山口県下関市にある福徳稲荷神社
実はこの神社は境内から海が一望できる「海の見える神社」なんです
今回はこちらの福徳稲荷神社の境内や御朱印・アクセス方法についてご紹介します!
福徳稲荷神社とは
山口県下関市にある神社です。開運、商売繁盛、航海安全などのご利益があり、豊漁のお稲荷様ということで昔から信仰されています
境内の千本鳥居では倉稻魂大神(うかのみたまのおおかみ)、大宮能賣大神(おおみやのめのおおかみ)、大市比賣大神(おおいちひめのおおかみ)の3柱の御祭神が祀られており、毎年11月の稲穂祭では、白狐伝説で有名なきつねの嫁入りの行列が催されます。
社殿のある高台は稲城山もしくは犬鳴山とも呼ばれていて、「犬鳴のお稲荷さん」とも言うそうです
初詣や旧暦5月23日の二十三夜祭は特に参拝者が多いんです
神社の境内を散策
福徳稲荷神社は急勾配な坂の上にあります。なので、境内からは日本海を一望することができます
お稲荷さんなので、キツネの像がお出迎え
神社の周囲には何もなく、海と山が見えるだけです。まずは社殿に向かってお参り
僕はこのブログがめちゃくちゃ読まれますようにという、欲望まみれのお願いをしました。
参拝を終えて振り返ると、鳥居をバックに青い海が広がっています
参拝をする際に一つ注意することがあります。境内の看板にも書いてあるのですが、神社の真ん中の通路は神様の通り道ということで、人間は基本通ってはいけないそう。
通るなら頭を少し下げながら通るのが正解らしいです
参道の真ん中に立って、鳥居と海を撮影するっていうのはダメなので、ちょっと横にずれて撮影しましょう
真正面から撮影した写真がないのもこのためなんです
千本鳥居
千本鳥居といえば京都伏見稲荷大社が有名ですが、福徳稲荷神社にも千本鳥居があります
往復すれば願いが叶うというご利益があるそうなので、願いを叶えたい方は潜って行ってみては!?
千本鳥居の途中には「谷獄稲荷」と「谷森稲荷」の二つのお稲荷様があります。このお稲荷様は漁に出たきり帰らぬ父を待ち続けた姉弟の霊が祀られているそうです
夏はマムシが出ることもあるそうなので、足元には十分注意してくださいませ
全ての鳥居を抜けていくと小さな社がある岬に出て、振り返れば目の前には響灘を見下ろす大パノラマが広がっています!
眼下には国道191号(西長戸ブルーライン)と山陰本線の線路があり、下関まで続いています。時期によっては、寝台特急「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」も走っていきますよ!
福徳稲荷神社の御朱印
福徳稲荷神社でも御朱印はいただくことができます
福徳稲荷神社の社務所は8時から~17時までの営業で、御朱印は9時半〜16時の間でもらうことができます。しかし、福徳稲荷神社には御朱印帳の販売はされておらず、御朱印を描いてくれる用紙もありません
なので、御朱印が欲しい場合は御朱印帳をお忘れなく!
福徳稲荷神社へのアクセス
福徳稲荷神社は、国道191号沿いに境内への入口があるので、車だとかなり行きやすいです。下関の中心部からだとおよそ45分ほどで行くことができます
ただ、車の免許がない、電車で行ってみたいという方の場合は行くのが大変です
下関駅から行く場合、まずは山陰本線に乗って福徳稲荷神社最寄りの湯玉駅まで行きます。
下関駅から大体1時間弱です
さらにそこから歩道のない国道沿いを20~30分歩くとたどり着きます
神社に着いてもまだ終わりではありません。激坂を徒歩で登っていかないといけないんです
こんな所で「全力坂」をやろうものなら筋肉痛どころの話ではなくなります
その坂を登ってようやく神社の境内入口に辿り着きます!こんなにハードだと思わなかったので、行きたい方は車で行くことを強く勧めます!
ちなみに湯玉駅前にはファミマがあるので飲み物やおにぎりはここで調達しましょう
帰りの電車の時刻もお忘れなく!1時間に1本しか来ないので、時刻表はちゃんと確認してくださいませ
福徳稲荷に行くために抑えておくことまとめ
福徳稲荷神社は、行く前に抑えておくべきことがいくつかありました!
①参道の真ん中に立って本殿や鳥居を撮影してはいけない
②電車で行く場合はかなり大変だということ(車だと比較的楽にいける)
③御朱印は御朱印帳を持っていかないと手に入らない
④同じ下関市でも、下関の中心部からはかなり離れている
これから行ってみようかなって人はぜひ覚えておいてください!
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