今回は西武鉄道の花形特急「ラビュー」の乗車レポートをお届けします!
まだ乗ったことがない方、秩父への旅行を考えている方などにオススメの記事です!
車窓からの景色はもちろん、知っておくべきことなども書いていきますのでぜひ最後までご覧ください!
足元まで見えるラビューの大きな窓
ラビューに乗るため、池袋駅に来ました。
日中は1時間に1本のペースで出ているので、旅行としても通勤ライナーとしても使える便利な特急列車です!
ちなみにラビューというのは車両の愛称のことで、これから乗るのは西武秩父行きの「特急ちちぶ号」です。
窓がデカいのが一発でわかる
ラビューの最大の特徴は、景色が楽しめるように作られたでっかい窓。
膝まで丸見え
外から見ると、まるでショーウィンドウのよう。
外はシルバーで中は黄色というオシャレなデザインです!
まっきっき
こんなに車内が黄色い電車は、ラビューくらいでしょう。色が違うだけで遊び心を感じちゃいます。
こちらがラビューの客室です!
愛称のラビューといい、車内のデザインといい、どこか可愛いらしさを感じますね!
それでは西武秩父へ向けて出発!
池袋を出ると、16駅先の所沢までノンストップです。
見どころたくさんの「西武池袋線」
ラビューが止まる駅は、池袋・所沢・入間市・飯能・横瀬・西武秩父です!
池袋〜西武秩父まで約1時間20分なので、それまでゆっくり車窓を楽しめますよ!
桜台駅を過ぎると、石神井公園までは高架が続くので見晴らしの良い景色が続きます!
富士見台駅あたりでは駅名の通り富士山を見ることができるので、西武秩父行きなら進行方向左側の窓からのぞいてみてください!
景色が良すぎる
ラビューのシートに座った時の視線はこんな感じ。
嫌でも外の景色が見えてきます笑
窓が大きいということは、それだけ西武は沿線の景色に自信があるということ。たっぷりと楽しんでくださいね!
旅のお供「アルフォート」
ちなみにラビューには、車内販売や自動販売機はありません。お菓子や飲み物は駅で購入しておきましょう!
最初の停車駅「所沢」です!
西武新宿線との乗り換え駅でもあり、ここからラビューに乗る人もたくさんいます。
ちなみに所沢から西武秩父まで、特急券代はたったの500円!
特急券代を浮かすために池袋〜所沢は急行などで移動して、所沢から乗るという人もかなりいます。
所沢名物の大カーブを曲がって次の入間市へ。
窓が大きい分日差しがダイレクトに入りますので、その際はカーテンを使えば大丈夫です!
小手指駅を通過すると、西武池袋線の車庫が見えてきます。
直通している東京メトロ副都心線や東急線の車両なども見られるので、鉄道好きにはたまらないでしょう。
あっという間に車庫の横を走っていくので、瞬き厳禁です!
入間市では、普通電車が待っていました。
意外だったのは降りる人が結構いたこと。
ラビューに乗る人って、ほとんどが秩父へ行くもんだと思っていたのですが、普通電車に乗り換えたり改札の方へ歩いていく人が多かったです。
入間市はアウトレットもありますしね!
入間市を出ると、大きなS字カーブを走っていきます。そしてここは高台なので、入間市の街並みを一望できます!
大きな柵がないので、まるで飛んでいるような感覚になれますよ!
右へ左へ線路を曲がるので、思わぬところから太陽が顔を出してきます笑
飯能で起こるイベント「座席回転」
今まで走ってきた向きと変わりまして、8号車が先頭になります。
飯能駅手前でこんなアナウンスが流れます。
そう、飯能駅ではラビューの進行方向が変わります。
そこで起きるのが座席回転。
九州にお住まいの方にわかりやすくいえば、小倉のソニックみたいなものです。
お客さんが次々と立ち上がり、シートを回転させていきます。
後ろに誰もいない時は、ボックスシートのようになりますが、それは仕方のないことで車掌さんも黙認しているみたいです。
もちろん前と後ろにお客さんがいたら、ちゃんとコミュニケーションをとって回転させましょう!
山岳路線を楽しもう
飯能〜西武秩父はトンネルが多いので、警笛を頻繁に鳴らしながら進みます。
普通電車も走っていまして、そちらは地元の方やハイキングで来た人たちでかなり混雑していました。
西武線で一番長いトンネル「正丸トンネル」を通過していきます。
4811メートルもある長いトンネルで、西武秩父線を作る工事でもっとも難関だったのがこのトンネルを掘る工事だったそうです。
正丸トンネルを出ると、すぐに横瀬です!
池袋から約1時間20分。終点の西武秩父に到着しました!
駅からは、秩父の名峰「武甲山」もしっかり見えます。
西武秩父は秩父エリアの玄関口なので、ここから三峰神社や長瀞といった観光スポットへ行くことができます。
三峰神社の記事はぜひこちらをチェックしてみてください!↓
というわけで、特急ラビューの乗車レポートをお届けして来ました!
秩父へ行くまでの道のりすら楽しめるので、ぜひ車窓に注目しながらラビューの旅を楽しんでみてください!
別記事では、同じく西武秩父を発着している「エストレイン」の乗車レポートをアップしているのでぜひこちらもチェックしてみてください!
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