今回はしなの鉄道の観光列車「ろくもん」についてご紹介していきたいと思います。
観光列車ろくもんは、簡単いうと食事をしながら信州の景色を楽しめる列車です。
ろくもんの由来は、今の長野県上田市ゆかりの武将「真田一族」の家紋「六文銭」にあります。
真田と聞いたら、真田幸村を想像する方がほとんどでしょう。
ろくもんのボディが赤いのは、そんな真田幸村が大坂冬の陣などで用いた、甲冑や武器を赤にそろえる「赤備え」をイメージしているからです。
実際に生で見ると、濃い赤がとても映えますよ!
ろくもんの乗車レポートは、別の記事にアップしているのでそちらもぜひご覧ください!
それでは、ろくもんの料金や車内の紹介などをしていきます!
ろくもんの旅行プランは列車ごとに違う
ろくもんには、大きく分けて3つのプランがあります。
「食事付きプラン」「信州ワインプラン」「指定席プラン」です。
「食事付きプラン」と「信州ワインプラン」はその名の通り、ろくもんの車内で沿線の食やお酒を楽しめるプランです。
それだけでなく、軽井沢駅旧駅舎の2階にある「ろくもんラウンジ」を利用することができるのも魅力!
出発前や到着後に行ってみるのもいいですね!
※「信州ワインプラン」は軽井沢→長野のろくもん3号限定のプランです!
一方「指定席プラン」は、食事はつかないけどろくもんに乗ることができるプランです。
食事付きプランは1万円以上しますが指定席プランは3000円ほどで乗れるので、リーズナブルにろくもんに乗りたい方にオススメ!
ろくもんで提供される食事にはどんなものがあるのか?
気になる方は、しなの鉄道のホームページをのぞいてみてください↓
指定席プランではお食事は出ませんが、代わりに焼肉弁当を予約することができます。
焼肉弁当
指定席プランの乗車3日前までに、ろくもんの予約センターに電話すると予約できますよ!
このお弁当めちゃくちゃうまいので、買った方がいいです。ホントに。
ろくもんの時刻表と予約方法
2021年11月現在
ろくもんの時刻表はこんな感じです。
毎日運転しているわけではないので、運転日の確認をしておきましょう。
予約は「しなの鉄道の主要な駅でする方法」と「ネット予約」の2パターンありますが、ネット予約が簡単で便利です。
ろくもんは人気なので、ネットからささっと予約しましょう!
予約と運転日の確認は、以下のリンクからできます!
夜限定の姨捨ナイトクルーズに乗ろう
ろくもんは1〜4号まであるのですが、これらは昼〜夕方の明るい時間帯を走っています。
しかしろくもんには、夜に走る「姨捨ナイトクルーズ」というものがあるんです…!
日本三大車窓とも言われているJR姨捨駅へ乗り入れ、夜景を楽しむというプランです。
こちらも「食事付きプラン」と「乗車プラン」があり、乗車プランにはワンドリンクのサービスがあります!
17時8分に始発の上田を出発し、JRの姨捨駅へ。
そこで食事や夜景を楽しんで20時15分に長野駅へ到着するという流れです。(2021年11月現在)
ろくもんの料金
ろくもんの料金はプランによって変わるので、ここでサクッとまとめておきます。
指定席プラン 1020円+乗車券代
※指定席プランだけは、途中の駅で乗り降りができます
例えば長野〜軽井沢は乗車券1670円で、ここに指定席プランの1020円を足した2690円が料金になります!
姨捨ナイトクルーズの料金はこちら。
乗車プラン 6100円
食事付きのプランはお高めです。
ただ、めったにできない経験ができると考えれば良い買い物だと思いますよ!
気になる予約期限ですが「食事付きプラン」「信州ワインプラン」「姨捨ナイトクルーズ」の予約は、旅行する月の2か月前の1日から7日前まで。
指定席プランの予約は、出発日の1か月前の10時から前日までです。
ろくもんは車両ごとに雰囲気が変わる
ろくもんは3両編成の電車です。
1号車が指定席プラン専用、2号車3号車が食事つきプラン専用になります。
1号車
1号車は2名席と4名席があります。
2名席は1人で理由することできるそう。
少し前までは相席になることもあったそうですが、コロナの影響で現在は相席になることはありません。
しなの鉄道に聞いたので、確かな情報です…!
遊び場
1号車はファミリー向けの車両にもなっていて、子ども用の遊び場もあります。
ただ、今はコロナの影響でこの遊び場は利用できなくなっています…
カウンター
グッズやコーヒーにお菓子などが買えるカウンターもあるので、ここで買い物をするのもいいでしょう。
2号車3号車の方も利用できますよ!
コーヒー
ろくもんオリジナルのコーヒーは、ちょっとさっぱり目のコーヒーでした。
少しだけお砂糖を入れて飲むといいかも。
2号車はカウンターがメインの車両で、シート自体が窓側に向いています。
この後にアップしていますが、車窓からの景色も見やすいでしょう。
3号車は全室個室になっています。
プライベートな空間が約束されているので、人気の車両です。
車窓からの景色
千曲川
ろくもんからは、色んな景色が眺められます。
千曲川や犀川といった川を渡り、しなの鉄道の本社や上田城跡、浅間山などが楽しめますよ!
4人席からの車窓
信州の山々をバックに田園風景がとてもきれいで、都会の喧騒を忘れさせてくれます。
1人ももちろんいいですが、友人たちとろくもんに乗るのも絶対楽しいでしょう。
浅間山
しなの鉄道には浅間山がよく見えるビュースポットがあり、通過する時はゆっくりと走ってくれます。
アナウンスもしてくださるので、見逃すことはないはず。
スマホのカメラは起動させておきましょう!
ろくもんは乗りに行きやすくてオススメ
真田一族ゆかりの地を走る「ろくもん」
東京や名古屋からもアクセスしやすいので、乗りに行ってみてはいかがでしょうか?
しかも指定席プランであれはリーズナブルに乗れますし、日帰りで行くことも十分できます。
ぜひろくもんに乗って、優雅な列車の旅を楽しんでください!
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