この記事では、北陸の王道観光地「金沢」の旅行記をお届けします!!
関東からは北陸新幹線、関西や東海からは特急列車1本で来ることができるアクセスが良い場所です。
しかも金沢は観光スポットがコンパクトにまとまっていて、とても移動がしやすい街なんです!
実際に1泊2日の金沢旅行をしてきまして、ぜひ寄ってほしいこと体験してほしいことを書きましたので、ぜひモデルコースとして参考にしてみてください!
金沢へのアクセス
金沢は東京、名古屋、大阪の各都市からのアクセスがとてもいい場所です!
東京から金沢へ行くとすれば、北陸新幹線で行くのがベスト! かがやきに乗れば、2時間30分で金沢まで行けてしまいます。
ほかにも羽田空港からJALで小松空港まで行き、小松駅経由で金沢へ行く方法もありますが、新幹線が1番便利ですね。
名古屋からは特急しらさぎで約3時間、大阪からは特急サンダーバードで約2時間50分でむすんでいます!
金沢は北陸地方というだけあって寒いです!
10月中旬に行きましたが、さすがにコートがないとキツかったですね…。
行った日は確か13℃とかだったはず。
金沢の王道観光スポット
金沢の王道観光スポットといえば、兼六園、金沢城、21世紀美術館、近江町市場、ひがし茶屋街でしょう。
どれも距離があるので、金沢駅からでているバスが便利です!
駅前から出ている「城下まち金沢周遊バス」が一番便利でわかりやすいでしょう!
料金は一律200円!
もちろん他の系統のバスでも行けますが、このバスが1番わかりやすいし交通系ICも使えるのでオススメです!
日本三大庭園「兼六園」をまわる
一つ目は兼六園です。日本三大庭園の一つで、金沢の観光地といえばここを真っ先に想像するでしょう!
「兼六園下・金沢城」というバス停が、兼六園メインゲートの最寄りです!
バス停から入り口まで、なかなか急な坂があるので気をつけてくださいね。
入園料は320円です!
風流ですね…
どことなく哀愁を感じる園内で、気持ちが落ち着きます…。
ここで瞑想すれば、一発で悟り開けるんじゃないかと思ってしまうほどでです。
道徳の教科書の1ページにでてきそう
こちらは唐崎松という、兼六園のシンボル的な存在です。 冬になればここに大きな傘状の雪吊りが取り付けられます。見たことがある方も多いのではないでしょうか!
これが冬の訪れを告げる北陸の風物詩になっているんです。
こんなことをパンフレットやスマホの公式サイトで学びながら園内を歩き回り、気づけば1時間以上散歩してました笑
金沢三大茶屋街を巡る!
二つ目は金沢の茶屋街でもっとも有名な「ひがし茶屋街」です!
ちなみに茶屋街というのは、江戸時代に芸妓さんとの遊びなど大人の遊び場として栄えた歓楽街のことです!
このアングルはド定番ですね。
ここにはグルメはもちろん、お土産が売っているお店もたくさんあります!
アイスもなかや、「箔一」の金箔ソフトは有名で、金箔をあしらったお箸のお土産も人気なので立ち寄ってみてください!
主計町茶屋街
金沢にはひがし茶屋街以外にも、江戸時代からある茶屋街が各地にあります!
ひがし茶屋街とにし茶屋街と主計町茶屋街を合わせて「金沢三大茶屋街」と言われています。
今回は全部回ってきました
主計町茶屋街は、ひがし茶屋街の斜向かいにあるので、比較的空いている場所です。
特別インパクトのあるスポットはありませんが、空いている分古風な雰囲気を味わうことができます!
中の橋
主計町茶屋街には、中の橋と暗がり坂という2つのスポットがあります。
こちらが暗がり坂です。日中でも日が当たらないからこう呼ばれていますが、正直普通の階段でした笑
もう一つが中の橋。ここからの景色はとても良かったです!
