都内を走る中央線には、2本しか走っていないレアなオレンジの電車があるのをご存知でしょうか?
209系という電車で、中央線を使っている方なら一度は見たことがあるはず↓
左が209系、右が中央線の主力E233系です
僕も中央線ユーザーなのでたびたび見かけることがあったものの、ガッツリ乗ったことがありませんでした。
2駅くらいしか乗ったことないですね…。
なので今回は実際に乗ってきたので、209系の乗車レポートをお届けしたいと思います。
主力の車両より古い209系
東京駅にやってきました
今回は東京駅から高尾駅まで乗り通していきます。
実際に走る209系に乗りますよ!
今回の主役
この209系は、1999年12月〜2018年10月の19年間は常磐線の各駅停車として走っていました。その後オレンジの中央線で走っているE233系へのグリーン車導入工事のため、現在は中央線で活躍しています!
E233系が中央線でデビューしたのは2006年なので、209系の方が年齢で言えばかなり先輩になるわけです。
人事異動してきた人が自分より年上だとビビりますよね。まさにあれが中央線で起こったわけです。
209系の車内は時代を感じる
どこかレトロな雰囲気のある電光掲示板ですね。
これが快速の運用だと、「新宿経由」っていう表示も出るそうです!
209系の車内はこんな感じ。青がベースで、通勤電車の雰囲気がムンムンです。
ちなみにイスはだいぶ硬め。小学校の卒業式で座ったパイプ椅子を思い出すくらいには硬かったですね。
都心を走る電車には当たり前のようについているLEDモニターももちろんありません!
「次は新宿です」のような自動放送もないので、車掌さんが一駅一駅アナウンスしてくれる仕様になっています。
だけど全車両に監視カメラはついているという、ハイテクと古さがつまった車両です!
「なんかこの電車、普通の中央線と違くない?」という会話をしてる人が車内にちらほらいたくらいなので、結構印象に残る電車なんでしょう。
高尾まで乗り通してみた
隣を走るのは中央・総武線各駅停車です。常磐線時代は各駅停車として走っていましたが、今では各停を横目に快速線として走っています。
なんか面白いですね。まさか209系自身も、「え?俺中央線いくんか!?」って思ったことでしょう。
ゔぉぉぉぉぉぉおん
ニャンちゅうもびっくりのモーター音を上げて突っ走っていきます。
東京から高尾までは約60分。
途中駅で、先を走る快速を追い抜いていきます。
乗り心地は正直いうと、E233系の方が揺れも少ないし快適です。
そりゃそうですよね。
改めて最新型の通勤電車って、快適ですごいと感じました!
豊田駅近くの車庫では、もう一本の209系が休んでいました。
ちなみに僕が乗ってる方の車両は、夜までひたすら東京〜高尾を往復する運用でした。
この差はなんでしょう…笑
高尾に到着しました!
中央線には高尾から先の大月まで走る電車があるのですが、209系にはその設定がありません。
大月まで行く列車が引退までに見られるといいな…と思います。
209系は、中央線のグリーン車導入のために中央線にやってきました。なのでグリーン車導入が完了すれば引退ということになります。
2024年秋頃と言われているので、ぜひ引退までに乗りに行ってみてください。
このブログでは、乗り鉄・旅行をメインに発信していますが中央線をテーマにした記事もたくさんアップしています。
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