南東北エリアの鉄道が乗り放題になる「小さな旅・ホリデーパス」を利用して、仙台と山形へ旅行に行ってきました!
今回はこのおトクなフリーパスを使った旅行記を書いていきます。
利用してみようかなと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
景色が目まぐるしく変わる仙山線で山形へ
スタートは東北の玄関口でおなじみ仙台駅。
ここから仙山線に乗って山形へ向かいます!
仙山線
この仙山線、仙台と山形という主要都市を結ぶ路線なので通勤通学でも使われるのですが、景色がコロコロ変わる面白い路線なんです。
仙台駅より300メートル以上標高が高い奥新川駅
仙台を出てからしばらくはビルも立ち並ぶ都市部を走り、住宅街、田園風景と変わり、山の中を走って山形へ抜けていきます。
Twitterでも仙山線の車窓をアップしたので、ぜひご覧ください!
仙山線の車窓です⛰
— とうげつ@鉄道×旅ブログ (@tougetu_kimama) July 15, 2021
天気も良くて、すっかり夏の景色でした! pic.twitter.com/LOHgR2P18V
山形駅周辺のモーニングはここで決まり
仙台から1時間20分、山形駅に到着しました!
夜行バスで仙台まで来て、そのまま仙山線に飛び乗ったのでまだ朝ご飯を食べてないんですよね。
なので山形駅周辺で、朝ごはんを食べることにしました。
ただ山形駅周辺って朝早くからやってるお店があんまりないんです…
そんな中見つけたのが、こちらの「オリオンカフェ」
オリオンカフェ(ちょっとぶれました…)
山形駅東口から7~8分ほど歩いたところにあります。
「モーニングやってます」ののぼりが目立ちますね!
ハムチーズトーストセット
ここではトーストとレタス、ドリンクがセットになったモーニングをいただけます。
ちなみにトーストはかなり厚切りです!
お値段はなんと390円!
セットによっては290円のものもあり、かなりおトク。
お店の人も良い人だし、店内の雰囲気も良いので、山形駅周辺で朝ごはんを探している方にはオススメですよー
朝ごはんをすませた後、次の電車まで時間があったので、駅の西口にある霞城セントラルという駅ビルに立ち寄りました。
霞城セントラル
このビルには、なんと無料の展望デッキがあるんです。
24階の高さから、山形の街並みを一望することができます!
晴れた日には月山や蔵王山などの有名な山も見ることができ、見入っちゃいますよ。
電車の乗り換えの間とかに寄ってみてください!
新庄経由で鳴子温泉へ行く
山形駅を後にし、再び電車に乗って北上します。
目的地は鳴子温泉です!
新庄駅で乗り換えて鳴子温泉へ行くルートになので、まずは新庄へ。
新庄と聞くと、あのビッグボスがチラつきますね
新庄行きの普通電車に乗り新庄へ…
と、思ったのですが途中の天童で降りました笑
もちろんちゃんとワケがあります!
すぐ後から新幹線つばさが来てたので、せっかくなら新幹線に乗ろうと思ったので降りました。
駅のホームにいるのは自分1人、人っ子ひとりいない駅に新幹線が入ってくるというなんとも不思議な光景でした。
東京じゃ考えられませんね笑
やっぱ新幹線は快適
ちなみに天童から新庄は、自由席で740円です。山形から新庄だと1200円するので、時間に余裕があれば天童から乗るといいですよ!
新庄駅
天童から40分ほどで、新庄駅に到着。
鳴子温泉方面に行く普通列車は5分後に出てしまうので、新庄では全くゆっくりできませんでした…
陸羽東線 小牛田行き
ここからは電車ではなく気動車なので、一気にローカル線感が増します。
※気動車っていうのは、簡単にいえばエンジンで動く鉄道のことで、本数の少ない地方路線に多いです。
陸羽東線という路線になるのですが、「奥の細道 湯けむりライン」という愛称がついています。
温泉地と松尾芭蕉にゆかりのある場所が多いことからこの名がつけられたそうです。
松尾芭蕉といえば、ギャグマンガ日和でおなじみのあの人です。
そんな陸羽東線からの景色もかなりキレイです。
ぼくのなつやすみに出てきそうな風景でした…!
