三重県にある伊勢神宮は、国内でも有数のパワースポットとして有名ですね!
125あるお宮とお社を総称して伊勢神宮と呼び、広さはなんと東京ドーム約1200個分の広さを持つ広大な敷地なんです。
伊勢神宮は外宮と内宮に分かれており、外宮には豊受大御神、内宮には天照大御神が祀られています!
そんな伊勢神宮には参拝方法があるということはご存知でしょうか?
知っているけど細かいことはよくわからない…という方には今回の記事はぴったりです。
・どういう参拝方法なのかを知りたい
・参拝前にざっくりと知識をつけておきたい
という方のために、伊勢神宮の参拝について書こうと思います。お伊勢参りの参考にしてみてください!ではいきましょう
伊勢神宮の回り方
伊勢神宮は、外宮→内宮の順で回るのが良しとされています。
もっと細かく言えば、二見興玉神社からお伊勢参りは始まるのですが、それはちょっと大変なので、伊勢市駅から外宮に向かってもいいとされています。
下に周り方をまとめてみました!
~外宮~
橋を渡り、手水舎で手を清めます。
その後、外宮の正宮(豊受大御神)→多賀宮(別宮)→土宮→風宮の順番で回ればOK
~内宮~
橋を渡って手を清めます。
その後、内宮の正宮(天照大御神)→荒祭宮(別宮)→風日祈宮の順番で回ればOK
伊勢神宮参拝では、少なくとも正宮と別宮を参拝すれば大丈夫ですよ!
知っておいて損はない伊勢神宮の参拝方法
ここでは、行く前に知っておくべき知識をまとめてご紹介したいと思います!
外宮を参拝してから内宮を参拝すべし
伊勢神宮は外宮と内宮があり、どちらかというと内宮のほうが賑わっています。
というのも伊勢神宮内宮への参道には「おはらい町・おかげ横丁」があり、様々なお店が立ち並んでいるからです。
伊勢神宮って内宮だけいけば大丈夫じゃないの?
と思う方が結構いるのですが、実はダメなんです。
そもそもお伊勢参りというのは、外宮から行くのが本来正しいんです。
外宮だけ、もしくは内宮だけの参拝は片参宮っていわれていて、縁起が悪く避けるべきことなんです。
外宮の豊受大御神は衣食住の神様で、内宮の天照大御神は日本の神様のトップにおり、国土平安や勝運の神様といわれています。
伊勢神宮に訪れたら必ず両方の神様にちゃんとご挨拶しましょうということです!
外宮も内宮もともに広いので、両方1時間ほどの余裕を持っていったほうがいいですよ。
外宮と内宮は結構距離があり、バスで20分ほどです。
伊勢神宮の鳥居の前では軽く一礼を!
伊勢神宮はかなり広く、鳥居が結構あります。
伊勢神宮に限った話ではないのですが、神様の敷地にお邪魔するので、各鳥居の前では軽く一礼をするのがマナーです!
もちろん帰りも忘れずに一礼しましょう!
参道の真ん中は歩いてはいけない
伊勢神宮の外宮と内宮にはそれぞれ火除橋(ひよけばし)、宇治橋という橋を渡って境内へ入っていきます。
行くとわかるのですが、外宮の参道は左側通行で、内宮は右側通行なんです。
なんでこうなっているのかというと、橋の先にある手を洗う手水舎の場所にあわせているからだといわれていますが、詳細は不明です。
もし忘れていても、どっち通行かは橋に書いてあるので、それに従えば大丈夫です。
そして、伊勢神宮の参道は真ん中を歩いてはいけません。神様の通る道なので、私たち参拝者は端っこを歩きましょう!
正宮は感謝を伝えるところで、お願いごとはNG!
外宮と内宮にはそれぞれ正宮(お寺でいう本堂)というメインの建物があります。
実はここでは、お願いごとをしてはいけないのです。
正宮こそお願い事をする印象が強いですが、伊勢神宮は日々の感謝を伝える場所です。ですので、基本的にお願い事はしてはいけないんです。
自分の名前と住所の後に、日ごろの感謝を伝えましょう!
唯一お願いをしていいのは、第一の別宮という建物です!
外宮であれば多賀宮、内宮であれば荒祭宮です!
もちろんお願いごとの前に、自分の名前と住所と日頃の感謝を伝えましょう!
参拝は2礼2拍手1礼で、これは内宮・外宮関係なく一緒です。
ちなみに伊勢神宮には、おみくじはありません。
訪れただけで大吉という解釈をするそうです。
伊勢神宮ではお賽銭をする必要なし!
実は伊勢神宮ではお賽銭をもする必要がないんです。
正宮や別宮でもお金を投げ入れて参拝される方がほとんどなのですが、本当は参拝するだけでいいんです。
神様がいる神聖な場所に、人間の持っているお金を投げ入れてはいけないんです。
その証拠に、お金が投げられている場所は白い布が敷かれていて、直接敷地にはお金が落ちないようになっています
お金を投げずに参拝していた方は全くいなかったので、なかなか知られていないんだと思います。これを知っているだけでもドヤ顔で語れますよ。
お賽銭箱はありますが、基本お金を投げ入れるのは必要ないです!
