東武線と東京メトロ日比谷線を結ぶ「THライナー」について今回はご紹介します!
東武線(TOBU)の「T」と日比谷線(HIBIYA)の「H」をあわせてTHライナーという名称になったそうです。
いったいどんな電車なの?と疑問を持っている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、THライナーの料金や停車駅、座席指定券の買い方まで解説していきます!
この記事を読めば、THライナーってどんな電車なのかわかるようになりますよ!
THライナーの停車駅
最初に、THライナーの停車駅について解説していきます!
THライナーは、東武線の久喜と東京メトロ日比谷線の恵比寿・霞が関を結んでいる列車です。
停車駅はこちら↓
朝の上りのTHライナーは久喜から恵比寿まで走っていて、夕方下りのTHライナーは霞が関から久喜まで走っています。
駅によっては乗車専用、降車専用と決められています!
朝と夕方以降に運行されており、平日と土休日で時刻表は変わります。
時刻表については東武鉄道のホームページをご覧ください!
そんなTHライナーですが、正直言うとあまり速くありません。
例えば「霞が関~春日部」を走る直通の急行だと63分ですが、THライナーも所要時間はほぼ同じです。
なので速さというより、確実に座って帰りたいという人に合っていると言えます!
THライナーの料金
THライナーは座席指定制の列車なので、乗車券のほかに座席指定券が必要になります。
座席指定券の料金はこちら↓
久喜・東武動物公園・春日部⇄日比谷線の各駅
大人680円 子供350円
せんげん台・新越谷⇄日比谷線の各駅
大人580円 子供300円
それを踏まえると、各駅からの料金はこうなります。
「久喜→恵比寿」「久喜⇄霞ヶ関」 839円+680円=1519円
「春日部→恵比寿」「春日部⇄霞ヶ関」 661円+680円=1341円
「新越谷→恵比寿」「新越谷⇄霞ヶ関」 556円+580円=1136円
※運賃はメトロと東武の合算で、ICカードの料金です
座席指定券の購入方法
THライナーの座席指定券を買う方法は2通りあります。
「券売機」か「東武ネット会員サービス」で買うかの2通りです。
それぞれ解説していきますね。
券売機
THライナーの座席指定券が買える券売機はこちらです!
・春日部、東武動物公園、久喜駅の上りホーム特急専用券売機
・東上線・押上、渡瀬、治良門橋、板荷、野州大塚、無人駅を除く各駅の窓口
・東京メトロ日比谷線の上野、秋葉原、茅場町、銀座、霞ケ関駅の駅窓口、券売機
券売機で座りたい座席を選べますので、ネットから購入しなくてもこれで問題ナシだと思います。
東武ネット会員サービス
こちらは「よく東武の特急列車に乗る人」や「東武のクレジットカードを持っている人」向けですね。
やり方はカンタンで、東武ネット会員サービスから会員登録をして乗る列車を予約すれば完了!
特徴としては、チケットレスで乗れることやクレジットカードでしか決済ができないという点です。
現金で払いたいという人は券売機で買うことになります!
THライナーの車内は赤がベース
実際にTHライナーに乗ってきました!
乗る時は、各車両1つのドアしか開かないので注意が必要です。
THライナーに乗ると、落ち着いたワインレッドのシートがお出迎え。
座席にはドリンクホルダーとコンセントが備え付けてあります。
ここら辺は東上線のTJライナーとちょっと違いますね。
この日は平日18時2分発の「THライナー1号」に乗りました。
思ったほど混んでおらず、各座席の窓側に1人ずつ座っているくらいのほど良い混み具合でした!
ちなみに、THライナーの前と後ろを走る電車を待つ人はたくさんいたのでかなりの混雑だと思います。
久喜に着く頃には、乗っていた車両の乗客は僕だけでした。
JRとどっちがおトク?
THライナーと同じルートをJRも走っています。
「久喜〜恵比寿」と「久喜〜上野」ですね。
それぞれの料金と時間を比べて見ました!
THライナーの料金は、メトロの運賃+東武の運賃+座席指定券代です!
「久喜〜恵比寿」
・THライナー
料金1519円・所要時間92分
・湘南新宿ライン(快速)
料金990円・所要時間57分
「久喜〜上野」
・THライナー
料金1445円・所要時間54分
・上野東京ライン(快速)
料金858円・所要時間52分
結論はJRの方が速いしおトクです。
しかしTHライナーは座席が確実に取れますし、ゆったり座れます。
速さと快適さのどちらを取るかですね!
THライナーは便利
THライナーはそこまで速くないとはいえ、通勤通学の路線としてはとても便利だといえますね!
北千住や西新井、草加といった利用者の多い駅を通過していくし確実に座れるからです。
座れる車内で、読書とか音声学習をして自己研鑽するなんてのもいいですね!
おなじく北千住~久喜間には「りょうもう号」という赤い特急列車が走っています。
りょうもうについては別記事でご紹介していますのでこちらもご覧ください。
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