ホームから改札まで10分以上かかる駅が、群馬県にあります。
土合駅という駅で、「日本一のモグラ駅」として知られています!
なんとホームから改札まで、462段もの階段を登らないといけないんです。これが10分以上かかる理由!
今回はそんな土合駅に実際に行ってきましたので、現地レポートをお届けします!
めちゃくちゃ深いのは下り線だけ
ホームは新清水トンネルの中
水上駅から電車に乗って、土合駅にやってきました!
めちゃくちゃ深いのは長岡方面の下り線ホームだけで、水上方面の電車は地上にあります。ここは地下70メートルの世界で、シンプルに大阪の太陽の塔がすっぽり埋まります。
一瞬びびった
ホームには待合室がありまして、ここを訪れた人たちが駅ノートやらメッセージやらを壁に貼ってこんなことになってました。
訪れた当時、近日中には撤去いたします。今後はおやめくださいという貼り紙があったので、書くなら駅ノートだけにしましょう!
462段の階段を登る!
ポツンと止まる黄色い出口の案内表示が、いい味出してますね。この案内表示の先に階段があります。
ハンター×ハンターの一次試験かと思った
階段の段数は462段。普通に歩いても10分以上かかるようで、僕の先を歩いていった人たちの「きつ〜い!」とか「めっちゃしんどい!」といった叫びがトンネル内にこだましていました。
仮に寝過ごして「ヤバ!?反対の電車乗らないと!」ってなっても、この激ヤバ階段を登らないといけません。
ちなみに土合駅は日本一のモグラ駅と言われていますが、日本一低いところにある駅ではありません!
土合駅は山の中にあり、そもそも駅がある場所の標高が高いんです。駅舎は標高650m、下りホームは標高580mにあります。
ちなみに日本一低い駅は東京駅の京葉線ホームで、海抜マイナス30mです。
駅舎とホームの標高差が大きいから、モグラ駅と言われているそうですよ!
まさかの462段+24段でした
462段もの階段を登りきり、ようやくてっぺんにきました。息切れしまくりです…。
「お疲れ様でした。」と「階段2ヶ所で24段」「がんばってください。」という表記がゲームマスターに煽られている感ハンパないですね。
ようやく改札口に到着…。
階段を登ってからここまで12分かかりました。高校の部活でやった階段ダッシュを思い出しましたよ。
土合駅はJR東日本の駅ですが、Suicaなどの交通系ICカードは使えません。紙の乗車券か青春18きっぷなどのフリーパスで来ましょう!
ちなみにこちらが土合駅の上り線ホーム。
上りと下りでこんなにも差があるんですね…。
土合駅前は車が止められるスペースがあり、車できている家族連れが多かったです。
鉄道は本数が少ないので、ここ目的の方は車を選ぶんでしょう!
体力があるなら谷川岳ロープウェイに乗ろう
土合駅からは、谷川岳ロープウェイの乗り場までバスが出ています。
この路線バスは水上駅や上越新幹線の上毛高原駅を発着しているバスで、土合駅を通る上越線より本数は多いです。
なので土合駅へバスで行くのも選択肢の一つとしてありですよ!
ちなみに土合駅から谷川岳ロープウェイまでは徒歩20分ほどで行けますが、基本登り坂なので体力に自信のある方はチャレンジしてみてください。
僕は徒歩を選んだことを後悔しました笑
絶景ですね
谷川岳天神平スキー場へ直行するので、冬はスキーヤーの方が多く利用されています。
ちなみに普段着でも乗れますのでご安心ください!
上越国境の山々を見ながらの休憩は最高です。
ゆっくりするのもいいですが、土合駅は列車の本数がかなり少ない駅なので、鉄道をする際は時刻表を必ずチェックしましょう!
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