今年2024年2月、 JR東日本がとんでもない乗り放題パス「キュン♥パス」を販売しました。
SNSでも好評だったので、知っている方も多いのではないでしょうか?
関東甲信越、東北を含めたJR東日本全線や青い森鉄道などの第三セクターの鉄道が1日たった1万円で乗り放題になる神がかったフリーパスで、バレンタインの2月14日からホワイトデーの3月14日までの平日利用することができました。
そんなキュン♥パスが2025年に再び販売されるということで、今回はこのフリーパスのご紹介をさせていただきたいと思います。
ひとり旅はもちろん、友人とのグループ旅行などで使うのもいいでしょう!
後ほど、キュンパスの注意点とオススメの使い方もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
それでは行きましょう!
キュン♥パスとは
まずキュン♥パスについて簡単にご紹介させていただきます。
さきほど少しだけ触れましたが、関東甲信越、東北を含めたJR東日本全線や青い森鉄道などの第三セクターの鉄道が平日乗り放題になるフリーパスです。
ちなみに正式キュンパスの正式な名前は「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」略してキュンパスっていいます。
このキュンの何がすごいって、新幹線や特急列車も利用できてしまう点にあります。
この手のフリーパスって、まず新幹線や特急列車はフリーパスの対象にならないんですが、このキュンパスは利用できるんです。
前回は1万円で平日1日が乗り放題の1種類だったんですが、2025年版は1日10000円と連続する2日間18000円の2種類のキュンパスが発売されます。
利用期間は2025 年2 月13 日(木)〜 3 月13 日(木)の平日限定で、土日祝日は利用できません!
2日間用も金〜土、日〜月の利用ができません。
発売期間は利用開始日の1ヶ月前から14日前までで、期間は以下の通りです。
【1日間用】2025年1月13日(月・祝)~2月27日(木)
【2日間用】2025年1月13日(月・祝)~2月26日(水)
利用する14日前までに購入しないといけないのは覚えておいてください!
さっき新幹線と特急列車も利用できるといいましたが、指定席利用は回数の制限があります。
1日間用は2回までで、連続する2日間用は4回まで新幹線・特急列車などの普通車指定席に乗車が可能です。
ちなみに自由席は回数の制限が特に書かれて無かったので、何回でも乗れるんだと思います。
そして前回のキュンパスでもそうだったのですが、購入するにはJR東日本のネット予約サービスえきねっとに会員登録をする必要があります。
えきねっとにログインすることで購入できるので、まだ会員登録していない人がいるのなら、この機会に登録することをオススメします。
ちょっと横道にそれますが、えきねっとの会員登録をしたらJREポイントの会員登録もして、えきねっととモバイルSuicaに連携させることをマジでオススメします。
ポイントが貯まるし、今後普段のJR東日本の鉄道利用や東北新幹線などの新幹線に乗るたびにポイントがザクザク貯まるからです。
こちらの動画でJREポイントを貯める方法をご紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください!
キュン♥パスの注意点
次にキュンパスを利用するにあたって、注意すべきことをお伝えします。
先に結論を言っておくとこちら3つです。
①指定席は早めに確保しよう
②利用できる期間と発売期限に注意
③東海道新幹線や北陸新幹線、北海道新幹線な一部は使えない
①指定席は早めに確保しよう
先ほど指定席は1日版が2回、2日連続版は4回まで利用できると言いました。
その指定席ですが、早めに確保することを強くオススメします。
理由はシンプルにすぐ満席になるからです。
これだけオトクなフリーパスなので、利用する人はたくさん発生します。実際、前回のキュンパス販売期間も東北新幹線や北陸新幹線は満席が続出しましたしね。
キュンパスの存在を知らなかった僕の友人は、仙台→東京の新幹線を取ろうと思ったのに夜まで満席で乗れず、泣く泣く特急ひたちで仙台から東京まで帰りました。
なのでキュンパスを利用するのであれば、旅程を予めしっかり決めて、何時の新幹線の指定席を取るのかまでしっかり決めておくことをオススメします。
当日自由席や指定席を確保しようなんて考えていると痛い目をみます。
実際JR東日本も「利用期間中の【東京駅6~7時台発の新幹線】は大変な混雑が予想されるため、自由席にお乗りになれない場合がございます。朝はゆったりとしたプランでのご旅行の検討をお願いいたします。」という混雑が発生することを先に伝えています。自由席はもちろん乗れないし、指定席も間違いなく取りにくくなるでしょう。
なのでキュンパスを購入するタイミングで、指定席も確保することをオススメします。
②利用できる期間と発売期限に注意
先ほどささっとだけ言ったんですが、ここ結構大事なので改めてお話ししておきますね。
キュンパスは利用する14日前までに購入しないといけないこと、そして平日にしか使えないこと、この2点は覚えておいてください!
