この記事では、常磐線を走る特急「ひたち」「ときわ」の料金や予約方法ついてご紹介したいと思います!
東京~水戸・いわき・仙台の移動にとても重宝しますし、おトクに乗る方法もあります!この後ご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
新幹線もいいですが、東京〜仙台を特急ひたちで移動してみるのもアリですよ!
それではいきましょう!
「ひたち」と「ときわ」の違い
「ひたち」「ときわ」として走るE657系
そもそも「ひたち」と「ときわ」の違いってなんなの?
という方もいらっしゃると思いますので、ザックリご紹介します。
結論から言うと走る区間の違いで名称が変わります。もっとざっくり言うと、いわき駅へ行くか行かないかです!
特急ときわ=品川・東京・上野〜土浦・勝田・高萩
特急ひたちは全ての列車がいわきに乗り入れていて、一部が仙台を発着しています。
一方で特急ときわは停車駅が多いので、常磐線のライナー的なポジションを担っています。
ですので「ひたち」と「ときわ」で名称が変わります。
ちなみに車両は上のE657系という電車が使われています!
特急ひたち・ときわの予約方法
特急ひたち・ときわの主な予約方法は以下の通りです。
・駅の特急券券売機
・インターネット予約サイト「えきねっと」
みどりの窓口は有人の券売所なので、乗りたい列車と座席を指定すれば買うことができます。特急券券売機で購入すれば、画面操作ですぐに購入が可能です。
そして一番オススメなのは「えきねっと」を使って予約をする方法。
会員登録とクレジットカードが必要なんですが、スマホやパソコンで購入ができます!
きっぷは特急券券売機で受け取れますし、紙のきっぷが不要なチケットレス乗車も可能です。
ただし現金で買いたいなら、みどりの窓口か指定席券売機で買う必要があります。
ちなみに指定席券売機ってのはこの青い機械です↓
ひたち・ときわの料金と停車駅
ここでは主な駅からの料金と停車駅をご紹介したいと思います!
ひたち・ときわの停車駅はこちらです。
・ひたちの停車駅
品川・東京・上野・柏・土浦・友部・偕楽園・水戸・勝田・東海・大甕・常陸多賀・日立・高萩・磯原・勿来・泉・湯本・いわき・広野・富岡・双葉・浪江・原ノ町・相馬・亘理・岩沼・仙台
・ときわの停車駅
品川・東京・上野・柏・龍ケ崎市・牛久・ひたち野うしく・荒川沖・土浦・石岡・友部・赤塚・偕楽園・水戸・勝田・東海・大甕・常陸多賀・日立・高萩
緑は一部の列車が停車します
料金は東京と上野発着をベースにしたので、参考にしてみてください!
東京・上野〜土浦
乗車券1170円+指定席1020円・グリーン車1790円
東京・上野〜水戸・勝田
乗車券2310円+指定席1580円・グリーン車3850円
東京〜日立
乗車券2640円+指定席2240円・グリーン車4510円
上野〜日立
乗車券2640円+指定席1580円・グリーン車3850円
東京・上野〜いわき
乗車券3740円+指定席2550円・グリーン車6210円
東京・上野〜仙台
乗車券6380円+指定席2900円・グリーン車6560円
次にひたちとときわに、おトクに乗る方法についてご紹介します!
おトクに乗る方法
特急ひたち・ときわにおトクに乗る方法はやはり「えきねっと」の割引を使うことでしょう。
えきねっとには、えきねっとトクだ値(チケットレス特急券)という特急券が割引になる早割サービスがあるからです!
ちなみに2024年3月16日から在来線チケットレス特急券(トク割)という名前に変わります!
例えば、東京~水戸は通常1580円の特急券が1020円に、東京~仙台は通常2900円の特急券が1880円になります(35%引き!)
東京~仙台を移動するなら、行きは新幹線、帰りはひたちを使うというのもアリですね!
えきねっとは以下のリンクからどうぞ!↓
ちなみに、常磐線の普通列車には2階建てのグリーン車がついています。
こちらを使えば特急並みの快適さで東京~水戸などを移動できますので、利用してみてください!
特急ひたち・ときわの車内
ひたち・ときわの車内はこんな感じです。
こちらは一般席として使用されるシートになります!
座席は黒いシートで、洗練されたデザインです!
ちなみにコンセントが各座席についています。
5号車のグリーン車
5号車はグリーン車になっていて、そちらは指定席よりも少し割高です。
正直に言わせていただくと、座席の座り心地は一般席とそこまで変わらないと思いました。
コスパを考えれば指定席のほう良さそうです!
グリーン車の乗車レポートは別記事にアップしたのでチェックしてみてください!
車内の設備は、こんな感じ。
2車両に1車両はトイレが備えつけられています。
車内販売はいわき~東京の区間で行われますが、利用している人はあまりいないでしょう。
近いうち廃止になるんじゃないでしょうか…?
指定券特急券と座席未指定券がある
ひたち、ときわには自由席がありません。
その代わり、「指定席特急券」と「座席未指定券」という2種類の特急券があります。
料金はどちらも同じです!
指定席特急券はご存知のとおり、特定の列車の席を予約する券です。
そして座席未指定券というのは「乗車当日の全ての列車に乗れるけど、座席は指定されてないよ券」です。
これが自由席の代わりになります。
座席上のランプ
各座席の上には、写真のようなランプがあります。
座席未指定券を持っている方は「赤」のランプがついている場所に座ることができます。
ランプの色は3色ありまして、それぞれの意味はこんな感じです。
「黄」=次の駅からお客さん来るから席を立つ準備して
「緑」=指定されてるから座っちゃダメ
黄色か緑だったら、座れないのでご注意ください。
もしも乗る列車が決まったら、座席未指定券を指定席特急券に追加料金ナシで買えることができます。
ネモフィラや偕楽園へ行きたい方へ
ひたち・ときわが止まる水戸駅は偕楽園、勝田駅はネモフィラが咲き誇るひたち海浜公園やへの玄関口です!
ひたちやときわに乗って、ここを目的地としている方もいるでしょう!
別記事では、そこにフォーカスした記事をアップしていますので参考にしてみてください!
ひたちで仙台へ行く方へ
ひたちで時間をかけて仙台に行ってみたいという方もいるでしょう。
そんな方に、旅で使えるおトクなフリーパスをご紹介します!
その名も「仙台まるごとパス」
仙台エリアのJR線、地下鉄などが乗り放題になりますよ!
仙台での観光をするのであればぜひ利用してみてください。
東京~仙台を走る超距離ひたちに乗ってきた
2020年3月、常磐線全線開通とともに東京~仙台を結ぶ特急ひたちが誕生しました!
実際に先日、仙台から東京まで4時間半かけて乗ってきました。
新幹線もいいですが、特急列車の旅もいいですよ!
太平洋を一望できる常磐線を走るので、東北新幹線では味わえない景色が楽しめます。
ぜひご覧ください!
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