から来た特急列車が遅れていて、特急おおぞらは8分遅れになってしまいました。
まあ、それだけ283系に長く乗っていられると考えれば問題ナシ!(ポジティブ)
ここから、一駅長すぎ区間に入ります
新得から先は少しずつ山に向かっていくため、電波が届きにくくなります。
ただその分、天然の銀世界を楽しむことができますよ!
Twitterで車窓を15秒ほどアップしたので、のぞいてみてください!
新得・トマム周辺はやっぱり銀世界です❄️
— とうげつ@乗り鉄・旅行ブログ (@tougetu_kimama) December 17, 2021
ずっと見ていられます…
外は寒そう… pic.twitter.com/Df05Pe79kt
北海道で一番高い標高537mにある駅
新得とトマムは一駅ですが、列車で22分かかるほど離れています。
めっちゃ遠い…
なんでこうなっているのかというと、新得とトマムの間には峠があるからです。
そこを大きく迂回しないと峠を上り下りできないため、結果的に距離が伸びたそう。
地図を見ればわかりますが、新得とトマムの間は不思議な形でクネクネしてます。
吹雪が吹き荒れる夜の札幌
トマムを出発すると、南千歳まで止まりません。
約1時間ノンストップです。
南千歳あたりでは太陽が顔を出し、札幌方面は晴れているんだなとホッとしたのもつかの間…
めっちゃ吹雪いてますやん
札幌市は吹雪でした。
さっきまで穏やかな晴れ間が広がっていたのに、30分乗ってるだけでこんなに変わるんですね。
おまけに雪の影響で、線路の切り替えポイントが故障し、北海道の各方面の列車が遅延するという…。
僕が乗っているおおぞら6号も、10分ほど遅れて札幌駅に到着しました。
無事に札幌に到着
釧路よりこっちの方が、肌感覚では寒いです。
とはいえ4日も北海道にいるので、少し寒さに慣れてきました。
4時間半お疲れ様でした!
おおぞらはこの後、回送列車として駅を出発して行きました。
あと数ヶ月しかこの列車を見ることができないので、3月までに北海道へ行ってみてください!
時刻は16時。
吹雪いてるし、疲れもあるので予定より早く宿泊先のホテルへ向かいました!
この記事の後は「北海道旅行記」へ続きます!
ぜひこちらもご覧ください。
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