どうも、とうげつです!
今回は新潟と佐渡島を結ぶ、佐渡汽船フェリーのご紹介をしたいと思います!
久々に船をテーマにお届けします!
以前茨城と北海道を結ぶ長距離フェリーさんふらわあのレポートをお届けしましたが、ブログやYouTubeでも結構アクセスがあるコンテンツになり、船旅が気になる人は結構いるそうです。
そして今回は佐渡島へ向かうにあたり、新潟と佐渡島を結ぶ佐渡汽船のフェリーに乗る機会があったので、動画にして皆さんにご紹介することにしました!
新幹線で新潟駅へ行って、港まで移動。
そこから佐渡汽船のフェリーに乗って佐渡島へ向かうのが王道のルートです。
今回はそんな佐渡島フェリーのその乗り方・料金・船内の様子まで、まるっとレポートしていきますので、「佐渡島へ旅したい」って方は、特に参考になると思います。
それでは行ってみましょう!
新潟駅までのアクセス
新潟駅にやってきました。
東京からは上越新幹線、大阪方面からは飛行機や特急列車と北陸新幹線の乗り継ぎで来ることができます。
新潟って結構便利な街なんですよね!
佐渡島へ向かうには、まず新潟駅からバスに乗り佐渡汽船のフェリーターミナルへ向かいます。
佐渡汽船行きのバスは、新潟駅17番乗り場です。
午前中は朱鷺メッセに通勤する人や船に乗る人でめちゃくちゃ混んでるので気をつけてください。
同じ行き先のバスが連続で来てたので、なんとかすぐ後ろの空いてるバスに乗れました。一本前は積み残しが出るくらい混んでましたね。
新潟駅から佐渡汽船のバス停までは約20分です。
道路の混雑もあるので、時間に余裕を持っていくといいですよ。
佐渡汽船のフェリーターミナルに到着しました!
佐渡汽船には、高速船のジェットフォイルとゆっくり船旅が楽しめるカーフェリーの2種類があります。
ジェットフォイルとカーフェリーで改札が分かれているので、間違えることはほとんどないと思います。
佐渡汽船のフェリーの種類と料金
ここで簡単に佐渡汽船の船の紹介をご紹介したいと思います。
佐渡汽船にはカーフェリーとジョットフォイルという2種類の船がありまして、今回乗るのはカーフェリーの方です。
ジェットフォイルは新潟港と佐渡島の両津港を約1時間で結んでいて、定員は約250名、最高速度約83km/hの高速船です!
船酔いしにくくスピーディで、カーフェリーの半分以下のスピードで移動できます。
ただ全席椅子・シートベルト着用必須で、船旅の醍醐味であるデッキに出て海風を浴びるとか、船内で食事ができないのは欠点ですね。
ちなみに欠航率はやや高く、波が3メートル以上で運休になる可能性があるそうです。
一方のカーフェリーは約2時間30分で結んでいて、
定員1,500〜1,700人と大型で、大体時速は40キロほどで新潟と佐渡島を結んでいます。
名前の通り車を乗せて佐渡島へ行くことができます。レンタカーで佐渡島ドライブするなんてのもいいですね。
座席タイプが豊富で、2等と1等のジュウタン・椅子席、特等・スイートといったたくさんの席が用意されています。
もちろん船内には売店や展望デッキなどの設備も充実しています。船旅といったらこっちですね。
料金はジェットフォイルの方がかなり高く片道7,060 円~、カーフェリーは片道2,500円〜乗れるのでかなりリーズナブルです。
カーフェリー
2等 大人2,970円 小児1,490円
1等 大人5,030円 小児2,520円
特等 大人7,310円 小児3,660円
スイートルーム 大人16,520円 小児8,270円
ジェットフォイル
大人片道 7,060円 往復 13,510円
小児片道 3,540円 往復 6,780円
今回は新潟港と佐渡島の東側にある両津港を結ぶ船に乗りますが、佐渡汽船には、島の西側にある小木港と直江津港を結ぶフェリーもあるんです。
フェリー乗船レポート
2等 イス席
カーフェリーには、ときわ丸とおけさ丸の2種類がありますが、今回ときわ丸に乗っていきます。
乗ってすぐのエントランスがこんな感じです。
船って感じがしないですよね。まるでホテルのフロントみたいです。
乗船口が3階部分にあり、乗客が過ごせるのは3〜5階の3フロアです。ちなみにこの下には自動車が乗る甲板になっています。
今回乗船したのは、一番料金が安い2等席です!
