東京近郊区間というワードを聞いたことがありますか?
なんやそれという方のためにザックリ説明すると、JRが定めた「大都市近郊区間」の一つです。
JRの乗車券って一定のルールを守れば、途中下車ができるんですよ。
その途中下車ができるルールの一つに「大都市近郊区間のみの駅を利用していない」というものがあります。
途中下車のルールについては、こっちの記事を見てくださいね。今回ここは割愛します!
そんな東京近郊区間なんですが、めちゃくちゃ広いんです。
今回はそんな東京近郊区間がこんなに広いんだぞということをお伝えすべく、都心から近郊区間の端まで乗ってきました!
それでは行きましょう!
東京近郊区間ってどれだけ広いの?
上野駅にやってきました。
ここから東京近郊区間の端の一つ群馬県の「水上駅」まで乗っていきます!
まずは高崎線に乗って、終点の高崎まで向かいますよ!
2階建てのグリーン車がついているので、グリーン券を払って乗りました。
高崎まではグリーン券代1000円追加で乗れます!
通常より高いところにあるので、見晴らしがとてもいいです…!
そういえば、さっきから言っている東京近郊区間ってどれだけ広いのかについてお伝えしてませんでしたね。
こちらです↓
画像引用 JR東日本 わかる人にはわかるこの広さ
東京都内はもちろん、埼玉、神奈川、千葉、茨城、栃木、群馬、山梨、長野、福島にもかかるほどの広さです!
近郊って都市にごく近いって意味なんですが、もはやその意味を成してないですね笑
高崎線をひた走る
東京と埼玉にかかる荒川の鉄橋を渡って、埼玉へ入りました!
上野から高崎までは約1時間50分。
これだけ走っても、まだ東京近郊区間の外へは出られません。広すぎやろ。
上野から大宮までは、京浜東北線という路線がずっと並走してきました。
京浜東北線は大宮までの運転なので、大宮より北は高崎線、宇都宮線、川越線という3つの路線に分かれます。
京浜東北線の乗り通しは、別記事でアップしてるのでぜひ見てください!
まだここは東京近郊区間
大宮を過ぎると、少しずつのどかな景色に変わっていきます。
こういった場所を毎日15両の電車が走っているって考えると面白いですね。
大体2〜3両のローカル線が相場な感じじゃないですか?
高崎駅に到着しました!
だるま弁当、峠の釜めしといった駅弁が有名ですね。
改札内で買えるので、乗り鉄旅をしている人にはとてもありがたいですよ。
上越線から見える紅葉
雪が降ったらすぐ停まるでおなじみの上越線に乗って、水上を目指します。
群馬県の北部まで一気に進みますよー!
もう一度いいますが、ここはまだ東京近郊区間
古めの車両なので、高速で走るとめちゃくちゃ揺れます笑
高崎から水上までは約1時間。
畑から上越へ続く山々へと景色が変わっていきます!
車窓からの紅葉がすごい
今回水上まで行くのには、2つ理由があります。
一つは東京近郊区間の端まで、在来線で行ってみたかったから。そしてもう一つは谷川岳の紅葉を見に行くのが目的だったからです。
水上駅から谷川岳までは路線バスが出ているので、バスに乗るために水上へ向かっています!
水上駅が見えてきました。
ガッツリ山間部にある駅で、水上より先は電車の本数がものすごく減ります。
3〜4時間に1本のレベルです。
上野駅から約3時間かけて、ようやく水上駅に着きました。
水上温泉が近くにあるので、温泉へ向かう人、新潟まで乗り鉄する人、谷川岳へ紅葉を見に行く人など、利用者が結構いるターミナル駅です。
水上より新潟側は交通系ICカードが使えないので、注意が必要です!
日本一のモグラ駅で知られている「土合駅」は水上駅の2つ先にあるので、乗車券の購入はマストですよ。
土合駅については、ぜひこの記事を見てください!
水上駅から出る路線バスで谷川岳へ
駅横のバス停から谷川岳へ向かいます。
水上駅からは、土合駅経由で谷川岳まで路線バスが出ています。
上越新幹線の「上毛高原駅」を発着しているバスもあるので、新幹線を利用して谷川岳へ行くこともできますよ!
やばすぎ
バスとロープウェイを乗り継いで、谷川岳の紅葉を満喫してきました。
撮影はそこそこにして、生の風景を目に焼きつけたほうがいいです!
というわけで、東京近郊区間が以下に広いかってことをお伝えしてきました!
この区間、駅の外に出る途中下車ができないので気をつけてくださいね。
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