きっすいの東京育ちなのですが、なぜか懐かしい感じがしました。
鳴子温泉駅
新庄から鳴子温泉まではおよそ1時間です。
それまでは延々と自然豊かな景色が続きます。
鳴子ホテルで日帰り入浴
鳴子温泉には、結構な数のホテルや旅館があります。
ただ、今はコロナの影響で日帰り入浴をやっているところが少なめなので、事前に調べておくといいですよ!
今回利用したのは、鳴子ホテルの日帰り入浴です。
駅から歩いて5分もかからないところにあるので、アクセスはバツグン!
日帰り入浴は予約なしでもいけて、料金は大人1100円です。
フェイスタオルは無料てすが、バスタオルは有料で300円かかります。
フロントで日帰り入浴したいことをいえば、用意してくださいますよ!
鳴子ホテル 公式サイトより
こちらが鳴子ホテルの大浴場「芭蕉の湯」です。
広いお風呂に僕しかいませんでした笑
なので、日々の仕事の疲れをふっ飛ばすことができました。
お湯は白く濁っているタイプで、お肌スベスベになりますよ!
港町「石巻」までローカル線の旅
鳴子温泉でひとっ風呂浴びたら、次の目的地は石巻です。
ここから石巻までは、ひたすらローカル線でトコトコ行くことになります。
山間を抜けて、一面田んぼが広がる風景に変わってきました。
車内も空いてるし、朝早くから動いていたのでウトウトし始めたその時…!
途中の岩出山駅あたりから、たくさんの学生さんがどっと乗ってきました。
僕含めて3人しか乗っていなかった車内は、一気にほぼ満員になってしまいました。
まさか通学路線として使われているとは…
終点の小牛田に着く頃にはだいぶ空いてましたが、一気にあんなに大勢の人が乗ってくるのには驚きました…
すっかり目が覚めてしまいました笑
陸羽東線の終点、小牛田に到着しました!
青春18きっぷを利用して東北を旅する人は、必ずと言っていいほど降りる駅です。
それもそのはずで、この小牛田から盛岡方面、新庄方面、石巻方面、仙台方面に分かれているからです。
いわば東北の要所と言ってもいいですね!
小牛田からは石巻線に乗り換えて、石巻に向かいます。
もう何時間もローカル線に乗っているわけですが、ずっと田園風景が続いています。
日本って思ってる以上に広いんだぞってことを思い知らされました…
鳴子温泉を出てからおよそ1時間半、石巻に到着しました!
ここでのお目当ては、名物の「石巻焼きそば」です。
石巻焼きそばっていうのは、2度蒸すことで茶色になった麺を使っているのが特徴のグルメです。
ちなみに普通の焼きそばは1度蒸すだけ。
なのでソースをかけていないのにもかかわらず、ソースがかかっているかのようなビジュアルなのが特徴です。
そんな石巻焼きそばを食べるために寄ったのが、「藤や食堂」
石巻駅から歩いて5分くらいのところにあります。
こちらが石巻焼きそばです。
ソースはお好みで卓上にあるものをかけて食べるそう。
ちなみにソースなしでも全然味がありましたし、美味しかったですよ!
今回僕は魚介を一切食べず、石巻を後にしました笑
焼きそばもいいですが、魚介を目当てに来るのもいいでしょう!
仙石東北ラインで仙台へ戻る
焼きそばを食べたら、「仙石東北ライン」に乗って仙台へ戻ります。
仙台までは約1時間でいけちゃいます!
石巻〜仙台は利用する人が多いので、結構な本数の列車が走っています。
なので旅のスケジュールは立てやすいと思いますよ!
ということで、仙台に戻ってきました。
旅行の全移動手段を鉄道にするというのも面白いので、皆さんもぜひフリーパスを使って鉄道の旅を楽しんでみてください!
小さな旅ホリデーパスはコスパ最高
今回利用した小さな旅ホリデーパスは、一枚2720円です。
実はコスパが最高なんです。
実際に今回の旅で通ったルートを、通常料金で払った場合こうなります。
山形〜新庄〜鳴子温泉 1980円
鳴子温泉〜石巻 1340円
石巻〜仙台 860円
合計 5350円
なんとほぼ半額の値段で、乗り放題でした。
南東北エリアの旅はこれを使わない手はありません。
自分だけの旅を計画して、きっぷを片手に出かけてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、仙台エリアに絞ったフリーパス「仙台まるごとパス」というものも販売されています。
こちらもおトクなフリーパスなので、気になる方は以下の記事をご覧ください!
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