東京と伊豆半島を結ぶJR東日本の特急「踊り子」についてご紹介したいと思います!
料金はいくらなのか、特急券はどうやって取るのかなど…踊り子についてはこの記事を読んでおけば大丈夫!というくらいの情報をお届けします。
今回の記事はこんな方にオススメです!
・踊り子の料金やきっぷの取り方を知りたい
・おトクに行く方法を知りたい
ちなみにこの記事は、サフィール踊り子と分けて書いています。
サフィール踊り子については以下の記事をチェックしてみてください!
踊り子号の料金と停車駅
特急踊り子は基本的に、東京〜伊豆急下田を結んでいます!
一部は「東京〜修善寺」を発着していたり、「池袋・新宿〜伊豆急下田」を結ぶ臨時の踊り子も走っています。
それも踏まえると停車駅はこんな感じ。(太字は一部の踊り子が止まります)
・東京〜伊豆急下田
東京、品川、川崎、横浜、大船、小田原、湯河原、熱海、網代、伊東、伊豆高原、伊豆熱川、伊豆稲取、河津、伊豆急下田
・東京〜修善寺
東京、品川、川崎、横浜、大船、小田原、湯河原、熱海、三島、三島田町、大場、伊豆長岡、大仁、修善寺
・池袋/新宿〜伊豆急下田
池袋、新宿、渋谷、武蔵小杉、横浜、熱海、伊東、伊豆高原、伊豆熱川、伊豆稲取、河津、伊豆急下田
主な駅間の料金は、こんな感じです。↓
乗車券1980円+指定席1580円・グリーン3850円
・東京〜伊東
乗車券2310円+指定席1580円・グリーン3850円
・東京〜伊豆急下田
乗車券4000円+指定席2100円・グリーン4950円
・東京〜修善寺
乗車券2860円+指定席1780円
踊り子号の自由席は2021年3月12日を最後に終了し、現在は「指定席特急券」「座席未指定券」という2種類の特急券が設定されています。
この2つのきっぷについては後ほど解説しますね!
踊り子の指定席特急券の買い方
・指定席券売機で購入する
・みどりの窓口へ行く
踊り子号の特急券の購入方法は、上の3つです。
えきねっとはJR東日本の列車予約サービスで、会員登録とクレジットカードで決済をすれば、スマートフォンで特急券の購入ができます!
そして購入した特急券を「指定席券売機」で発券するという流れです。
この青いのが指定席券売機です
そんな指定席券売機からでも、直接踊り子号の特急券を購入することができます。
指定席なら座席の指定もできるので、駅へ行かないといけないデメリットがありますが、現金で買いたい人には向いています!
「えきねっとはクレジットカードのみ」「指定席券売機とみどりの窓口では、現金でも購入できる」って覚えておくといいですよ。
「えきねっと」でおトクに踊り子に乗れる!
伊東駅からいける大室山
予約サービスえきねっとの早割「在来線チケットレス特急券(トク割)」で、踊り子の特急券がおトクに購入できます!
ちなみにサフィール踊り子は対象外ですのでご注意ください!
東京・品川・池袋・新宿・渋谷・川崎・武蔵小杉・横浜
~湯河原・熱海・伊東・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田・三島・三島田町・大場・伊豆長岡・大仁・修善寺
新宿・東京~熱海・伊東 1020円
新宿・東京~伊豆熱川・河津・伊豆急下田 1410円
横浜~熱海・伊東・三島 660円
横浜~伊豆熱川・河津・伊豆急下田 1050円
東京~三島 1020円
東京~三島田町・大場・伊豆長岡・大仁・修善寺 1150円
横浜~三島田町・大場・伊豆長岡・大仁・修善寺 790円
例えば東京・新宿〜伊東の料金(乗車券+指定席)は通常3890円です。
在来線チケットレス特急券(トク割)を利用すれば、3330円(乗車券+指定席)で乗ることができます!
大きな割引なので、ぜひ利用してみてください。
スマホで特急券が購入できるし、乗車当日まで買えるし便利なのは間違いありません!
そして特急券とは別で乗車券or交通系ICカードが必要です。
交通系ICカードを使えば、完全にチケットレスで乗ることができますよ。
ただし!三島田町~修善寺の各駅を利用する方は、乗車券一択になります!
というのもこの区間は伊豆箱根鉄道駿豆線という別の路線を走りまして、駿豆線では交通系ICカードが使えないからです!
「乗車券は紙、特急券はチケットレス」というよくわからない組み合わせになります笑
つまり東京や横浜から伊東、伊豆急下田へ行くなら交通系ICカードが使えるけど、修善寺へ行くなら乗車券しか使えないということです。覚えておきましょう!
