36ぷらす3 赤の路乗車レポート!博多から鹿児島中央まで6時間の旅!

鉄道
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「こんなに五感で楽しめる特急列車は初めてでした。」

今回はJR九州の新しい特急列車「36ぷらす3」の乗車レポートを書いていきます!
36ぷらす3は、九州全土を5つのルートに分け、5日間かけて走るクルーズトレインです。

世界で36番目に大きな島「九州」に3をプラスすると、39(サンキュー)になり、感謝を伝える意味になることからこの名がつけられたそう。

36ぷらす3の料金やルートなどは別記事でまとめましたので、以下の記事を参考してみてください!

では始発駅の博多へいきましょう!

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赤の路の始発「博多駅」へ

今回は、36ぷらす3の木曜日ルート「赤の路」を体験してきました!
赤の路は「博多→鹿児島中央」を走り、36ぷらす3のルートの中では最も長い距離なんです。

とうげつ
とうげつ

約317kmを6時間半かけて走っていきます!

黒くツヤのあるオシャレな電車なので、通勤途中の方々も足を止めて写真を撮っていました。
そら撮りたくなっちゃいますよね…笑

36ぷらす3の車内を探検!


6号車車内

僕が今回乗ったのは、畳敷きの6号車です。
和風な車内にフワッと畳の香りを感じられ、落ち着きます…。


6号車の靴箱

靴箱は各シートの番号に対応しているので、そこに入れましょう!

ほかの車両も気になったので、さっそく探検してみました。
一応乗務員さんに許可を取ってみたのですが、「ぜひ見学していってください」と快諾してくださいました。ありがたい…!

ということで、ほかのお客さんの迷惑にならないように36ぷらす3を探検です!


4号車 サロンカー

ここは4号車のサロンカーで、ここはラウンジとして自由に使うことができます。
おしゃべりするもよし、コーヒー片手に本棚にある雑誌や本を読むのもよしです。

大きなモニターでは、九州沿線の魅力や36ぷらす3に込められた思いなどが映されていました。


3号車 ビュッフェ

こちらは3号車にあるビュッフェです。
ここで九州の地酒や、オリジナルグッズやコーヒー、お土産などが買えます。

PayPayなどの電子マネーも利用できるので、移動中にも気軽にお土産の購入が出来ます。
ただ、交通系ICは使えないみたいなので注意!

36ぷらす3のコーヒーには、コクが深めの「まったりの3」とフルーティな風味の「ほんのりの6」の2種類があります。

とうげつ
とうげつ

どちらもオリジナルのカップに淹れて、飲むことができますよ!

同じく3号車には、2名用の個室が6部屋あります。
カップルやご夫婦、友達同士で乗ったらステキな思い出になることは間違いなさそうです…!

ここから先の2号車と1号車は、グリーン個室が続きます。


2号車

2号車には「6名用の個室」が3つあります。
この日の2号車には誰も乗っていなかったので、個室を撮らせていただきました。

プライベートな空間が確保されてますね。

とうげつ
とうげつ

6人でウノとかやったら楽しそう…

そして1号車は、6号車と同じく畳が敷かれた車両になっています。
こちらは4名用の個室が3つあります。


1号車の個室

ココだけ見ると、電車の中とは思えませんよね!
和風なんだけど洋風テイストも感じられる、不思議な部屋でした。

玉名駅と牛ノ浜駅での「おもてなし」


玉名駅

木曜日ルートは、途中の玉名駅と牛ノ浜駅で地域の方々の「おもてなし」が待っています。
両駅とも地域の特産品を販売されていて、マスクケースのサービスや横断幕でお出迎えをしてくださいました!

玉名駅では20分、牛ノ浜駅では15分ほど止まるので、その間買い物や景色を楽しみましょう!
出発時刻の3分前になると、乗務員さんが素敵なベルを鳴らして知らせてくれます。


牛ノ浜駅

出発する時は、みなさん手を振ったり「36ぷらす3の旗」を振ってお見送りをしてくださいました。

とうげつ
とうげつ

通過駅でも、地元の方が手を振ってくださりエモかった…!