さっきも少し触れましたが、カーフェリーには2等、1等、特等、スイートルームと席が豊富に揃っています。しかもイス席やじゅうたん席という座席タイプもあります。
1等以上は指定席ですが、2等は空いてるところならどこでも使っていい自由席スタイルです。
2等は大広間があり、そこで雑魚寝みたいな感じです。
ちなみにイス席もいわゆる普通のイスですが、2時間半の乗船なら2等の椅子席で十分だと思います。
3階〜5階までの各フロアにはデッキがあり、船が動いている間も自由に出入りができます。
カーフェリーの船内
時刻通り新潟港を出航しました。
カーフェリーは1日5往復、ジェットフォイルは1日7往復就航しています。
今回乗ったのは9:25発の便で、佐渡島の両津港につくのは11:55です。
この一本前には6時発の船があります。早朝に佐渡島行きたい人はこっちを利用するみたいですね。
新潟って高層ビルがほとんどないので、港近くの万代島ビルがすごく目立ちます。
ちなみにあの中に日航ホテルやばかうけ展望室が入っています。
出航したので、早速船内を見ていきましょう。
3階がメインフロアになっていて、ここに売店や3〜4階が吹き抜けになってるイベントスペース、船員さんが常駐するフロントがあります。
イベントスペース横には湯沸かしポットがあるのでカップ麺をここで食べることもできます。
売店はこんな感じで、船にしてはかなり豪勢な造りになっています。かもめにあげるかっぱえびせんも販売されていますね。
そして気になるのはお値段。
さすが船の中というだけあって、ラーメンはほとんど1杯1,000円越えです。ちょっと買うのは抵抗しちゃいますね。
売店横には自販機もあり、ここでアイスやお弁当を購入することもできます。
佐渡牛乳は売り切れるのが早いので、早めに購入するのをオススメします。
こちらが5階のデッキです。
こんな景色を見ていると、抱えている悩みとかが吹っ飛んでしまいそうですよね。
そういえば佐渡汽船が通っているこの航路なんですが、実は国道扱いになっています。
国道ってアスファルトの道路のイメージが強いですが、ちゃんと交通手段が通っていることが認められれば国道として指定できるんだそうです。
ここは国道350号といういわゆる海上国道です。
新潟港から両津港、小木港を通って直江津港までを結び、半分以上が海の上という面白い国道なんです。
他にも大分県の佐賀関と愛媛県の三崎を国道197号、鹿児島県の鹿児島市から沖縄県の那覇市までを結ぶ国道58号などがあります。
国道=道路のイメージが強いので、これが国道と言われてもなんかピンときませんよね。
出航してから1時間くらいは、たくさんの人がデッキに出てカモメと戯れたり景色を楽しんでいましたが、その後は自分の席に戻りゆっくり昼寝をしている人が大多数でした。
ゆっくりと進む船に乗っていると、やっぱり眠くなりますよね。僕も少し昼寝してしまいました。
佐渡島に到着!
出航から約2時間半佐渡島の両津港に到着しました。
佐渡島って離島なのに吉野家やローソン、ミスド、ケーズデンキなどのチェーン店がたくさん進出しているかなり栄えた島なんです。
ただ両津港周辺はのどかな場所で、吉野家とかいくなら島内の中心部まで行かないといけません。
今回は船に乗ることが目的なので、佐渡島の滞在時間は40分ほどでした。今度はしっかり佐渡島観光したいですね。
道の駅とスーパーに行っただけで、佐渡島滞在は終了してしまいました。
まとめ
ということで今回は、新潟と佐渡島を結ぶ佐渡汽船のカーフェリーをご紹介してきました。
特に夏は日差しが強いので、日焼け止めや水分は忘れずに持って行ってください!
佐渡島は東京23区より広いです。
日帰りでいこうというのはかなり厳しいので、最低でも1泊2日で行くようにしてください。
別記事では新潟関連の記事をアップしているので、興味があればぜひそちらもご覧ください。