この記事では、東武鉄道を走る「SL大樹」の予約方法や料金についてご紹介していきます。
実際に乗ってきたので、オススメの座席もお教えしたいと思います。
SL大樹は、下今市〜鬼怒川温泉を結ぶ汽車です。
ポッポーっていう汽笛でおなじみの、蒸気機関車が運んでくれます。
「It’s SLOW time」をコンセプトに掲げたこのSL大樹は、ゆっくりとした旅をしたい方にオススメ!
鬼怒川へ旅行に行くのであれば、ぜひ体験しておきたい列車です。
SL大樹の予約方法と料金
「SL大樹」「SL大樹ふたら」「DL大樹」という三つの機関車が走っています!
予約方法と料金についてですが、乗車券とは別に座席指定券がかかることは覚えておきましょう!
基本的には東武日光~下今市がSL大樹ふたら、下今市~鬼怒川温泉がSL大樹とDL大樹が走っています。
日によってSL大樹ふたらは、東武日光~下今市~鬼怒川温泉を通しで走っていきます!
それを踏まえると、料金は以下の通りです。(赤色が座席指定券の料金)
下今市〜東武ワールドスクウェア・鬼怒川温泉 270円+760円=1030円
東武日光~東武ワールドスクウェア・鬼怒川温泉 330円+1080円=1410円
・SL大樹
下今市〜東武ワールドスクウェア・鬼怒川温泉 270円+760円=1030円
・DL大樹
下今市〜東武ワールドスクウェア・鬼怒川温泉 330円+520円=850円
そして予約方法ですが、「インターネットで予約・購入する」「駅の窓口で直接購入する」の2つの方法があります。
インターネットでの予約・購入
浅草駅にある窓口
東武のインターネット予約・購入サービスからSL大樹の予約・購入ができます!
購入はクレジットカード決済のみ可能で、スマホ上で座席の指定もできますよ。
そして当日はチケットレスで乗車すればいいだけです。
一方で予約の場合は、ネット上で電話番号とメールアドレスを登録して駅の有人窓口できっぷを購入する流れです。
購入する際に、座席の指定ができますよ!
駅の自動券売機で購入できると勘違いしている方が結構いるのですが、SL大樹は有人窓口でしか購入ができないので注意してください。
駅の窓口で購入する
二つ目は直接駅に行って購入する方法です。
ネットを使わずとも、駅の窓口に行けばもちろん買うことができます。
SL大樹に空席があれば、当日買うこともできますよ!
下今市駅で大樹を待っている時、空席分があるアナウンスがされていました。
ただ休日は満席になることもあるので、あらかじめネットで予約か購入をしておくのがいいかもしれません。
SL大樹のオススメ座席
大樹から見られる眺め
SL大樹に乗るのであれば、鬼怒川温泉行きは「進行方向左の窓側」、下今市行きは「進行方向右の窓側」の席です。
というのも、大樹から見られる日光連山や鬼怒川の美しい自然は、この座席が見やすいからです。
だからといって、そのほかの席がダメというわけでもありません。
反対側の席でも、対向列車から手を振ってくれる人がいたり鬼怒川の自然を楽しむことができます。
SL大樹の時刻表
ライトが二つの「C11-207機関車」
SL大樹は2021年7月31日から毎日運行を開始しました。
2つの汽車が走るようになったからです。
一つは上の写真にある「C11-207」という汽車です。
ライトが2個ついていて、カニのような見た目なので「カニ目」と呼ばれています!
もう一つは「C11-325」という汽車です。
2020年12月26日に東武にデビューした汽車で、こっちはライトが一個なのが特徴です。
時刻表のパターンは日によって変わります。
詳しい時刻表はSL大樹の公式ホームページから確認してみてください。
転車台のイベントは迫力満点!
鬼怒川温泉駅前の転車台
SL大樹に乗り終えても、お楽しみはまだ続きます。
駅前にある転車台で、SL大樹の方向転換をするイベントが行われるからです。
電車と違って、SLは終点についたら方向を変えないといけません。
なので下今市駅と鬼怒川温泉駅にある「転車台」 を使ってSLが方向転換します。
下今市駅 転車台
機関車がグルっと180度方向転換するところは、鉄道好きの方でなくても迫力を感じるはずです!
SL大樹に乗るなら「リバティ」「スペーシア」で行こう
SL大樹は、下今市駅と鬼怒川温泉駅を始発にしています。
なので東京や埼玉方面から行く方は、まず始発駅まで行かなければいけません。
東武には「リバティ」や「スペーシア」といった特急列車も走っています。
まずは速い特急列車で快適に移動し、SL大樹でゆっくり鉄道旅を味わってみるのもいいですね!
東武の「フリーパス」を使うのもアリ
SL大樹が走る東武鉄道では、日光・鬼怒川で使えるフリーパスも販売しています!
2021年11月現在、日光・鬼怒川エリアで使えるフリーパスはこちらです。
・まるごと鬼怒川 東武フリーパス
・まるごと日光・鬼怒川 東武フリーパス
・プレミアム日光・鬼怒川 東武フリーパス
・日光・鬼怒川エリア 鉄道乗り放題きっぷ
以下の記事でご紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。
フリーパスを買って、SL大樹の座席指定券を別で買えば乗ることができます。
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