この記事では、JR東日本の特急「サフィール踊り子」の料金や、特急券の買い方をご紹介したいと思います！
・伊豆方面への旅行を考えている
・特急券の買い方を知りたい
こんな方に今回の記事はピッタリです！
サフィール踊り子の「サフィール」とは、フランス語でサファイアを意味します。
宝石のサファイヤのような青く美しい伊豆の海と空をイメージし、優雅な旅を楽しんでもらいたいという願いから、この名前がつけられたそうです。
実際にサフィール踊り子を体験してきました！
「超乗ってみたい…」と思っている方は下のプレミアムグリーンの乗車記をぜひご覧ください。
サフィール踊り子の停車駅と時刻表
サフィール踊り子は、東京駅あるいは新宿駅～伊豆急下田駅を走っていきます。
伊豆方面の1号・3号・5号と、東京方面の2号・4号の5本が走っていて、1号と2号は毎日運行している定期列車です！
・サフィール踊り子1〜4号（東京〜伊豆急下田）
東京・品川・横浜・熱海・伊東・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田
・サフィール踊り子5号（新宿→伊豆急下田）
新宿・渋谷・武蔵小杉・横浜・熱海・伊東・伊豆高原・伊豆熱川・伊豆稲取・河津・伊豆急下田
1号と2号→毎日東京〜伊豆急下田を走る定期列車
3号→月、木、金だけ走る臨時列車
4号→月、木、金＋土日祝に走る臨時列車
5号→土日祝のみ走り、新宿始発というかなり変わった列車
停車駅は上の通りで、伊豆急下田→新宿を走るサフィール踊り子はありません。
あわせてサフィール1号〜5号の特徴をざっくりまとめてみました！
臨時列車はおもに夏や秋の行楽シーズンに運行されています！
サフィール踊り子の車両編成
サフィール踊り子は8両編成の列車で、車両編成はこんな感じです！
2号車 グリーン個室
3号車 グリーン個室
4号車 カフェテリア
5号車 グリーン車 車いす用設備
6号車 グリーン車
7号車 グリーン車
8号車 グリーン車
カフェテリアは中間の4号車にあるので、プレミアムグリーンからちょっと歩きます。
伊豆急下田方面は「1号車」先頭で、東京方面は「8号車」が先頭になるので、展望席に座りたい方は覚えておきましょう！
サフィール踊り子の料金
1号車「プレミアムグリーン」のシート
サフィール踊り子の座席全席グリーン車以上で、「グリーン車」「プレミアムグリーン」「グリーン個室」の3つに分かれます。
グリーン車とプレミアムグリーンの料金はこちら！
・東京・新宿・渋谷〜伊豆急下田
グリーン車 10060円
プレミアムグリーン 12460円
・横浜〜伊豆急下田
グリーン車 7280円
プレミアムグリーン 9680円
・東京・新宿・渋谷〜伊東
グリーン車 6970円
プレミアムグリーン 8470円
・横浜〜伊東
グリーン車 4190円
プレミアムグリーン 5340円
・東京・新宿・渋谷〜熱海
グリーン 6640円
プレミアムグリーン 8140円
※乗車券代も含めてあります
ちなみに東京から伊豆急下田までプレミアムグリーンに乗った場合の料金は、東海道新幹線で東京から名古屋までの料金とほぼ同じです！
値段は高めですが、その分忘れられないひと時を過ごせることは間違いナシです。
僕は初めて乗ったときのことを今でも鮮明に覚えています。
別記事ではその時の体験をアップしています！
サフィール踊り子「プレミアムグリーン体験レポート」です。
どんな座席なのか、車内の様子をもう少しくわしく知りたいという方はぜひご覧ください！
サフィール踊り子のプレミアムグリーンからみた景色です！
— とうげつ@鉄道×旅ブログ (@tougetu_kimama) March 7, 2021
片瀬白田〜伊豆稲取の間では、青い伊豆の海を目の前に見ることができます
思わず見入ってしまいました笑 pic.twitter.com/EE5t1s4Hv3
熱海へ行くなら品川駅から乗るとおトク
「サフィール踊り子で熱海に行こうと思っている方」に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。
実は熱海へ行く場合、東京駅や新宿駅から乗るよりも、品川駅から乗る方がかなりおトクになるんです！
ちなみに料金はそれぞれこうなります。（運賃も含めた金額です）
グリーン6640円・プレミアムグリーン8140円
・品川〜熱海
グリーン4480円・プレミアムグリーン5980円
じゃあなぜこうなるのか？
その理由は、JR東日本の特急料金は「距離」で変わるからです。
細かい説明はナシにしますが、乗った駅から50kmごとに特急料金が上がっていきます。