下を流れる浅野川と空の青い景色がとても素敵でした。晴れの日はマストで行きましょう!
にし茶屋街
香林坊からバスに乗り、3つ目の茶屋街「にし茶屋街」にやってきました!
バス停で言うと「広小路」もしくは「にし茶屋街」から来ることができます。
ちなみににし茶屋街はかなりコンパクトな場所で、上の写真に収まっている建物で茶屋街は完結しています。
ここで味わって欲しいのが、「MAMEノマノマ」というお店の賞味期限6分もなかです!
何が6分なのかというと、モナカのサクサク食感が6分でなくなってしまうからなんだそう。
こちらがそのもなか。
塩豆あんとバニラという最強のタッグです。
サクサク食感でとても美味しいですし、6分ほど経てばモナカは水分をすってサクサク感がかなり落ちました。確かに6分もなかですね。
お店の横にはイートインスペースがあるので、ここでサクッといただきましょう!
21世紀美術館はひとりだと浮く
3つめは金沢21世紀美術館です!
ひとり旅でくると、ちょっと浮きます笑
というのもカップルや女子旅、家族連れなどグループで来ている人がほとんどだったからです。
この中にひとりで飛び込む勇気はない
色の三原色を使ったこちらの作品は、中に入ると色が合わさって視点を変えるごとに色が変わるというもの。
インスタで有名なプールの中の作品は有料エリアにありまして、ここは大行列ができていました。ちなみに平日の日中でも混んでいて、行くとするなら比較的空いている午前中がいいでしょう!
金沢城の三十間長屋は迫力アリ!
4つめは金沢城公園です。
金沢城は日本史でもおなじみ、前田利家を筆頭とする前田家の居城ですね。
本丸自体はありませんが、場所によってはいかにも城に来たぞ感を味わえます。
金沢城の敷地内には、三十間長屋という建物があります。
食料庫や武器庫として使われていたもので、国の重要文化財なんです。
たまに内部公開をしているとのことですが、訪問した当時ラッキーなことにやってました。
すご…
中はとても広く、1階と2階は共に仕切りのない空間になっています!
特別何かが置いてあるわけでもないのですが、外の街並みとのギャップがすごくて印象に残りました。
雰囲気を味わう場所なので、言葉では伝えるのが難しいのですがとても良かったです。
金沢名物「金沢カレー」&「海鮮丼」
金沢で金沢カレーと海鮮丼を味わってきました!
それぞれご紹介しますね!
まずは金沢カレー!
石川県に店舗を構えるターバンカレーに行ってきました。
金沢の名物にカレーがあるのをご存知でしょうか!
カレーの上にソースがかかったカツがのっているのが特徴だそう。
自宅でも作れるやん…なんてこと頭をよぎってしまいますが、有名になるということはそれだけおいしいということ。
ちなみにゴーゴーカレーも石川県の企業です!なのに第一号店は東京の西新宿です笑
コクの深いルーと、ソースがかかったカツが合っていてとても美味しかったです!
カレーとソースって合うんですね、新発見。
ただ味が濃いので、しょっぱいものが苦手な方は小盛りでオーダーしてみるといいかもしれません。
お店は香林坊にあるので、行ってみてください!
続いては近江町市場の海鮮丼!
近江町食堂で絶品な海鮮丼を食べてきました。
のどぐろめしも有名ですが、さまざまな魚介類がのった海鮮丼もいいですね!
そして近江町食堂に来たら、ぜひオーダーしてほしい一品があります。
それが白海老天ぷら。これが本当においしい…。
レモンをしぼってさっぱりとした白海老は、完全におつまみに向いています!
ぜひ召し上がってください!
乗ってほしい列車「花嫁のれん」「能登かがり火」
金沢を発着している特急列車に、花嫁のれんと能登かがり火という列車があります。
金沢に来たらぜひ乗ってみて欲しいです!
すごいカラフル…
ではまず「花嫁のれん」から!
