青春18きっぷ
毎年春、夏、冬のシーズンに全国のJRの普通列車が乗り放題になるきっぷでおなじみですね!
しかし「どんな使い方がいいんだろう…」そう悩む方は少なからずいるはず。というか僕がそうでした。
なのでこの記事では、人生で初めて青春18きっぷを購入した僕はどう使ったのかご紹介したいと思います!
先に結論からいうと「東京→新潟ルート」&「東京→大阪ルート」です。この記事では「東京→新潟の高崎線、上越線、信越線ルート」の旅の模様をお届けします!
どんな旅ができたのか、どんな景色が見られるのか、ぜひ参考にしてみてください!
東海道線の旅については別記事でアップしていますので、ぜひこちらもどうぞ!
高崎まで快適グリーン車
青春18きっぷを召喚
スタートは旅の出発点らしく東京駅です!
ここから約330キロ先新潟駅まで、普通列車で向かいます!
余談なのですが、東京〜新潟の乗り通し自体は2回目なんです。しかし前回は群馬と新潟の大雪のせいで、泣く泣く新幹線に振り替え輸送をした苦い思い出があるんです…。
今回は雪の心配もなく、本当の意味で新潟まで普通列車で向かいます!
ちなみに当時の記事はこちらを見てみてください!↓
まず高崎まで乗っていきます!
ちなみに青春18きっぷは自動改札に通せないので、駅員さんに印を押してもらう必要があります。
トップバッターは、高崎線に直通する上野東京ラインです!
東京から高崎までは約2時間。
追加料金を払えば2階建てのグリーン車を利用できますので、このタイミングで使うことをオススメします!
長旅の基本はなるべくラクをする…!です笑
グリーン券の買い方はこちらをどうぞ!
朝日がのぼってきた
青春18きっぷのシーズンなので、僕とおなじく18きっぷを利用して旅をしているであろう人がたくさん乗っていました。18きっぱーといいます。
前回の旅では、高崎に着いた時に水上へいく列車の運休が決まるというまさかの展開でした。
今回はどうか水上まで行ってくれ…そう思いながら車窓を眺めてました。
高崎についたら、今度は水上へ行く電車に乗り換えです。時刻表によっては乗り換え時間が5〜6分しかないので、電車や駅の撮影はパパッと終わらせましょう!
上越への玄関口「水上」
静岡でも見れる電車だから変な感じ…
ここから先は上越線の線路になります!
さっきまで15両の長い電車に乗っていましたが、水上行きの普通電車はなんと6両。一気に短くなりました笑
動いた…!
前回は高崎で足止めされてしまいましたが、無事に水上へ向けて出発しました!
僕がいる車両は空いてますが、前の3両はかなりの混雑で、車内の混雑に謎のバラつきがありました。
高崎から水上までは約1時間。
窓からは赤城山や榛名山などが見え、田園風景とはまた違った、大自然を楽しむことができます!
その影響で全然スマホを触っておらず、この区間の写真全然撮ってなかった…。
景色が良すぎたせいにしましょう笑
駅は「水上」、住所は「みなかみ」
水上は上越方面への玄関口として知られていて、普通電車の移動では必ずここで乗り換えることになります。
水上からは、奥に停まっている長岡行きの電車に乗り換えます!
水上温泉へ行くために降りる人と、乗り換えて土合や新潟方面へ行く人は五分五分でした。さらに両数が減り、水上からは4両で走っていきます!
出発までは時間があったので、おやつにバナナを食べて少し休憩です。座ってるだけとはいえ、移動ってかなりエネルギー使いますね…笑
この後、さらにエネルギーを使う場所へ向かいます。
日本一のモグラトンネル土合駅で降りる
意外とあったかい
水上駅を出発し一気に長岡へ!と行きたいところですが、水上の2つ隣土合駅で途中下車をします!
ローマ字で書くと「Doai」アパレルブランドにありそう
土合駅は日本一のモグラ駅で知られていて、改札から長岡方面のホームまでは階段を降りて10分近くかかるんです!