東京・新宿〜熱海は100km以上で、品川〜熱海は100km以内なので料金が変わるんです。
1000円以上トクするので、覚えておいて損はないと思いますよ！
ちなみに伊東駅や伊豆急下田駅へは、品川駅から乗っても料金は変わりません。
特急券の取り方は座席によって変わる
サフィール踊り子の特急券の取り方は、「みどりの窓口」「指定席券売機」「えきねっと」のなかから選べます！
グリーン、プレミアムグリーン、グリーン個室の3パターンの席がありますが、それぞれ対応している方法をまとめました↓
・グリーン
「みどりの窓口」「指定席券売機」「えきねっと」
・プレミアムグリーン
「みどりの窓口」「指定席券売機」「えきねっと」
・グリーン個室
「みどりの窓口」「指定席券売機」
伊豆方面の展望席に座りたいなら、1号車にあるプレミアムグリーンに座る必要があります！
えきねっとで予約が一番早いので、えきねっとから取りましょう！
グリーン個室は2種類ある
サフィール踊り子にはグループ用の「グリーン個室」が用意されています。
4人用のグリーン個室
6人用のグリーン個室
友達や家族で伊豆に行くなら利用するのもアリですね！
「1〜4名用の個室」と「1〜6名用の個室」の2種類ありまして、料金はこうなります。
「1〜4名用の個室」
東京〜伊東
3人で利用 23710円（1人あたり7903円）
4人で利用 27880円 （1人あたり6970円）
東京〜伊豆急下田
3人で利用 33010円（1人あたり11003円）
4人で利用 39240円 （1人あたり9810円）
「1〜6名用の個室」
東京・新宿・渋谷〜伊東
4人で利用 33480円（1人あたり8370円）
6人で利用 41820円 （1人あたり6970円）
東京〜伊豆急下田
4人で利用 46400円（1人あたり11600円）
6人で利用 58860円 （1人あたり9810円）
カフェテリアでは「サフィールpay」で予約しよう
サフィール踊り子の4号車は、お食事が楽しめる「カフェテリア」の車両です！
お食事をはじめ、サフィールでの商品は「サフィールpay」という決済サービスで事前購入ができます。
スマートフォンからしか予約ができないので注意です！
食事の予約は、カフェテリアが混雑しないように時間ごとに区切って予約する方式になっています。
20分ごとに予約ができます
僕はサフィールpayで「お食事」と「サフィール限定のコーヒー」を購入しました。
サフィールpayでの注文の際、特記事項が書ける欄があります。
「コーヒーは食後にいただきたいです」と入力すれば、カフェテリアを出る際にコーヒーをいただけますよ！
サフィール踊り子のホットコーヒーを買ってみました
— とうげつ@鉄道×旅ブログ (@tougetu_kimama) December 3, 2020
ひのとりと違って、こちらはコクが深めです
なのでブラックで飲むのが、個人的にはオススメです☕️ pic.twitter.com/HWgkqpJzy0
ツイートの通り、コーヒーはコクが深めでブラックで飲むのがオススメです！
そしてサフィール踊り子で楽しめるお食事ですが、定期的にメニューがリニューアルします！
僕がカフェテリアを利用したときは「ヌードル」が提供されていました。
サフィール踊り子で味わえる食事やドリンクは、以下のリンクから見ることができるのでチェックしてみてください。
サフィール踊り子のビュースポット
食事を楽しみつつ、都会の景色を楽しむのもアリです
サフィール踊り子の座席予約はA列、B列がいいでしょう。
海側に面した席で、存分に景色を楽しむことができますよ！
オススメのビュースポット一つ目は、品川から横浜までの区間です。
この区間は京浜東北線や京急線がバンバン走る区間なので、タイミングがよければ列車との併走が見られるかもしれません。
晴れた日は最高です
二つ目は早川と根府川の間の区間です。
ここは相模湾を見下ろすような形で、海を眺めることができます！
そして三つ目は、片瀬白田と伊豆稲取の区間です。
ここは伊豆急行線屈指のビュースポットで、車掌さんが伊豆大島や豊島が見られるアナウンスをしてくださいます。
今回ご紹介したビュースポットは、ぜひご自分の目に焼き付けてきてください！
行きはサフィール踊り子、帰りはスタンダードな踊り子に乗るというのもいいでしょう。
踊り子号についてはこちらの記事をご覧ください！
サフィール踊り子に乗って、ちょっと贅沢な伊豆の旅をぜひ楽しんできてください！
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