河津桜といえば、2月に咲き始める早咲きの桜で有名ですね!
今回はその発祥の地「河津」の河津桜旅行記をお届けします!
河津では桜の開花にあわせて、毎年「河津桜まつり」というものが開催されています。
どういうルートで回ったのか、そしてここだけは押さえておくべし!などを書いていきますので、ぜひ河津桜を観にいく際の参考にしてください!
東京〜河津は踊り子一択!
まずは東京から河津へ向かうわけですが、移動手段は特急踊り子一択です!
東京〜河津間を約2時間半で結んでいて、河津桜まつりのシーズンには臨時列車も走っています!
途中の根府川付近や、伊豆急行線の片瀬白田〜伊豆稲取の区間からは、相模湾が一望できるので必見ですよ。
ちなみに同じルートを「サフィール踊り子」という、これまた違った列車が走っています!
こちらはシンプルにいうと高級な特急踊り子で、車内のシートや設備は一級品です!
踊り子とサフィール踊り子については以下の記事でご紹介していますので、ぜひこちらをチェックしてみてください!
踊り子は次の伊豆急下田が終点です
河津に到着しました!
東京駅を一番早く出る踊り子に乗ってきましたが、それでも時刻は11時40分です。
帰りの踊り子は15時20分なので、滞在時間はたった3時間半…!
ちなみにこれが河津を出る最後の踊り子です!
臨時列車がある日は、早朝に東京から来て夜に河津を出ることができるので、河津に長くいたいなら臨時列車を狙いましょう!
臨時列車がない日だと、今回のように滞在時間が短めになるのでお気をつけあれ!
河津桜は3分咲きでも十分楽しめる
混んでるけど、これはまだ空いてる方らしい
河津桜は例年だと2月上旬から開花が始まり、満開の期間は直前まで読めないそうです。
満開でなくても5〜6分咲きなら楽しめるそうで、2月中旬ならそこまで開花してるだろうと考えあらかじめ踊り子のきっぷを早割で取っていました。
河津桜ゴリ押し
そして当日、開花状況をチェックすると、ほとんどの河津桜がまだ3分咲き…。今年は寒い日がつづいて開花が遅れていたそうです。
駅前通りの河津桜
こちらが3分咲きの河津桜!
想像以上に花が咲いていて、これなら全然楽しめると思いました!
見頃だったら100点
駅から少し歩くと、河津の桜並木がある河津川へでます。
ここから上流に向かって歩くと、屋台などが立ち並ぶ桜まつりのメイン会場へいけますよ!
全然楽しめるやん
ところどころまだ咲いていない木もありますが、鮮やかなピンクの河津桜は楽しめます!
逆に見頃だと激混みだろうし、この時期に来れてよかったのでは…?と思えたほどです。
来宮神社の大クスは圧巻!
河津川沿いを歩いて、来宮神社にきました。
ここには樹齢数千年をこえる大クスが植えられています!
ちなみに写真にある鳥居のすぐ後ろにある木ではないですよ!
広い境内のなかには、立派な本堂が建っています。
来宮神社の氏子(その地の氏神を信仰する人たちのこと)は、毎年12月18〜23日まで鳥肉や酒を飲まない「鳥精進・酒精進」という風習があるそうです。
これは来宮神社の祭神「杉桙別命 」がお酒に酔って、野の火事に巻き込まれてしまった際、鳥たちが羽に水を含ませて火を消して助けたという故事に由来します。
すごいお話ですよね…
本堂の奥にあるしめ縄が巻かれたこちらの木が来宮神社の大クスです!
国の天然記念物に指定されている、高さ24メートルもある巨大な木です。まさにトトロの世界。
大昔、河津には7本の大楠があったそうなのですが、来宮神社の大楠だけが現存しています。その生命力によるあやかって、健康や長寿を祈願する方も多いそうです。
来るとわかりますが、その存在感というか、雰囲気というか、圧倒されてしまいました…。
一緒に来た同行者と、ただただじーっと大クスを見る時間ができてしまったほどです笑
河津桜の原木と桜もち
私有地の中にある原木
来宮神社をあとにして、続いてやってきたのは河津桜の原木です!
じつは河津桜って、1955年に河津町で発見された比較的新しい品種なんだそうです。
当時河津川沿いに咲いていた桜の苗を、庭先に植えた方がいて、それがのちに新種の桜ということがわかりました。
それが河津桜であり、その苗がこの河津桜原木なんです!ストーリーを知った上で見ると面白いですね。
車の行き来が多いので、お気をつけて
この河津桜の原木だけ、5分咲きという一番早い開花スピードでした。
周りはまだ咲いてない木もあるのに、これだけ立派な桜が咲いているのを観て、少し感動しました…!
河津桜原木の近くには、豊泉橋という河津桜ビュースポットがあります!
河津川と桜並木の風景が最高です!
スマホで撮ってインスタのストーリーに投稿するまではマストですよ笑
マストといえば、もう一つあります!
それは屋台で売っている桜もち。
塩が効いた桜あんが入ったモッチモチのお餅です!
ノーマークだったものが記憶に残る経験って誰しもあるじゃないですか?
まさにそれを経験しまして、この桜もちの美味しさは今でも忘れません。
1個から焼きたてを購入できるので、ぜひ河津へ行ったら食べてください!
河津浜海岸から伊豆諸島が見える!
ここだけ見ると江ノ島付近みたいですね
桜を観ながら河津川を下り、河津浜海岸まで来ました!
一つだけベンチが置かれています
水平線の先には伊豆諸島の大島、利島、新島、式根島港が見えます!
ちなみに砂浜自体はそんなに綺麗ではないです。オフシーズンだったからってのもあるでしょうが、流木や軽石が打ち上げられていました。
ただ目の前に広がる大海原を見れば、そんなことどうでも良くなります。
河津駅からは5分ほどで来れるので、河津旅行の最後に寄るといいでしょう!
無事に帰りの踊り子に乗ることができました!
滞在時間3時間半でしたが、桜は見れたし、美味しいグルメも堪能できたので満足できました。
ぜひ河津へ行く際の参考にしてくださいね!
河津桜を見に行ってわかったこと
行ってからわかることってあるじゃないですか?
今回河津桜を見に行って、わかったこと感じたことを以下の記事にまとめました。
今年、もしくは来年の河津桜を見に行く際はぜひこの記事を思い出してください!
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