正装をして千円を持っていくと特別な参拝ができる
外宮と内宮の正宮で参拝をしていると、スーツを着た人たちが自分たちよりかなり神様に近いところでお参りをしているところ見かけます。
実はその場所、条件をみたせば入ることができるんです。
その条件は「スーツを着用していること」「特別参宮章を持っていること」の2点。
特別参宮章は、お守りやお札が売られているところに式年遷宮への奉賛金、つまり寄付金を受け付けている場所があって、そこで寄付するといただけます。1000円を寄付すると特別参宮章がいただけますよ!
スーツは特に規定はないらしいので、近所のAokiとか青山で買ってください。
もちろんパーカーに黒スキニーっていう服装はダメです。神聖な場所に入るのでカジュアル感はNGです。
伊勢神宮へ来たら食べたいグルメ
伊勢神宮内宮近くには、おはらい町・おかげ横丁という商店街があります。
内宮への参拝後に立ち寄る人が多く、平日でも参拝客で賑わっています。ちなみに、おはらい町の一角にあるエリアを「おかげ横丁」といいます。
ここでは様々なグルメを食べることができるので、お伊勢参りが終わったら立ち寄ってみることをオススメします!
今回はその中、伊勢神宮へ行ったらここだけは味わっておけというものを4つご紹介したいと思います!
伊勢神宮グルメ① 赤福本店
まずは伊勢の名物「赤福」です。
おはらい町には赤福の本店があり、建物は明治時代に建てられてから140年以上経っているので、周りの建物に比べて貫禄が全然違います
店内では、お店の側を流れる五十鈴川を見ながら赤福とお茶を頂くことができます。
また伊勢には、毎月一日に普段より早く起き、伊勢神宮へお参りをする朔日参り(ついたちまいり)という習わしがあります。
無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、また新しい月の無事を願ってお祈りをする習わしなのだそう。そして赤福本店では、お正月を除く毎月一日に「朔日餅」を用意し、朔日参りに行かれた方をお客様を迎えているそうそうです。
赤福本店
伊勢市宇治中之切町26番地
営業時間 午前5時~午後5時(繁忙期は時間変更有り)
伊勢神宮グルメ② うどんや ふくすけ
続いても伊勢の名物で、今度は「伊勢うどん」のお店をご紹介します。こちらはおかげ横丁にある「うどんや ふくすけ」
伊勢うどん(510円税込)
伊勢うどんは、柔らかい極太麺に濃褐色のタレをかけただけというシンプルさが特徴です。ふくすけのうどんのタレは、天然ダシを使った自家製タレなのだそう。
ですが以前、普通の平日の15時ごろ寄ったのですが、店内はかなり空いていましたよ。
店内はこんな感じで、和風な店内でうどんをすすることができます!
伊勢神宮グルメ③ お伊勢屋本舗
続いては、おはらい町の通り沿いにあるこちらの「お伊勢屋本舗」
松阪牛を使った食べ歩きグルメをいただくことができるとあって、お店に着いた時には数人並んでいました。ちなみに僕が並んだ直後、後ろに15人くらい並びました…笑
お店のすぐ隣にはイートインスペースとゴミ箱があるので、休憩がてら食べていくことができます。
松阪牛しぐれ福まん
お伊勢屋本舗では、松阪牛の牛串やコロッケを食べることができるのですが、僕個人がオススメしたいのはこちらの牛しぐれ煮の福まん。
福まんにはA5A4ランク松阪牛のしぐれが入っていて、甘辛い味を堪能することができます!
お伊勢屋本舗
三重県伊勢市宇治中之切町94-7
営業時間 10時~17時 不定休
伊勢神宮グルメ④ 五十鈴川カフェ
こちらは名前の通り、五十鈴川沿いにあるオシャレなカフェです。五十鈴川カフェでは、厳選されたお豆をネルドリップしたコーヒーが飲めます。
ちなみにネルドリップというのは、一般的な紙で抽出する方法ではなく、布で抽出する方法のことを言います。
ネルは「フランネル」の略で、柔らかく軽い毛織物という意味があります!
紙に比べて布の方がフィルターが粗いので、コーヒーオイル(コーヒの油分)も一緒に抽出されます。なので、ネルドリップはまったりとした口当たりのコーヒーに仕上がるんです!
店内はどの席からも、先ほどの赤福と同じように五十鈴川を見ながらゆっくりすることができます。夏場はアイスコーヒーを飲みながら川を眺めるなんていう大人な時間を味わうこともできますよ
五十鈴川カフェ
三重県伊勢市宇治中之切町12
営業時間 9時〜17時 (4月12日まで9時半開店)年中無休
猿田彦神社で運気を上げる!
もし時間に余裕があれば、内宮からちょっと行ったところにある、猿田彦神社にもぜひ足を伸ばしてみてください!
干支の文字が彫られた方位石があるのですが、参拝に来た人はそれに触れて運気を上げています。ある法則で触ると様々な運気が上がるらしいのです。
金運が欲しい人は、巳→酉→丑
安定や財産を手入れたい人は、申→子→辰
人気を高めたい人は、寅→午→戌
ぜひお伊勢参りの際は、猿田彦神社にも行ってみてください!
伊勢神宮へは近鉄特急でいくのが王道!
伊勢神宮は、宿泊ありでも日帰りでもいける観光スポットです。
ぜひ伊勢神宮行く時は、この記事を参考にしてください!
そんな伊勢神宮へは、近鉄特急で向かうのが王道です!
伊勢に向かう「特急しまかぜ」と「伊勢志摩ライナー」については、以下の記事でまとめているのでぜひご覧ください!
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