え、盛岡で観光…?何もないよ…?
盛岡出身の友人に言われた一言です。
地元の人って、謙遜からか絶対こう言うじゃないですか?
僕「とか言って実は結構あったりするでしょ?笑」
友人「マジマジ!ほんとにない。あってわんこそばくらいだから」
こんなことを言われてしまいました。
それじゃあ自分の目で確かめに行こう!ということで、この記事では盛岡の旅行記をお届けします!
一日で回ってきたので、日帰りでの観光はもちろん、翌日は違う方面へ移動するということもできますのでぜひ参考にしてみてください!
盛岡観光のルート
最初にどんなルートで周ったかご紹介しますね!
盛岡についてから、ホテルにチェックインするまでにかかった時間は大体5時間くらいでした!
東京を8時頃に出れば11時前後に盛岡に着きますので、その時間から観光をスタートさせても余裕で周ることができます!
盛岡名物「盛岡冷麺」を駅ビルで!
盛岡に着いたのが12時だったので、早速ランチをすることにしました。
やってきたのは盛岡駅の駅ビル「フェザン盛岡」にある大同苑です。
昭和40年創業の老舗焼肉店の支店です!ちなみにJREポイント貯められます!
寒いけど冷麺にしました
ここで名物の盛岡冷麺がいただけます!
冬場は盛岡温麺という温かい方の冷麺も食べることができますよ。
盛岡冷麺は、1954年に盛岡市内の焼肉店「食道園」の創業者・梁(ヤン)さんが考案した韓国冷麺をベースにしたご当地料理です。
強いコシのある麺と、牛骨や鶏ガラを使ったスープ、キムチや果物のトッピングが特徴です。
この冷麺にはりんごが入っていました。
戦後の食文化の中で独自に進化し、今や盛岡三大麺(じゃじゃ麺・わんこそば・冷麺)の一つとして、全国的に知名度があります!
弾力のある歯ごたえの麺をぜひ体験してみてください!
レトロな喫茶店「カプチーノ詩季」
食後のコーヒーをしようと、駅前の喫茶店「カプチーノ詩季」にやってきました。
駅から3分ほどで行けるので超便利!
店内はマグカップやエスプレッソを落とす機械「チンバリ」などがあり、レトロな雰囲気醸し出してます。
フワフワのフォームミルクがたまらんぜ
店名にもなっているカプチーノを注文しました。
本業がカフェ店員なので辛口評価すると、めちゃくちゃ美味しかったです。
実は盛岡はカフェの街でもあり、カフェ巡りもオススメです。
駅前から市街地にかけて、昔ながらの純喫茶やオシャレなカフェがたくさんあります。
盛岡は岩手大学や盛岡大学などがあり、昔から学生・文筆家・芸術家などの文化人が多く集う街でした。
そのため「静かに考える」「語らう」場として喫茶文化が根付いていったんです。
そして冬の寒さが厳しい盛岡では、外で過ごすよりも喫茶店で温かく過ごす時間が大切にされてきました。
こういった背景からカフェが多く立ち並ぶ街になっていったんです。
そういえば冒頭の友人も、盛岡はカフェはやたらとあるって言ってました笑
盛岡のランドマーク「岩手銀行赤レンガ館」
盛岡といえばこの建物ですよね?
赤レンガが特徴の旧岩手銀行本店本館です!
1911(明治44)年に盛岡銀行の本店として完成し、盛岡銀行→岩手殖産銀行→岩手銀行と変わり、2012年まで現役の銀行として営業していました。とても歴史的な建築物で、建物自体が重要文化財に指定されている非常に価値ある存在です。
東京駅を設計した辰野金吾が設計したので、どことなく東京駅感ありますよね。
ちなみに91万個もの赤レンガが使われています!
花男の英徳学園みたいですね
現在はギャラリーとして、展示物などが置かれた観光スポットになっています!
重厚な金庫室、旧営業室、役員室、応接室などが当時の姿のまま保存され、吹き抜け天井やステンドグラスが美しく、写真映えスポット多数あります。
なにより建築技術や歴史を紹介する展示もあり、建築好きや歴史好きにもたまらないでしょう。
有料エリアもあって、そちらの方が歴史をより知ることができるので行ってみてください。
盛岡駅から遠い盛岡八幡宮
続いてやってきたのが盛岡八幡宮!
