2019年西武池袋線で運行を開始した特急列車Laview(ラビュー)をご存知ですか?
贅沢(Luxury)のL、矢(arrow)のような速達性のa、大きな窓からの眺望(view)の意味が込められた西武の新しい特急列車です。
今回は特急ラビューの料金・停車駅や予約方法についての基本情報と、ラビューの乗車レポートを書いていきます!
秩父への旅行にぜひ利用してみてください!
ラビューの料金
ラビューは西武秩父へ行く「ちちぶ」、飯能まで行く「むさし」、西武球場前まで行く「ドーム」の3つの種別で運行されています。
特急電車なので、乗車券のほかに特急券が必要になります。
料金は以下の通りです!
・池袋~所沢
大人 運賃350円+特急券400円
子供 運賃180円+特急券200円
・池袋~西武球場前
大人 運賃380円+乗車券400円
子供 運賃190円+特急券200円
・池袋~飯能
大人 運賃480円+特急券500円
子供 運賃240円+特急券250円
・池袋~西武秩父
大人 運賃790円+特急券710円
子供 運賃400円+特急券360円
・所沢~西武秩父
大人 運賃540円+特急券500円
子供 運賃270円+特急券250円
乗車券をもう少し安くしたいのであれば、池袋周辺の金券ショップで西武の株主優待券を購入することをオススメします。
アクセスチケットや大黒屋があるので、秩父へ行くなら金券ショップで株主優待券を買うとおトクです!
西武の池袋駅前には大黒屋があるのでそこで購入するといいですよ!
ラビューの停車駅
特急ラビューは「ちちぶ」「むさし」「ドーム」の3種類がありますので、列車ごとに停車駅をまとめるとこうなります。
・ちちぶ・むさし
池袋・所沢・入間市・飯能・横瀬・西武秩父 ※むさしは飯能まで
・ドーム
池袋・所沢・西武球場前
ドーム号は西武ドームでのプロ野球開催日や、夏休みなどの大型連休に走る臨時の特急列車ですので普段は走っていません!
ラビューの特急券の購入方法
ラビューの予約方法は大きくわけて3つの方法があります。
一つ一つ解説していきます。
駅で購入
一番シンプルな方法で、駅の窓口か自動券売機で購入することができます。
窓口では当日分と前売り券を購入することができ、前売り券は乗車する1か月前の午前7時から購入することができます!
駅の窓口は午前7時~午後20時までですが、駅ごとに当日分の特急券の発売時間が違うので注意!
一方、駅の自動券売機は当日分のみです。
改札の外にある券売機はその日の特急電車の特急券が買え、改札内(駅のホームにあるやつ)の券売機は次に来る特急分のみ購入することができます。
JTBで購入
ラビューの特急券は旅行代理店のJTB各店舗でも予約・購入することができます!
取り扱いは乗車の1か月前から前日までです。
インターネットで予約・購入
インターネット上では2通りのやり方があります。
1のインターネットで予約して、駅や券売機で購入する方法はご覧の手順です!
①西武の予約サービスで会員登録
②ログインして希望の電車を選んで予約
③駅の窓口や券売機で購入
④指定の電車に乗車
発車時刻の30分前まで予約可能です!購入は発車の10分前までです。
2のチケットレスサービス(Smooz)で予約・購入してチケットレスで乗る方法はこちら。
①Smoozのページで会員登録
②ログイン後にクレジットカードを登録
③特急を予約するための積立ポイントを購入
④希望する電車を選択
⑤チケットレスで乗車!
こちらは発車直前まで購入可能です!
積立ポイントというのは、ざっくり言えばプリペイドみたいなもので、1000円分をクレジットカードから払えば1000ポイントに交換して購入することができるポイントです。
インターネットの予約・購入に共通して言えることは会員登録が必要なところですが、Smoozの場合は乗る電車の座席指定をすることができます!
隣に人が座るのが嫌という方はSmoozに登録したほうがオススメです!
ラビューの乗車レポート
実際に乗ってきたので、ここからはラビューの乗車レポートを載せます!
乗車したこの日は日曜日のお昼前。
そのため、ラビュー「ちちぶ号」の空席は残りわずかとなっていました。
僕が乗るのは11時30分発の列車です。
発車まで15分ほどあったので先にホームへ
こちらが今回お世話になるラビューです!
外側は色が全くついておらず、内装は全面黄色という西武らしい配色でした。
これを見たとき、ラビューの顔が宇宙飛行士のヘルメットに見えてしまいました笑
そして一番驚いたのはその窓の大きさです。
足元まで見えるじゃないですか…
お行儀よく座ってないといけませんね笑
そろそろ出発時刻なので乗車します!
