この記事では、JR中央線、JR武蔵野線を直通する「むさしの号」についてご紹介します!
新宿や東京といった都心部は一切通らない、不思議な列車です。
むさしの号ってどんな列車なのか、乗車レポートとともにお届けします!
むさしの号は八王子を発着している
むさしの号に乗るため、八王子駅にやって来ました。
平日は夜のみ、休日は朝と夜に走っていて、今回は休日の朝に八王子を出る列車を選んでみました!
むさしの号は、中央線の東京方面が通る4番線から出ています!
武蔵野線やん
大宮からやって来たむさしの号は八王子で折り返し、今度は大宮行きとして走ります!
オレンジだからあんまり違和感ない…
乗る人いるの…?なんて思っていたんですが、意外や意外。
どんどんお客さんが乗っていきました。
中央線から武蔵野線へワープ
八王子を出発し、大宮へ向かいます!
むさしの号の停車駅は、八王子・豊田・日野・立川・国立・新小平・新秋津・東所沢・新座・北朝霞・大宮です。
八王子〜大宮の所要時間は約50分です!
豊田、日野に停まって、多摩川を渡って立川へと入っていく…ここまでは完全に中央線です。
しかし立川の次の、国立で大きなイベントが起きます。
国立に着きました
「次は武蔵野線新小平です。西国分寺にはいきません。」
車掌さんがこんなアナウンスをしました。
むさしの号を知らない中央線ユーザーからすれば、狂気のアナウンスですね。
乗って来た何人かは、アナウンスを聞いて降りていきました。
そう、むさしの号は国立を出ると連絡線を通って武蔵野線へ入るんです。
地下鉄武蔵野線ですね
連絡線とはいえ、風景を楽しむことはできません。
なぜなら地下を通るからです!
地下区間で武蔵野線の線路に入り、新小平に停車します。
武蔵野線は貨物列車が多く通る路線なので、駅のセンターに貨物列車が通れるような線路が一本設けられています。
そして東京近郊のベッドタウンを通るので、外の風景は住宅街が多めです。
利用者も家族連れとか、遊びにいくであろう人がたくさん乗っていました。
というか、8両だから混みますね…笑
西浦和には停まらない
荒川を渡って、埼玉県に入りました!
今走っている武蔵野線は、大宮を通っていません。
つまり、またワープが待っています。
今度は湘南新宿ラインや京浜東北線などが走る区間へワープして、大宮へ向かうんです。
そんなワープの前に、ひとつ面白い光景が見られます。
それは西浦和駅には停まらないということ。
大宮方面への線路は西浦和駅の外側を通っているので、停まることができないんです…。
ハブられた西浦和
電車の案内板も、西浦和を避けるようにラインが引かれています。なんかかわいそうですね。
西浦和を過ぎれば、大きく北へ方向を変えます!
中央線が見えたり、武蔵野線が見えたと思ったら、今度は京浜東北線や上野東京ラインが見える。
自分は何線に乗っているのか、わからなくなってきますね笑
むさしの号は利便性バツグン!
終点の大宮に到着しました!
新座や北朝霞から乗ってくる人が多く、大宮まで立ち客がいるほどの混雑でした。
武蔵野線から中央線へは西国分寺で、大宮へいくなら武蔵浦和か南浦和で乗り換えが必要になります!
しかしむさしの号は乗り換えなしで行けるので、利用者がたくさんいるのも納得です。
八王子から1時間かからずに来れるのもポイント高いですね!
景色も楽しめるので、これを目的に乗るのもありだなーと思います!
ぜひむさしの号、乗ってみてください!
それでは!
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