バースデイきっぷを使って、高知にやってきました。
今回は高知から瀬戸大橋を渡って、児島まで特急南風に乗っていきたいと思います！
南風が走る「土讃線」は山アリ谷アリ海アリの路線で、自然を満喫できる特急列車です。
特急南風のグリーン車
こちらが今回乗る、特急南風20号です。
2700系という車両で、まだデビューしたての新しい列車です！
バースデイきっぷを使っている僕は、ここでも当然のごとくグリーン車に座りました笑
スマホの充電も切れかかっていたし、旅行中はなるべく人がいないところを選んで動いてたので。
グリーン車があるのは1号車ですが、もう半分は普通の指定席になっています。
以前乗った松山〜岡山を結ぶ特急しおかぜの列車も、同じように半分だけグリーン車になっています。
そう、四国を走る特急列車には1両まるまるグリーン車っていうのは無いんです。
だけどグリーン車が満席になることは、ほとんどないですよ！
土佐山田から先は山の中を入っていく
高知駅を出発し、南風は約180キロ先の岡山を目指します。
東京からだと静岡まで行けちゃう長距離です。
そんな列車が毎日何往復もしているので、四国の列車はすごい。
止まる駅は、後免・土佐山田・大歩危・阿波池田・琴平・善通寺・多度津・丸亀・宇多津・児島・岡山です。
土佐山田までは、高知平野が広がっているので一面田園風景が広がっています。
そして土佐山田を過ぎると、わかりやすく山の中へ入っていきます。
キレイな吉野川のせせらぎを見ながら飲む、天然ミネラル麦茶はまた格別です。
この辺りから、スマホの電波が圏外になりだします。
ネットもYouTubeも使えなくなるので、窓からの景色を楽しんでくださいね。
土佐山田〜讃岐財田まで、au回線は基本圏外でした。大歩危と阿波池田でかろうじて電波が届くレベルです。
山の中でも120キロで走れる
こちらは途中の大歩危駅です。
徳島の景勝地「大歩危峡」の最寄駅です。
ここは「四国まんなか千年ものがたり」という観光列車が乗り入れる駅です。
いったいどんな列車なのかは、以下のリンクをクリックしてみてください！
特急南風は、MAX120キロで走ることができ、山の中でもスイスイ走っていきます。
なぜそんなことができるかというと、「振り子式」という列車を傾ける装置がついているからです。
こうすることによって、スピードを落とさずカーブを曲がることができるんです。
皆さんジブリの「魔女の宅急便」は知ってますよね？
その中で自転車をこぐとんぼが、後ろに座っているキキに身体を傾けるよう指示するシーンあります。
そしてキキが身体を傾けると自転車が曲がったんです。
仕組みはあれと一緒です。
この話他の記事でも書いた気がする。
どこだったかは覚えてませんけど…笑
多度津では高松行きと接続できる
長かった圏外エリアをすぎ、香川県側の平野に出てきました。
特急南風は、この後瀬戸大橋を渡って岡山へ向かいます。なので高松へは行かないんです。
じゃあ普通列車の乗り換えがあるのか、待つの面倒だな…
と思う方もいると思いますが、心配いりません！
実は途中の多度津で「南風リレー号」という列車が待ってくれているんです。
その名の通り、南風からリレーをする形で高松へ向かいます！
もちろん高松から多度津へいく南風リレー号もありますよ。
すぐ向かいに止まっています。送迎バスみたいですね
瀬戸大橋を渡ればジーンズの街「児島」
多度津、丸亀、宇多津とすぎれば、いよいよ本州と四国をつなぐ「瀬戸大橋」を渡ります！
瀬戸大橋って、実は6つの橋をまとめた名前だってご存知でしたか？
僕は瀬戸大橋っていう、一個の大きな橋があるのかと思ってました笑
長さは6つの橋を合わせて9368ｍもあります。
「瀬戸中央自動車道」という高速道路が通っていて、その下を南風が走っているんです。
瀬戸大橋からの景色はとてもいい…
橋を渡っていたのは17時すぎ。
日も傾き始めていたので、窓からは太陽とキラキラ輝く瀬戸内海が一望できました。
これだから列車の旅はやめられない…
ジーンズステーション児島
瀬戸大橋を渡り、児島に到着しました。
なんでここで降りたのかというと、バースデイきっぷの有効範囲はここまでだからです！
この先はJR西日本の管轄に入るので、JR四国はここでおしまい。
この児島は駅の看板にもある通り、ジーンズの生産が盛んな街です。
駅のいたる所が、ジーンズのデザインになっていました。
駅前に至っては、ジーンズがしっかりぶら下がってましたよ笑
ユニクロの黒パンツ一択の僕にはアウェイでした。
ということで、特急南風の旅はここで終了です！
ご覧いただきありがとうございました！
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