車内は黄色と白でとても清潔感があって、床は絨毯のようにフカフカ。
まるでホテルのロビーのようです。
僕は肩幅が広いってのもありますが、座席は少し狭めに感じました。
座席には以前乗った京王ライナーと同じくコンセントが完備されていますよ。
京王ライナーについてはわかりやすい!京王ライナーの料金・座席指定券の購入方法【乗車レポートつき】をご覧ください!
コンセントの設置は鉄道では当たり前になってくるのかもしれませんね。
休日だったので、入間のアウトレットや秩父へ遊びに行く家族連れが多かったです。
池袋を出ると「ちちぶ号」はこの先、所沢・入間市・飯能・横瀬・西武秩父の順に止まります。
平日ならばかなり混雑する練馬も石神井公園もひばりヶ丘もすっ飛ばし、所沢までノンストップで向かいます。
池袋を出てからおよそ20分、最初の停車駅所沢に着きました。
所沢を出発すると、大きなカーブを曲がり、小手指方面に向けて加速します。
乗ってみると改めてわかりますが、座席を横から見ると膝のところまで窓が来ているんですよね…
それに加えて新型ということもあり、駅のホーム、沿線の踏切や建物からこのラビューを眺めている方が大勢いらっしゃいました。
こんなに窓が大きいと、ショーウィンドウのマネキンになったような気になります
入間市に着くと、車内の4割くらいの人達が続々と降りていきました。
おそらく、ここからバスに乗って入間のアウトレットにいくんじゃないでしょうか?
入間のアウトレットいくにも、飯能のムーミン谷にいくにもラビューは便利ですね!
列車は入間市を通り、入間川を渡って元加治駅を通過。
そして飯能駅へ。
ほとんどの普通列車がここから池袋方面に折り返します。
ちなみに横浜や元町・中華街への始発もここから出ています。
ここでラビューは進行方向が変わるので、周りの人に配慮しながら座席を回転させる必要があるんです。
みんなが一斉に席を回転させる様子は、九州にお住まいの方なら分かると思うんですが、小倉に着いたソニックのようです。
ここからはどんどん山合いの単線区間を快走していきます。
景色も山に変わっていきます。
対向列車も秩父線の白い電車に変わり、この電車を見ると秩父にいくっていう気持ちになります笑
途中の吾野を通過。
本来、西武池袋線はここ吾野が終点なんです。なのでここからが本当の西武秩父線なんですよ!
山合いでも関係なくどんどん飛ばします。
いつか田舎で暮らして、野菜や果物を育ててみたいなぁなんて思いながら車窓を楽しんでいました。
いつのまにか僕は眠ってしまい、起きたときには横瀬を過ぎて西武秩父手前まで来ていました。
もう少し風景撮りたかったんですけどね…残念
池袋からおよそ70分ほどで終点の西武秩父に到着しました。
到着しても、家族連れはラビューを撮影したり、鉄道大好きっ子もカメラでラビューを撮りまくってました。
YouTubeでは、西武秩父→池袋の上りのLaviewの乗車レポートをアップしているので、ぜひご覧くださいませ。
こちらはラビューの車窓から見える山あいの風景をバッチリ撮ったので、動画でぜひラビューからの景色をお楽しみください!
ちなみにラビューは窓が開けない電車ですが、天井にある冷房装置から外気を取り入れているので車内の空気は4~5分おきに入れ替わっています!
コロナ対策はしっかりされていますよ。
別記事では旅のスケジュールを計画するのが面倒…という方に向けて、三峰方面への日帰り旅を「旅のしおり」として書いてみました。
これを見るだけで旅行へ行けるように書きましたので、ぜひご覧ください。
ラビュー以外にも飯能・秩父へ行く列車「S-TRAIN」
新型の特急列車、ラビューは座席がフカフカでとても心地の良い車両でした。
乗ること自体を目的にしてもいいと思いますよ。
ぜひ秩父や飯能へのお出かけにはラビューに乗ってみてください!
秩父や飯能へ行く列車はLaviewのほかに、休日には横浜方面から来るS-TRAINがあります。
S-TRAINについては、以下の記事でご紹介しているのでそちらもご覧ください!
秩父の旅行スポット
秩父には、秩父三社という三つの由緒ある神社があります。
秩父神社・三峯神社・宝登山神社のことを言います!
ラビューに乗って行ってみてはいかがでしょうか?
別記事では秩父神社と三峯神社のご紹介をしているので、そちらもあわせてご覧ください!(宝登山神社は近いうちに公開します)
そして西武秩父駅の近くには「野さか」という豚みそ丼が絶品の名店があります。
野さかについても別記事で書きましたのでご覧ください!
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