今回は京急のおトクなきっぷ「よこすか満喫きっぷ」を使った旅行記をお届けします!
京急のおトクなきっぷといえば「みさきまぐろきっぷ」が一番有名ですが、「よこすか満喫きっぷ」も忘れてはいけません。
名前のとおり、神奈川県・横須賀エリアのお出かけにピッタリなフリーパスで、都内近郊から、日帰りでお出かけを考えている方にはめちゃくちゃオススメです!
この記事では数回利用したことがある僕から、オススメのモデルコースをお届けしますのでぜひチェックしてみてください!
よこすか満喫きっぷとは
よこすか満喫きっぷは、京急電鉄で販売されているおトクなきっぷの一つです!
よこすか満喫きっぷは以下の3つの券がセットになっています。
②対象の飲食店で食事ができる「食べる券」
③対象の施設でレジャーや温泉が味わえる「遊ぶ券」
よこすか満喫きっぷは、紙の乗車券とデジタルきっぷの2種類があります!
デジタルきっぷは京急cocoonという、おでかけサービスから購入することができます。
主な駅からの料金は、以下の通り!
・品川/蒲田/京急川崎から
紙の乗車券 3430円
デジタルきっぷ 3330円
・横浜から
紙の乗車券 3330円
デジタルきっぷ 3230円
・上大岡/金沢文庫から
紙の乗車券 3120円
デジタルきっぷ 3070円
デジタルきっぷのほうがおトクですが、個人的には紙の乗車券のほうがいいと思っています。
というのも京急cocoonは会員登録が必要でして、紙のきっぷより100円おトクだけど割引額が少ないからです。
これなら出発当日に券売機で購入して、その足で横須賀へいった方がラクだと思います!
ちなみに券売機で買う場合は、現金か交通系IC残高での購入しかできません!
ではここから、よこすか満喫きっぷのモデルコースをご紹介していきますね!
「よこすか満喫きっぷ」で横須賀へ
横須賀中央駅
品川でよこすか満喫きっぷを購入し、京急の「快特」に乗って横須賀の玄関口「横須賀中央」へ向かいます!
品川から横須賀中央までは約40分です!
横須賀中央駅前は、海が近いので潮風が吹いていて爽快です!
まずはここから歩いて横須賀のグルメを食べに行きましょう!
横須賀の名物グルメ「海軍カレー」&「ハンバーガー」
横須賀の名物は、ハンバーガーと海軍カレーの2種類です。
よこすか満喫きっぷの「食べる券」を使えば、これらのグルメと引き換えることができます!
横須賀についた僕は、そんなグルメを食べるため、目的のお店「ドブ板食堂Perry」へやってきました!
横須賀中央駅から徒歩7分ほどで来れます!
店内はかなりアメリカンな感じですが、お店の方は優しい妙齢の方でした。
ここでよこすか満喫きっぷの食べる券を発動です!
カレーかハンバーガーを選ぶことができますよ!
ではまずハンバーガーから!
「ヨコスカネイビーバーガーポテトセット」と引き換え、横須賀名物のハンバーガーを実食。ソフトドリンクも1杯ついてきます!
ハンバーガーはとてもジューシーで、ケチャップやマスタードをつけなくてもしっかり味があるのでそのままいけてしまいます!
大きいので備え付けのナイフとフォークで食べてもよかったかなと思います。
そしてこちらがカレー!
「よこすか海軍カレープレート」といいまして、からあげやポテトにミルクといった不思議な組み合わせのランチをいただけます!
カレーはもちろんおいしいのですが、サイドにあるからあげが美味すぎました…。
どちらもボリューム満点なので、お腹いっぱいになること間違いなしです!
・ドブ板食堂Perry
神奈川県横須賀市本町2-19
「食べる券」利用可能時間:11:00~22:00L.O/年中無休
Tel 046-884-9797
そしてもう一軒。
「HONEY BEE」というお店です。
僕は正規料金を払ってカレーを食べましたが、ここもよこすか満喫きっぷの対象店です。
こちらではカレーのほかに、なんとミルクとポテトチップスが一緒に運ばれてくるという変わりようで、しかも相性がよくとても美味しい。ミルクとカレーって意外と合うんですね。
HONEY BEE
神奈川県横須賀市本町2-1
「食べる券」利用可能時間:11:30~22:30L.O/年中無休
Tel 046-825-9096
船で無人島、猿島に渡る
ハンバーガーとカレーに舌鼓を打ち、そのまま三笠公園へ向かいました。
名前の通り、ここは日露戦争で活躍した戦艦「三笠」が保管されている公園です。
日本史を習っていた方ならわかると思うのですが、東郷平八郎が乗っていた戦艦です。
日本史をとってなかった方も、名前くらいは知っているのではないでしょうか?
ちなみに肉じゃが誕生のきっかけになったのは、この東郷平八郎です!