みんな階段撮ってる
ホームでは、出口への黄色い看板がポツンと灯っています。その先にあるのが土合駅の名物「462段の階段」です!
果てしなく先…
ビルに換算すれば、1階から20階まで登るような感じです。なので途中で休憩用のベンチが置かれています!
運動不足がたたりまして、めちゃくちゃしんどかった…。実際に登るとわかりますが、出口が全然近づいてこないんですよ!
終わらない戦いをしているような感覚になります笑
希望の光(出口)が見えてきた…!
26歳の成人男性(運動不足)でも、ここまで10分かかりました。朝通勤する時は時間の管理にご注意ください。
追い飯ならぬ、追い階段…
462段登ってもまだ終わりではありません。締めに改札へ行く24段の階段があります!
駅からは頑張ってくださいと応援メッセージが書かれています。
残りの階段、頑張ってください。
ちなみに水上方面のホームは地上にありまして、改札から秒で来れてしまいます。あの階段があるのは長岡方面のホームを利用する時だけなんです。
土合駅については別記事でご紹介しているので、ぜひ以下の記事を見てみてください!
谷川岳ロープウェイは余裕を持って!
次の電車は2時間後、土合駅から歩いて谷川岳ロープウェイに乗って谷川岳を登ってきました。
ロープウェイからは、雪を被った迫力ある山々を見ることができます!
ただ!スケジュール的にめちゃくちゃしんどかった…。
土合駅からロープウェイ入口まで、徒歩20分ほどかかります。しかも坂…。
その後ロープウェイで山の上へ。ロッジで少し休憩を…と思ったのですが、ほとんど上にいることができずすぐに降りてきました。
あげく電車の時間が迫っていたので、ロープウェイから土合駅までは小走りになるという…笑
これを逃すと次の電車は2時間後
電車到着2分前に、なんとか駅のホームに戻ってこれました。土合駅&谷川岳ロープウェイをゆっくり堪能するなら、3時間以上は滞在するように組んだほうがいいですよ!
別日に谷川岳に絞った旅行をしてきました!
どんな所か知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
雪を被った上越の美しい山々
国境の長いトンネルを抜けるとマジで雪国であった。アゲ。
土合駅は新清水トンネルという長いトンネルの中にある駅で、しばらくはトンネルが続く区間でした。
そのトンネルを抜けると、新潟県です!
3月下旬にもかかわらず、まだまだ雪景色なので冬の鉄道旅を楽しむことができます。
あまりにもキレイな景色なので、車内にいた人たちは続々と写真を撮っていました。
途中の浦佐駅は、新幹線駅にも関わらずめちゃくちゃ閑散とした駅として別記事ご紹介しています!
青春18きっぷで降りることももちろんできるので、行ってみてください!
面白いのは、少しずつ雪景色から普通の田園風景に移り変わっていくところです。同じ新潟でも雪が残るのは上越の豪雪地帯だけみたいですね。
長岡に到着しました!
上越新幹線も停まる新潟の主要都市です。
ただ目的地の新潟駅までは、まだ距離がありますよ!
ラストは新潟経由内野行きの普通電車です!
新潟までは約1時間、ラストスパートです。
長岡から新潟は、新幹線のほかに特急しらゆきという新潟の西側にある上越妙高まで走る特急が走っています!
上越妙高といえば、北陸新幹線との乗り換え駅ですね!
なので利用者が多く、特急しらゆきはもちろん、長岡へ行く普通列車ともよくすれ違います!
東京からちゃんと線路が続いていることを、このタイミングで実感しました。
もちろん線路が続いているのは知っていたし、地図でも確認したんですが、どこかで本当か?みたいな疑問があったんですよね…。
自分の目で見ることに意味があるな…そんなことを思いました。
東京を出てから約7時間30分、ついに新潟駅に到着!
超個人的なリベンジを達成することができ、1人心踊ってました笑
26歳にして初の青春18きっぷの旅をしたのですが、大学生の時に使っておけばよかったとちょっと後悔しました。
ぜひ一度は新幹線を使わず、普通列車で長距離の鉄道旅をしてみてください!
間違いなく思い出になります!
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