金沢〜和倉温泉を結ぶ観光列車です!
石川県には、花嫁の婚礼の日に幸せを願ってのれんを贈る伝統文化があるそう。
この列車に乗ったお客さんにも幸せになってほしいという願いも込めて、花嫁のれんという名前がつけられたそうです。
「錦秋の間」という半個室の席を取りました!
2人席ですが、1人でも利用することができますよ!
車内では、石川県の素材を使ったケーキやクッキーを堪能することができます…!
花嫁のれんの乗車レポートは別記事でアップしたので、ぜひこちらをチェックしてみてください。
もう一つの特急「能登かがり火」は、サンダーバードの印象が強いですね!
こちらも金沢~和倉温泉を往復している特急列車です!
3両編成のうち、指定席は1両だけです。
車内は引くほど静かです…寝そう
能登地方には標高1000メートルを超える山はなく、1番高い山でも宝達山の標高637mしかありません!
なので高い山に囲まれた景色というより、広大な田園風景を楽しむことができますよ!
能登地方の大自然を高速で満喫できました。
花嫁のれんとはまた違った列車の旅をすることができるので、今回ご紹介した2つの列車で金沢〜和倉温泉をシャトルランしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに和倉温泉には、無料で利用できる足湯があるんです。
折り返しの特急列車までは1時間半あるので、行ってみることにしました。
和倉温泉駅から、歩いて約15分の場所にある「湯ったりパーク」にその足湯があります!
妻恋舟の湯という看板が掲げられたこちらが無料の足湯になります!
毎日7時〜19時までやっているそう。意外と長いですね。
すごすぎ
あったかい足湯につかりながら、目の前に広がる七尾湾を一望できます! もう一度いいますが、これ無料です。
ちなみに足を拭くためのタオルは、自分で用意してくださいね。
この七尾湾は様々な魚介類が獲れる海のため、和倉温泉のある七尾市は「寿司王国 」を謳っています!
温泉に行って、お寿司を食べるというダブルコンボをきめてみるのもいいでしょう!
金沢に泊まるなら「東急ステイ金沢」がオススメ
金沢にはたくさんのホテルがあり、その中の一つ「東急ステイ金沢」をご紹介します!
2020年2月にできたばかりの新しいホテルです。
近江町市場や香林坊エリアが徒歩圏内なので、夕飯を近江町市場で食べるなんてこともできちゃいます。
ここに住みたい
今回泊まったのは、モデレートダブルのお部屋です。
1番驚いたのは、洗濯機や電子レンジが付いていることです!
このホテルの宿泊記は、別記事でアップしています!
ちょっと気になる…という方はぜひチェックしてみてください。
金沢1泊2日の予算と実際にかかった費用
金沢1泊2日旅行をしてきましたが、気になるのはどれくらい費用がかかったのかですよね?
予算は大体5万円として、そこからどうやったら安くなるか情報を集めていきました。
結果的にこの旅で使った費用はご覧の通りです!
花嫁のれん(乗車券+指定席) 2900円
花嫁のれんスイーツセット 2000円
能登かがり火(乗車券+指定席) 2370円
食費 6000円
合計 37270円
雑費でもう2~3千円使ったと思いますが、それでも4万円はかからなかったです。オトクでした。東京から金沢へひとり旅するなら、少なくとも40000円前後はかかると思っておいた方がいいでしょう!
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とはいえタイムセールやクーポンなどで、おトクに旅行パックを購入する方法はまだまだあります!下の3つの旅行サイトがオススメなので、チェックしてみてください!
金沢へ行くなら知っておいた方がいいこと
金沢の旅行をして、これは知っておいた方がいいなと思ったものを最後にザッとまとめますね。金沢旅行の参考になれば嬉しいです!
・金沢駅行きバスはすぐに来る
・駅から金沢の中心部までは結構歩く
・21世紀美術館は混む(平日でも)
・近江町市場の店は閉店が早いので昼間に行くべし
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