イギリスで食べたビーフシチューの味が忘れられず、帰りの船で料理人に作らせたものの、醤油や砂糖で味付けをしたことから生まれたそうです。
戦艦三笠はほぼ当時のまま保存されていて、入場料(600円)を払えば中に入ることもできます。
ちなみに、よこすか満喫きっぷの「遊ぶ券」はここでも使うことが可能です。
ただ今回は三笠ではなく、その先にある猿島が目的なのでパスします。
猿島は三笠公園の隣にある三笠桟橋から、船で行くことのできる無人島です。
無人島といっても、売店や海水浴場があって夏はにぎわっています。
そんな猿島へ行くために三笠公園へ来ました。
猿島へは往復乗船料と島への入島料を含めた1500円を払うと船に乗ることができます。
しかし残念ながら、猿島への船はきっぷの対象外なので注意。
夏休みだからか、船はかなり混んでいました。
三笠桟橋からは毎時30分発、猿島からの帰りの便は毎時45分発に船が出ると覚えておくといいですよ
三笠桟橋と猿島は片道10分程の距離にあるので、島からは横須賀市内が一望できるんです。
猿島は軍の施設として使われていた歴史があるので、弾薬庫や兵舎の遺跡が残っています。
島内はこんな感じで、とてもインスタ映えする雰囲気となっています。
猿島についてはまた別記事で詳しく書いているので、以下の記事をご覧ください!
横須賀の端、観音崎へ
猿島で自然を満喫し、船で三笠桟橋に戻った僕はその足で横須賀中央駅へ戻りました。
まだ帰りませんよ笑
横須賀中央からは再び京急線に乗って、浦賀の1つ手前の馬堀海岸へやってきました。
ここからバスに乗って、観音崎という岬まで行きました。
目的は観音崎公園の灯台に行こうと思っていたからです。
しかし、ここであるトラブルが…
なんと観音崎灯台は16時半に閉まってしまうとのこと。
観音崎のバス停についたのは16時20分。
歩けば10分以上はかかるので確実に間に合いません。
ここへ来て予定が狂ってしまいました…
急遽、僕は広い観音崎公園の地図を見て面白そうなところを探しました。
そこで見つけたのは「海の見晴らし台」
お!なんだこの良さそうな場所は!
きっと海が一望できる展望台みたいな場所だろ!
って思って地図を頼りに海の見晴らし台へ。
途中ショートカットできる路があったので、そこを通って行くことにしました。
それがここ。
なんと山の中に無理やり階段を作ったようなコースでした。
しかも夕方で人が1人もおらず怖さ倍増。
いや、ここで戻るのは違う!と自分を奮い立たせて前進しました。
汗は吹き出るしでっかい蜘蛛の巣あるし、基本登りなのでかなりハード。
坂を登り終えると、レンガが埋められた遊歩道に出ました。
振り返って、僕が歩いて来た道を撮るとこんな感じです。
写真は明るいですが、本来はもっと暗かったです。
たった5分くらいで自分は一回り大きくなったような気がします。
遊歩道を歩き、海の見晴らし台へ。
少し歩くとトンネルを発見。
どうやらここを通らないといけないみたいなんです。
周りには誰もおらず、しかも夕方という薄暗さも相まってめちゃくちゃ怖い。
この怖さ伝わりますかね?しかも僕1人ですからね?
意を決してトンネルに進入。
トンネルの中は暗く湿っていました。
ここを抜ければ千と千尋の神隠しのごとく、別の世界へ抜けてしまうんじゃないかというありもしない想像をしてしまうほどの怖さ…実際そんなことはなかったのですが。
トンネルを抜け、さらに進んで行くとついに海の見晴らし台に到着。
なんか微妙!!
確かに海は見えました!
しかし、なんというか名前負けしてる感じが…
柵があって、その先は一面の大海原で何の障壁もない感じになっているのかと思いきや、海はほんの一部しか見えていませんでした笑
けど開放感はあったので、良しとしましょう笑
カレーを食べなければ間に合いましたね。
観音崎灯台へ行くなら、遅くとも16時頃には到着しておいたほうがいいですよ!
京急ホテルで「遊ぶ券」を使う
帰りは遊歩道を通って、横須賀美術館の横に出ました。
ここで、最後の「遊ぶ券」を使うためです。
横須賀美術館でも使えるのですが、汗だくの僕は反対側にある温浴施設に使うことにしました。
それがこちらのSPASSO(スパッソ)
京急観音崎ホテルの横にある施設です!
受付を済ませ、お風呂は2階にあります。
中はかなり清潔感があります!
お風呂の写真は撮れないので、拾ってきた画像あげますね。
露天もあって、目の前には東京湾が見えました!
写真の露天は女性用ですが、男性用の露天も造りはほぼ同じです。
遠くでタンカーが行き交い、とても静かな空間でした!
お風呂ですこしゆっくりしたら、サウナ→クーリングルーム→休憩のルーティンを3回ほどやりました。
サウナで体を温めて、冷やして、休憩のルーティンはサウナの基本なので、ぜひ覚えておいてください。体の血行が良くなりますよ!
気づいたらここに2時間近くいました。
スパッソを出て、いよいよ帰宅。
バスを待っている時、ちょうど夕暮れで空がオレンジ色に染まっていました!
土休日の横須賀は京急ウイング・シートがオススメ!
横須賀へは「ウイング・シート」でいくのがオススメです。
土休日限定で、三崎港や横須賀へ行く行楽客のために、一部快特列車の1両(2号車)が座席指定の車両になっています。
300円を払えば必ず座って行けるので、かなりおトクです!
ウイングシートについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください!
よこすか満喫きっぷは様々なシーンで使える
お天気にも恵まれて今回も良い旅ができました!
ちなみに今回は一人旅をしてきましたが、友人や恋人と日帰りでお出かけするのも全然アリだと思います。
iPhoneもいいですが、「写ルンです」を持って思い出を撮りに行くのもいいんじゃないでしょうか?あえて現像して焼き増しした写真をシェアしてみてくださいませ。
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