出発時に配られるリーフレットは、スタンプが押せる台紙になっています。
「玉名駅」「牛ノ浜駅」「36ぷらす3の車内」でスタンプが押せるので、スタンプラリーをしながら楽しむのもいいですね。

36ぷらす3で味わえるランチ


季節ごとに中身は変わるらしい

11時半ごろに玉名駅を出発すると、お楽しみのランチタイム!
ランチは各座席や個室に持ってきてくださるので、心配ありません。

ランチはルートやプランによって変わるので、乗るたびに違った味の料理を食べることができます。
僕が乗ったときは熊本県玉名市にある老舗料亭「日本料理たがみ」“山の幸弁当”をいただきました!

普段日本料理なんて食べる機会ないので、はじめて食べる料理が多かったです。
だからこそ、「これはどんな味なんだろう…」っていうのを想像しながら食べることができて楽しかったです。

ランチの内容が書かれた紙を見ながら、一品一品味わっていただきました!

お弁当は、36ぷらす3オリジナルの風呂敷に包まれて運ばれてきます。
オシャレな風呂敷は、持ち帰ることができますよ!

36ぷらす3の車内体験イベント

36ぷらす3では、曜日ごとに車内で体験できるイベントが行われます。
体験場所は、さきほどの4号車サロンカーです。

木曜日ルートは「九州のお茶体験」
九州の煎茶を飲み比べ、自分だけのお茶をブレンドできる40分ほどの体験コースです。

実は九州って、お茶大国なんです。
茶葉の生産量は静岡・鹿児島・三重・宮崎の順で、九州2県がトップ層に入っています。

そんな九州のお茶体験、気になりますよね?
ということで実際に体験してきました!


結構ガチで作るやつでした

最初に九州のお茶についてアテンダントさんが、説明してくださいます。

コーヒーと同じく、淹れ方によって味や香りが変わってくるそうで、聞いていてとても楽しかったです。

その後に九州のお茶を、実際に飲み比べしていきます。


コーヒーと同じで全然味が違う

実際に飲んでみて、気になった茶葉を2種類選んでブレンドをしていきます。

これがめっちゃウマい!
市販の緑茶とぜんぜん違うので、ぜひ一度体験してみてください。

ちなみにブレンドした茶葉は、「36ぷらす3のロゴが入った特製缶」にいれて持ち帰ることができます!

36ぷらす3の「35のエピソード」

6号車客室 奥のドアは運転席に続いています

36ぷらす3は、いたるところに手の込んだデザインや装飾がされています。
どこを切り取ってもオシャレなので、めっちゃ映えます!


号車番号さえエレガント

絵や雑誌・展示品などもあるので、車内を見てまわるのも面白いですよ!
鹿児島中央へ向けて走る36ぷらす3では、車掌さんが赤にまつわる7つのエピソードをアナウンスしてくださいます。

7つのエピソードが他の4ルートにも存在し、全部で35あります。
35のエピソードが気になる方はこちらをのぞいてみてください!

そして36番目のエピソードは、乗ったあなた自身に語ってもらいたい、そんな想いが36ぷらす3に込められているんです!

にまつわるあなたのエピソードは何か?」

考えてみると面白いかもしれませんね。


特急きりしまと観覧車 鹿児島らしい一枚

博多から6時間半、終点の鹿児島中央駅に到着です!
駅のホームでは、JRの職員さんたちが旗を持ってお出迎えをしてくださいました。

6時間半も乗っていると愛着が湧いてしまって、降りるのが名残おしくなっちゃいました笑
今まで色んな鉄道に乗って旅行をしてきましたが、こんなに五感をフルに使って楽しめた旅行は初めてです。

ほかのルートも乗ってみたい…

そんな思いにさせられた赤の路でした!
九州旅の一つに、36ぷらす3を加えてみてはいかがでしょうか?

別記事では金曜日ルート黒の路の乗車レポートや、鹿児島に関する記事をアップしています!

きっと参考になると思いますので、ぜひチェックしてみてください!

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