例えば利用開始初日のバレンタインデー2月14日は1月31日までに購入する必要があります。翌週の2月21日は2月7日までに購入‥といった感じです。
そしてキュンパスは平日にしか利用できませんので注意してください。2日連続版を買って金〜土、日〜月みたいな使い方はできません。
土日しか出かけられない‥という方は、以前ご紹介した週末パスの利用を検討してみてください。こっちは逆に週末の土日しか利用できないので、土日休みの方にはピッタリです。
③東海道新幹線や北陸新幹線、北海道新幹線な一部は使えない
キュンパスはJR東日本のエリアが対象のフリーパスで、一部の新幹線は利用できません。
具体的に言えば、東海道新幹線、北陸新幹線(上越妙高〜敦賀)、北海道新幹線(新青森〜新函館北斗)の区間です。
東海道新幹線はJR東海で、北陸新幹線はJR西日本、北海道新幹線はJR北海道のエリアだからです。
鉄道好きの方からするといや当たりやん!レベルの話なんですが、以前東海道新幹線ってキュンパス使えるの?って聞かれたらことがあるのでこんな話をしました。
新幹線=全部一緒って思ってる人、結構いるみたいです。アイドルの顔みんな同じやんって言ってる人いるじゃないですか?ここと同じですね。
オススメの使い方
最後に僕とうげつから、キュンパスを使ったおすすめの使い方を2つご紹介させていただきます!
一つ目が乳頭温泉日帰り旅です。
秋田県の秘湯乳頭温泉に日帰り入浴しにいく旅で、まだまだ寒い2月〜3月の旅にピッタリだと思います。
東京からこまちに乗って田沢湖までいきます。田沢湖からはバスを乗り継いで乳頭温泉へいくルートで、一日でかなり大満足できるはずです。
まさに秘湯なので、ぜひ一度足を運んでみてください。乳頭温泉鶴の湯への旅ブログを以前アップしたので、参考になると思います。
二つ目は新潟、東北一周コースです。
まず東京から上越新幹線で新潟へいきます。新潟からは特急いなほとつがるを乗り継いで新青森へ向かいます。
新青森からは、一気に東北新幹線で東京まで戻ってくるというガッツリ乗り鉄したい人向けの使い方です。
以前このルートで旅をしたのですが、めちゃくちゃよかったです。基本特急か新幹線なので、そこまでしんどくないです。
新潟や秋田や新青森で一泊して現地の美味しいものを食べるのもいいし、一日でぐるっと弾丸で東北一周してくるのもいいでしょう。
もし利用するなら、新潟銘菓綿雪タルトは絶対食べてください。あれは絶品です。
ということで、今回はJR東日本のおトクなフリーパス「キュンパス」についてご紹介してきました。
卒業旅行で鉄道旅するなんてのもいいですね。
僕は大学時代、友人と東京から岡山まで普通列車でトコトコ乗り鉄旅をする卒業旅行をしたのを思い出しました。
新幹線で単純に日帰り旅をするのも面白いですよ!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!
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