今回は、仙台〜石巻を結ぶ「仙石東北ライン」についてご紹介していきます!
仙石東北ラインは、青春18きっぷや小さな旅ホリデー・パスなどで東北を旅する際、とても重宝する列車です。
先日、小さな旅ホリデー・パスを使って南東北を旅してきまして、その際乗ってきました!
なのでこの記事では、仙石東北ラインの料金や止まる駅などの基本的な情報や、利用できるフリーパスについてご紹介したいと思います!
仙石東北ラインの停車駅
仙石東北ラインの停車駅は、ご覧の通りです。
※ 石巻おゆみ野は朝と夕方に一部の電車だけ止まります。
仙台〜石巻がメインで、石巻から先の陸前稲井〜女川は、1日に1往復だけ走ります。
仙台と石巻は、本数が一番多い「緑快速」だとおよそ1時間で結んでいますよ!
しれっと言いましたが、緑快速って何だって思った方もいるでしょう。
実は仙石東北ラインには快速が2種類あるんです。
次はそこについて説明しますね。
2つの種別「赤快速」「緑快速」
仙石東北ラインの快速には、「赤快速」と「緑快速」の2種類があります。
何が違うのかというと、停車駅の違いです。
さっき上でまとめた仙石東北ラインの停車駅の中に、
東仙台・岩切・陸前山王・国府多賀城の4つの駅がありますよね?
ここに止まるのが緑快速で、止まらないのが赤快速です。
なので停車駅の少ない赤快速のほうが速いんです。
この4つの駅と塩釜は東北本線の駅で、塩釜を過ぎると仙石線に入ります。
東北本線と仙石線を通る。
だから「仙石東北ライン」と言います!
朝と夕方の通勤時間帯は赤快速が、お昼の時間帯は緑快速がメインで走っています。
特別快速は1日1往復のみ
仙石東北ラインには、快速よりも速い特別快速が走っています。
停車駅は、仙台・塩釜・高城町・矢本・石巻の5つのみです。
速くて便利なのは間違いないんですが、特別快速は1日1往復しか走ってないんです。
仙台から石巻へは朝に、石巻から仙台へは夜遅くに走っています。
なので観光や旅行で仙石東北ラインを利用する場合、快速を使うことはほとんどでしょう。
仙石東北ラインの料金
仙石東北ラインの主要な駅間の料金についてまとめてみました!(2021年8月現在)
・仙台〜女川
乗車券860円・IC1170円
・仙台〜石巻
乗車券860円・IC858円
・仙台〜矢本
乗車券680円・IC682円
・仙台〜高城町
乗車券420円・IC418円
・仙台〜塩釜
乗車券240円・IC242円
・石巻〜矢本
乗車券200円・IC199円
・石巻〜高城町
乗車券420円・IC418円
・石巻〜塩釜
乗車券590円・IC594円
仙石東北ラインはJR東日本の路線なので、Suicaで乗ればポイントが貯まります!
もちろん仙石東北ラインが走る区間では交通系ICが使えますよ。
東北を旅するなら知っておきたいフリーパス
仙石東北ラインは、東北を旅行する上ではとても重宝する列車です。
なのでここでは、仙台を中心とした南東北エリアで使えるフリーパスを2つご紹介したいと思います。
仙台まるごとパス
一つ目は仙台のJRや地下鉄が乗り放題になる「仙台まるごとパス」です。
仙台市内の観光はもちろん、松島や山形の山寺もエリアの中に入っています!
料金もおトクなので、仙台市内を中心に旅行したい方にはオススメです。
ちなみに仙石東北ラインだと、仙台〜塩釜で使えます。
小さな旅ホリデー・パス
こちらは宮城、山形、福島の東北3県で使えるフリーパスです。
仙石東北ラインだと仙台〜石巻〜女川の全線で使えます。
鉄道の旅をしたい方とか、宮城の沿岸部を観光したい方にはぴったりでしょう!
僕も実際に使ってきました。
小さな旅ホリデー・パスについては別記事であげたのでぜひご覧ください!
仙台へは新幹線や特急ひたちで行こう
仙台東北ラインが乗り入れる仙台駅は、東京から新幹線も特急列車も走っています。
速く行ける新幹線で行くのもいいし、東京から4時間かけて特急ひたちで行くのもいいでしょう!
個人的にオススメなのはひたちです!
やっぱり東北新幹線では味わえない海景色や、キレイな田園風景が見られるからですね…
別記事では東北新幹線や特急ひたちについてまとめた記事を書いていますので、こちらもぜひご覧ください!
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