えきねっとQチケが首都圏で使える!スマホだけで新幹線&在来線に乗れる時代

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鉄道のおトク情報
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今回はえきねっとQチケが首都圏でも使えるようになるというテーマでやっていきたいと思います。

突然ですが、みなさんが最後に紙のきっぷを使ったのっていつか覚えていますか?

最近はICカードやモバイルSuicaが主流になって、駅の窓口で切符を買う機会ってだいぶ減ってきましたよね。

そんな中JR東日本が進めている“スマホで乗れる新しい切符”、「えきねっとQチケ」というサービスが、このたび首都圏の在来線や東京までの新幹線にも対応することが発表されました!

これ、かなり大きなニュースです。

スマホのQRコードをピッとかざすだけで、
新幹線にも在来線特急にも、紙のきっぷなしで乗れる時代が来るんです。

この記事では「えきねっとQチケってどんなサービスなのか」、「どこまで使えるの?どうやって使うの?」という点を、わかりやすく解説していきます!

気になる方は、ぜひ最後までご覧ください!

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えきねっとQチケとは

「えきねっとQチケ」とは、JR東日本が提供しているスマホ完結型の乗車サービスです。

えきねっとという予約サイトで、乗車券と特急券を一緒に買うと、スマートフォンにQRコードが表示されるんですね。

それを駅の自動改札機にピッとかざすだけで、乗車できてしまうという仕組みです。

2025年7月現在は東北エリアでしか普及していないので、首都圏にお住まいの方はそもそも知らないという方も多いと思います。

えきねっとQチケはここがポイントです。

①紙のきっぷは一切必要なし
②窓口や券売機での受け取りも不要
③スマホ1つで、乗車から降車まで完結します

今までは、新幹線eチケットっていうのがありましたが、あれはモバイルSuicaに登録する必要があります。

でもQチケはSuicaいらずで使えるので、「ICカードを持ってない」という人にもハードルが低い。

しかも、新幹線だけじゃなくて、在来線にも対応しているのが強みなんです。
東北エリアであれば、Suicaが使えない無人駅でも対応しているのでめちゃくちゃ便利です。

例えばスマホに表示されたQRをかざす、もしくは無人駅でのチェックイン操作でスムーズに移動できてしまいます。

これ、めちゃくちゃ便利ですよね!

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えきねっとQチケの対応エリア

 

今回の大きなトピックである「えきねっとQチケの対応エリア拡大」について、もう少し詳しく話していきます!

まず、いつから使えるようになるのか?

→ 正式な開始日は、2025年10月1日(水)の乗車分からです。

そして今回、どこまで拡大されるのかというと…

・東北新幹線の「郡山〜東京」までの区間
・東京都区内のすべての在来線の駅

これまでは、仙台や郡山といった東北エリアの駅が中心でしたが、いよいよ東京や上野、大宮、品川といった首都圏主要駅にも対応するんです!

つまりどういうことかというと…

例えば、仙台から新宿へ移動する場合こうなります。

・新幹線は「えきねっとQチケ」で予約
・郡山、宇都宮、大宮、上野と通過して
・東京駅でそのまま在来線に乗り換え

この一連の移動が、スマホのQRコードだけで完結するようになるんです。

首都圏のように駅が多くて乗り換えも複雑なエリアで、QRコード1枚で移動できるのは本当に便利ですよね。

ちなみに東京の駅では、自動改札機にQR読み取り機能がすでに設置済みの場所も増えてきていて、準備は着々と進んでいます。

では次に、実際にどうやってQチケを使うのか、そして注意点についても見ていきましょう!