1680年に南部藩主・南部重信公によって創建された由緒ある神社です。
300年以上の歴史がある神社で、盛岡のパワースポットとしても知られています。
縁結び、安産、商売繁盛、厄除けなど多くのご利益がある「盛岡の総鎮守」として、地元の人々に親しまれています。
朱塗りの豪華な本殿や、春の桜、秋の流鏑馬(やぶさめ)神事も見どころの一つです。
盛岡観光の際にはぜひ立ち寄りたい、パワースポットです。
とても雰囲気が良いスポットなのですが、盛岡駅から遠いです笑
歩くと40分かかります!
なので盛岡駅〜盛岡バスターミナルはバスを使って、バスターミナルから歩いて行くのが1番便利でしょう。
駅とバスターミナルの区間は、ひっきりなしにバスが走っています!
圧倒的な和の雰囲気「南昌荘」
盛岡八幡宮から歩いて、続いては南昌荘にやってきました。
明治時代に建てられた由緒ある和風邸宅と、四季折々の美しさを見せる日本庭園が楽しめる隠れた名所です。
明治32年に盛岡の実業家・瀬川安五郎の別邸として建築され、現在は一般公開されています。
ここがスゴかった…
なにがすごいって、ご覧のような和の雰囲気がムンムンに感じられるんです!
建物内では、茶室や展示室があり、茶会や文化イベントが開催されることも。
喫茶コーナーでは、抹茶と和菓子をいただきながら贅沢な時間を過ごすことができます。
観光の合間の休憩や、静かなひとり旅にもぴったりです。
ドラマや映画の舞台にも使われたことがあるそうで、このロケーションなら納得ですね。
ここで抹茶とお菓子のセットをいただける
落ち着いた空間が好きな人にはたまらないと思いますよ!
春は新緑、秋は紅葉が美しいらしいので、ぜひ一度足を運んでみてください。
盛岡駅からはバスで15分ほどとアクセスも良好。中心地から少し離れるだけで、まるで別世界に来たような静寂と美しさに包まれます。
マリオス展望台から盛岡を一望!
最後にやってきたのは、盛岡駅近くのマリオスです!
ここの20階が無料の展望台になっています。
眼下には盛岡の街、遠くには岩手山が一望できます!
360度景色を楽しめて、どこから見てもすげぇしか出てきません笑
南側は盛岡駅がガッツリ見えまして、駅を発着する東北新幹線を見ることができます!
新幹線大好き人間からするとたまりませんね笑
9時〜18時までやっていますので、時間見つけて行ってみてくださいね。
ホルモン焼きの名店「ホルモン幸楽」
夕飯はホルモンの名店「ホルモン幸楽」に行ってきました!
「ホルモン幸楽」は、秋田県鹿角市の名物グルメ「鹿角ホルモン」の元祖・老舗店です。ジンギスカンで使う鍋を使用し、ホルモンの旨みを逃さず味わえる「ホルモン鍋」を堪能できますよ。
「甘い味噌タレ×ジンギスカン鍋」が大ヒットし、花輪本店を中心に、大館・盛岡など東北5店舗に展開しています。
この日は夕方の早い時間ということもあってお客さんは誰もおらず、お店の人にひたすらホルモンを焼いてもらってました笑
やっぱり焼きはプロに任せた方がいいですね。
キャベツとホルモンのコンビがとんでもない美味しさでした。
岩手県盛岡市南大通1丁目5-1 Sビル 1F
営業時間 平日11:30~14:00/16:00~21:30 土日祝11:30~21:30
定休日 火曜日
盛岡はなにもないはウソ
ホテルにチェックインしました
実際に盛岡を観光しましたが、何もないというのはウソです。
景色いいし、ご飯も美味しいですが、なによりも盛岡全体の空気というか、雰囲気がとても良かったです。
文字だけでは伝えきれないので、実際に行って肌で感じてもらうしかありません!
盛岡に行ってみたくなったという方は、ぜひホテルを手配して宿泊ありきの旅をしてみてください!
新幹線とホテルの旅行パックを購入すると旅費がグッとおトクになります。
翌日は盛岡から再び新幹線に乗り、秋田県にある秘湯「乳頭温泉」に行ってきました。
一体どんなところなのか別記事でレビューをアップしていますので、ぜひご覧ください!