そんな在来線チケットレス特急券(トク割)は早めに完売してしまいます。
僕は何度か利用していますが、乗車日の1週間前までには購入しないと買えないイメージです…!
特急券は乗車日1か月前から購入できるようになりますのでお早めに!
えきねっとは下のリンクから飛べます!
あとは東海道線の普通列車を利用するという手もあります。
東京~熱海・三島くらいなら2時間弱で行けて本数もそこそこあるのでオススメです。
特急券は不要なので、選択肢として全然アリですよ!
踊り子は行き先で乗る号車が違う
修善寺に行きたい方、伊東や伊豆急下田へ行きたい方で乗る号車は変わります。
特急踊り子はE257系という電車がメインで走っているのですが、ここでは車両の編成についてご紹介しますね!
E257系の編成はこんな感じです。
10~14号車 指定席
※1号車・10号車が伊豆急下田・修善寺方面、9号車・14号車が東京方面の先頭車両になります
「1~9号車は東京・新宿~伊豆急下田」を「10~14号車は東京~修善寺」を結んでいます。
途中の熱海で、列車の切り離しや連結をします!
修善寺を発着する踊り子は新宿方面にはいきません
イラストにするとこんな感じ。乗る号車は間違えないようにしましょう!
ちなみに海を眺めたいなら窓側A席が一番です。
晴れた日には、青い相模湾を電車の中から楽しむことができますよ!
窓側の席がいいなら、「東京方面は奇数席」「伊豆方面は偶数席」に座るのがベスト!
そうすれば、窓枠に邪魔されることなく景色が見られます。
写真は東京方面の踊り子です。偶数席は窓枠ですこし景色が見づらいです
特急踊り子の車内
踊り子の車内はこんな感じ!
伊豆らしく青をベースにした座席が並んでいます。
「スタンダードでありながら奥行き感のある現代的な空間」を目指したそう。ちなみに座席の座り心地はフカフカです…!
各座席の窓際にはコンセントがついています。
ただ一つしかないので、窓際に座った人の特権になりそうです笑
3号車には、座席とはまた違った休憩スペースが設けられています。
ここからドリンク片手に海を眺めるなんてのもアリですね…
東京駅側のグリーン車
グリーン車はこちら!
踊り子のグリーン車はちょっと変わっていて、車両の真ん中にドアがあります。
そのドアを境に伊豆急下田側のグリーン車は一席に一つ窓があり、東京側のグリーン車は場所によって窓枠が邪魔になっているところもあります。
実は東京側のグリーン車は元々普通の指定席だったところなんです。
それがグリーン車に改造されて、4号車がグリーン車になりました。
グリーン車については、特急湘南の乗車レポートをチェックしてみてください!
同じ車両なので参考になると思います。
踊り子の「指定席特急券」と「座席未指定券」
春の卒業シーズンや夏休みは混みます。特に熱海
特急踊り子には「指定席特急券」と「座席未指定券」という、2種類のきっぷがあります。
「あずさ」や「ひたち」などの特急列車でも導入されているサービスですね。
ちなみに料金はどちらも同じ!
指定席特急券はご存知のとおり、踊り子5号の2号車3番A席のように「特定の列車の席を予約する券」です。
そして座席未指定券というのは「乗車当日の全ての列車に乗れるけど、座席は指定されてないよ券」です。これが自由席の代わりになります。
各座席の上には、写真のようなランプがあります。
座席未指定券を持っている方は「赤」のランプがついている場所に座りましょう。
ランプの色は3色ありまして、それぞれの意味はこんな感じ。
「黄」=もうすぐお客さん来るから席を立つ準備して
「緑」=指定されてるから座っちゃダメ
黄色か緑だったら、座れないのでご注意ください!
もしも乗る踊り子が決まったら、追加料金なしで座席未指定券から指定席特急券にチェンジできます。
豪華列車「サフィール踊り子」も利用してみよう!
踊り子に乗っていくのもアリですが、より豪華な「サフィール踊り子」に乗って伊豆へいくのもアリです!
別記事ではサフィール踊り子の料金や予約方法、プレミアムグリーンの乗車レポートもアップしていますのでこちらもぜひご覧ください。
踊り子で伊豆方面の旅行を考えている方へ
JR東日本の旅行会社びゅうトラベルや、JTBなどの旅行サイトでは踊り子とホテルがセットになった旅行パックが販売されています!
JTB、びゅうトラベル、じゃらんのリンクをそれぞれ貼っておきますので、チェックしてみてください!(以下広告です!)
クーポンやタイムセールなどで宿がおトクに泊まれるかもしれませんよ…?
伊東エリアの旅については別記事で1泊2日の旅行記をアップしているので、興味がある方はこちらの記事をチェックしてみてください!
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