Qチケの使い方

ステップ①えきねっとで切符を予約

まずは、JR東日本の「えきねっとアプリ」から乗車券+特急券を予約します。

購入時に「Qチケで利用する」という選択をすれば、自動的にスマホにQRコードが発行されます。

支払い方法はクレジットカードのみで、現金払いやコンビニ払いはできません。

ステップ②:乗車当日、スマホに表示されたQRコードを使う

改札を通る時は、スマホに表示されたQRコードを自動改札の専用リーダーにかざすだけです。

一部の駅では改札にQRリーダーがない場合がありますが、そういう場合は「セルフチェックイン」の手順がアプリ内で表示されるので、その案内に従えばOKです。

ただこのセルフチェックインをする時はスマホの位置情報をオンにしないと行けない点にも注意です。

ステップ③:列車にそのまま乗車

あとは、そのまま新幹線や在来線に乗るだけです。

在来線から新幹線に乗り換える場合は、自動改札機で都度QRコードををかざせばOKです。

駅によっては、駅員さんの端末にかざすとか、そもそもQRコードの端末がないから自分でチェックイン処理するとか、例外パターンもあるので、概要欄のえきねっとQチケで確認してみてください。

という感じでささっとご紹介してきましたが、バージョンアップする今回のえきねっとQチケ、重要な注意点があります。

それは首都圏の在来線は東京都区内(23区内の駅)しか使えないということ。
都区内の外から利用の場合は、途中下車をする必要があります。

例えば仙台から横浜へ行く場合、仙台から東京まではQチケ、東京から横浜はSuicaという感じで使い分けしないといけません。

しかも東京駅で一度改札を出るという回りくどいことが必須です。都区内なので、蒲田駅まではQチケが対応しますが結局蒲田で一度降りないと行けません。

なので都区内の駅を利用する人以外は、新幹線eチケットを使ってSuicaでスムーズに利用した方が便利です。

あとはシンプルにスマホの電池切れに注意ですね。
QRコードが表示できないと改札も通れないので、モバイルバッテリーを持ち歩くのが安心です。

JREポイントはどれくらい貯まる?

さて、ここまでで「えきねっとQチケの使い方」や「注意点」はわかってきたと思います。

このえきねっとQチケも、JRE POINTが自動で貯まるんです!
気になるのはどれくらい貯まるのか?ですよね。

還元率はこんな感じです。

・新幹線の特急料金→2%還元
・在来線の特急料金→5%還元

例えば、東京〜仙台の新幹線に乗って、特急料金が5,240円だった場合、104ポイントが貯まる計算です。在来線特急なら、もう少し効率よくポイントがたまります。ちなみに乗車券分はポイント付与の対象外です。

ビューカードを使えばもっとポイントが貯まるので、JR東日本ユーザーの方はカードを作るか検討してみてください。

「JRE POINTって、貯めても使い道がないでしょ?」と思われがちですが、実は使い方もめちゃくちゃ広いんです。

例えば…
• えきねっとでポイントを使って「きっぷの割引(在来線チケットレス特急券など)」や「無料交換(どこかにビューーン!など)」ができる
• JRE MALLで食材や日用品などのお取り寄せ
• モバイルSuicaにチャージしてコンビニや改札でも利用可能

つまり、通勤や旅行でQチケを使うだけで、自然とポイントが貯まり、それをまたJR東日本のサービスでおトクに使えるというループができあがるわけですね!

今後の拡大予定

ここまでで、えきねっとQチケの便利さやおトクなポイント還元についてお伝えしてきましたが…

実はこれ、まだ“途中段階”なんです。JR東日本は、えきねっとQチケの対応エリアを段階的にさらに広げていく計画を発表しています。

具体的には…

2026年10月以降、上信越エリアや上越・北陸新幹線(大宮〜新潟・上越妙高)でもQチケが利用可能になります。

そして最終的には…2026年度末までに、JR東日本エリア全域でQチケが利用可能になる予定です。

つまり、青森・秋田・山形・新潟・長野・千葉・神奈川といったJR東日本のすべての駅で、紙のきっぷ不要で乗車できるようになります。

これはもう、切符のあり方が根本から変わるような大きな変化ですよね。

今まで当たり前だった「紙の切符を買って、改札を通る」という行為が、スマホ1つで置き換えられる。
調べていて、モバイルファーストが加速しているなと感じました。

おわりに

ということで今回は、「えきねっとQチケ」が首都圏にも拡大されるというニュースを詳しくお届けしてきました。

確かに便利なサービスではありますが、一部はスムーズに自動改札が通れなかったり、自分でチェックインをするという手間があるためしばらくはモバイルSuicaで新幹線eチケット買う方が圧倒的で便利かなと思います。

今後もこうした最新の鉄道サービスを、分かりやすくお届けしていきます!

それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました!

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