九州を5日間かけて走る「36ぷらす3」についてご紹介します。
「36ぷらす3」という不思議な名前、どんな意味が込められていると思いますか?
ひとことで言うと「感謝」です!
世界で36番目に大きな島「九州」に3をプラスすることで「39(サンキュー)」という感謝の言葉になります。
そして5つの運行ルートに35のエピソードがギュッとつめ込まれ、“36番目のエピソードは利用したあなたに語っていただきたい”という想いからこの名がつけられたそうです。
そんな「36ぷらす3」に乗ってきたので、今回は列車の魅力や料金などをまとめてご紹介させていただきます!
36ぷらす3は曜日ごとに運行ルートが違う
36ぷらす3は、週5日毎日違うルートを走ります。
料金は日によってバラバラなので、後ほどまとめてご紹介しますね。
初日の木曜日に、博多から熊本・鹿児島中央へ向かいます。
その後鹿児島中央から、宮崎や大分を経由して博多へ。月曜日には博多と長崎の佐世保を1往復して、九州を一周するようなルートになっているんです!
各曜日の運行ルートと時刻表はこちらからチェックしてみてください!
全日程を予約して、5日かけて九州一周するのもアリですし、1日だけ予約して残りは自由な九州旅行をするというのもアリですね!
鹿児島では「指宿のたまて箱」というこれまたオシャレな特急列車も走っているので、乗ってみてはいかがでしょう?
36ぷらす3では2つの旅行プランが予約できる
木曜日ルート グリーン席のランチ
36ぷらす3の旅行プランは、九州の食材を使った食事が楽しめる「ランチプラン」「ディナープラン」と、座席の予約のみできる「グリーン席プラン」の2種類があります。
プランの料金は「運行ルート」と「グリーン個室かグリーン席の利用か」で変わってきます。
家族や友人・カップルで乗るなら、やっぱ個室がいいですよね!
2号車 6名個室
36ぷらす3の1号車〜3号車はグリーン個室になっていて、予約できる人数が個室ごとに違うんです。
予約できる人数は以下の通り。
2号車6名個室 4〜6人
3号車2名個室 2人
ランチやディナーではどんな料理がでるのか?
気になる方は、JR九州のサイトをご覧ください!
36ぷらす3には、食事ナシでも乗ることができる「グリーン席プラン」があります。
このグリーン席プランは、「運賃+特急料金+36ぷらす3グリーン料金※」を合わせた金額になります。
※36ぷらす3に設けられた特別料金です!
プランは乗る日の1か月前、午前10時から予約することができます。
食事は残念ながら出ませんが、3号車にあるビュッフェでカレーやドリンクなどを購入できますし、駅でお弁当を買って持ち込むこともできますよ!
畳の香りがいい 6号車グリーン席
「グリーン席プラン」は名前の通り、4〜6号車にあるグリーン席のみの予約です。
先ほどのグリーン個室は「ランチプラン」「ディナープラン」でしか予約ができないので、覚えておいてください!
「ランチプラン・ディナープラン」「グリーン席プラン」の予約は以下のリンクへどうぞ!
36ぷらす3は気品のある黒い電車
36ぷらす3で使用されているのは787系という電車です。
1992年にデビューした古い車両ですが、36ぷらす3をきっかけにリニューアルされました!
見た目からもわかるように、電車は黒に塗られています。
黒といっても宝石のようなツヤがある漆黒で、エレガントさが感じられます!
車両編成はこんな感じ↓
2号車 グリーン個室(定員6人)3部屋・車いす対応席(2席)
3号車 グリーン個室(定員2人)6部屋・ビュッフェ
4号車 マルチカー
5号車 グリーン席(30席)
6号車 グリーン席(27席)
3号車 ビュッフェ
36ぷらす3は6両編成の電車で、3号車にはビュッフェがあります。
電車でのご飯は旅の醍醐味のひとつですよね!
ビュッフェでは36ぷらす3オリジナルのグッズやコーヒー、九州の地酒、カレーやおつまみなどが販売されているので、行くしかないですね!
4号車 マルチカー
4号車にはマルチカーがあり、ここで自由にくつろぐことができます。
窓の障子をあけて、ながれる景色を楽しむのもいいですね!
ビュッフェで買ったお酒やご飯をここで食べることもできます。
36ぷらす3に実際に乗ってきた
36ぷらす3について料金や魅力・予約方法をまとめてきましたが、実際に乗らないと分からないことってあるじゃないですか?
ということで、36ぷらす3の最長ルートである「木曜日ルート 赤の路」に乗ってきました。
・赤の路ってどんなルートなのか
・36ぷらす3ではどんな体験ができるのか
・全旅程が気になる
こんな疑問をお持ちの方は、ぜひのぞいてみてください!
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