今回はSL大樹の乗車レポートを書いていきたいと思います!
東武鉄道で走っている蒸気機関車「SL大樹」は、特定の日に走っている臨時の観光列車です。
下今市〜鬼怒川温泉を往復していて、日光・鬼怒川へ旅行に行く際はぜひ乗ってみてください!
SL大樹の料金については以下の記事でまとめましたので、こちらをご覧ください。
下今市でカニ目を見る
浅草からリバティに乗って下今市駅にやってきました。
SL大樹は下今市駅を始発駅として走っています。
奥に小さくSL大樹がちょっと見えますね!
写真左側の線路からバックであの場所まで行き、2番線に入っていきます。
駅員さんの「SL大樹の始発駅、下今市へようこそ!」で始まる到着のアナウンスの後、SL大樹がゆっくりと駅に入ってきました。
高速で駅に入り、あっという間に発車していく都心の通勤電車とはえらい違いでした。
こちらがSL大樹として活躍するC11-207という蒸気機関車です。
ライトが二個ついているのが特徴で、カニの目のような見た目から「カニ目」と呼ばれています。
発車までの間、お客さんはSLの写真を撮りまくっていました。
無論、とうげつも撮りまくりました笑
SL大樹の客車はレトロな雰囲気がありますね
この日は平日だったので空席が目立ちましたが、休日になればほぼ満席になるそうです。
鬼怒川温泉へ向けて出発
安全確認があったようで、3分遅れで下今市駅を出発しました。
SLの後ろにはDL(ディーゼルカー)というものがついていて、SLの後ろから押す形で走っています。
この辺りは坂が多いので、SLだけだと登れないのだそう。
この線路の先は日光です
下今市駅から先は東武日光方面と鬼怒川方面で線路が分かれます。
なのでSL大樹は日光方面の線路を渡って鬼怒川方面へと進んでいきます。
駅を出てすぐに大谷川を渡るんですが、写真を撮るのには絶好のスポットです。
スマホの写真アプリを起動させておくのをオススメします!
本来であれば下今市から鬼怒川温泉までは20分ほどで行けるのですが、SL大樹は50分ほどかけて結んでいます。
対向列車との行き違いで止まったり、シンプルに速度が遅いからです。
クリスマスシーズンだったこともあり、途中の大桑駅ではサンタさんがお出迎えしてくれました。
おそらく東武鉄道所属のサンタさんがいました
大桑駅ではスペーシアとの行き違いを行いまして、スペーシアに乗っているお客さんも車掌さんもみんな大樹に向かって手を振っていました。
うまく表現できないのですが、強いて言うならエモいですね…
大桑駅をでて、次の東武ワールドスクウェアに向けて走っていきます。
車両からも煙がはっきり見えます
車内にも煙のススの香りが広がっていて、こんな体験ができるのはSLならでは。
車内アナウンスでは、アテンダントさんが沿線のガイドをしたりクイズを出したりして、お客さんを楽しませる取り組みがたくさんされていました。
鬼怒川を渡り、ここから川に沿って走っていきます
こちらはフォトスポットの鬼怒川橋梁です。
川を渡った先にはカメラを構えたおそらく撮り鉄(?)がいましたが、その方達もSLに手を振っていました。
乗っているにつれて、この列車って本当に愛されてるなっていうことがどんどんわかってきました。
鬼怒川温泉の転車台
鬼怒川温泉に到着です。
ここでも写真を撮る人たちで賑わっていました。
運良く、SL大樹が間近で走り出すところを見ることができました!
迫力があるのでこれを今回のサムネイルに採用。
SL大樹を降りましたが、これだけでは終わりません。
この後下今市方面へ折り返すため、転車台に入ってぐるっと180度方向転換するところが見られるんです!
こちらが鬼怒川温泉駅前にある転車台です。
大樹が転車台に来るまで15分ほどあったので、ちょっとおやつを食べてきました。
鬼怒川温泉駅から2分もかからないところにある、「おみやげ一楽」で温泉まんじゅうをいただきました。
店先の蒸し器で蒸されたホカホカのまんじゅうをたった80円で食べられるのでぜひ行ってみてください。
SL大樹が入ってくる時間が近づくにつれて、お客さんが続々と集まってきました。
先ほど乗っていたSL大樹が、単体でゆっくりと転車台に入ってきました。
SL大樹が見えましたら手を振ってくださいというアナウンスがあったので、僕含め多くの方が手を振っていました。
大・迫・力
さあ、ここからSLが回転するぞ!というところで電車に乗る時間が来てしまいました…
次の目的であるJR日光線の「いろは」の時間の関係上、どうしても次の電車まで待てなかったんです。
鬼怒川温泉は20分足らずの滞在でした。
SL大樹の回転は、ぜひご自分で見に行ってみてください!
日光・鬼怒川で使えるフリーパス
SL大樹は、乗車券のほかに座席指定券760円払えば乗ることができます。
つまり鬼怒川や日光で使えるフリーパスと併用ができるということ。
東武では日光・鬼怒川で使えるフリーパスがたくさん用意されていますので、ぜひフリーパスを買って旅を楽しんできてください!
コメント