今回は、2020年3月に全線開通した常磐線を走る特急「ひたち」「ときわ」の予約方法ついてご紹介したいと思います!
おトクに乗る方法も合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
新幹線もいいですが、東京〜仙台を特急ひたちで移動してみるのもアリですよ!
「ひたち」と「ときわ」の違い
「ひたち」「ときわ」として走るE657系
そもそも「ひたち」と「ときわ」の違いってなんなの?
という方もいらっしゃると思いますので、ザックリご紹介します。
結論から言うと走る区間の違いで名称が変わります。
もっとざっくり言うと、いわき駅へ行くか行かないかです!
特急ときわ=品川・東京・上野〜土浦・勝田・高萩
特急ひたちは全ての列車がいわきに乗り入れていて、一部が仙台を発着しています。
一方で特急ときわは停車駅が多いので、常磐線のライナー的なポジションを担っています。
ですので「ひたち」と「ときわ」で名称が変わります。
ちなみに車両は上のE657系という電車が使われています!
特急ひたち・ときわの予約方法
特急ひたち・ときわの主な予約方法は以下の通りです。
・駅の特急券券売機
・インターネット予約サイト「えきねっと」
みどりの窓口は有人の券売所なので、乗りたい列車と座席を指定すれば買うことができます。特急券券売機で購入すれば、画面操作ですぐに購入が可能です。
そして一番オススメなのは「えきねっと」を使って予約をする方法。
会員登録とクレジットカードが必要なんですが、スマホやパソコンで購入ができます!
きっぷは特急券券売機で受け取れますし、紙のきっぷが不要なチケットレス乗車も可能です。
ただし現金で買いたいなら、みどりの窓口か指定席券売機で買う必要があります。
ちなみに指定席券売機ってのはこの青い機械です↓
ひたち・ときわの料金と停車駅
ここでは主な駅からの料金と停車駅をご紹介したいと思います!
ひたち・ときわの停車駅はこちらです。
・ひたちの停車駅
品川・東京・上野・柏・土浦・友部・偕楽園・水戸・勝田・東海・大甕・常陸多賀・日立・高萩・磯原・勿来・泉・湯本・いわき・広野・富岡・双葉・浪江・原ノ町・相馬・亘理・岩沼・仙台
・ときわの停車駅
品川・東京・上野・柏・龍ケ崎市・牛久・ひたち野うしく・荒川沖・土浦・石岡・友部・赤塚・偕楽園・水戸・勝田・東海・大甕・常陸多賀・日立・高萩
緑は一部の列車が停車します
料金は東京と上野発着をベースにしたので、参考にしてみてください!
東京・上野〜土浦
指定席2190円・グリーン車2960円
東京・上野〜水戸・勝田
指定席3890円・グリーン車6160円
東京〜日立
指定席4880円・グリーン車7150円
上野〜日立
指定席4220円・グリーン車6490円
東京・上野〜いわき
指定席6290円・グリーン車9950円
東京・上野〜仙台
指定席9280円・グリーン車12940円
次におトクに乗る方法についてご紹介します!
おトクに乗る方法
特急ひたち・ときわにおトクに乗る方法はやはり「えきねっと」の割引を使うことでしょう。
えきねっとには大きく分けて3つの割引があります。
それがこちら↓
・お先にトクだ値(30%〜40%引き)
・お先にトクだ値スペシャル(50%引き)
見ての通り、お先にトクだ値スペシャルを使うと料金(乗車券+指定席券)が半額になるので一番おトクです。
そして割引にはそれぞれ申込期限があります!
・お先にトクだ値は乗る13日前の午前1時40分まで
・お先にトクだ値スペシャルは乗る20日前の午前1時40分まで
JR東日本では特急ひたちやときわも含めて、不定期で新幹線や特急列車の料金が半額になります。
行きは新幹線、帰りはひたちを使うというのもありですね!
えきねっとは以下のリンクからどうぞ!↓
ちなみに、常磐線の普通列車には2階建てのグリーン車がついています。
こちらを使えば特急よりもおトクに東京~水戸などを移動できますので、利用してみてください!
特急ひたち・ときわの車内
ひたち・ときわの車内はこんな感じです。
こちらは一般席として使用されるシートになります!
座席は黒いシートで、洗練されたデザインですね!
ちなみにコンセントが各座席についています。
グリーン車が1両ついていて、そちらは指定席よりも少し割高です。
グリーン車はまだ座ったことないので、座ったことがある方々の意見やブログを見させていただきました。
座席の質とかを考えると、指定席のほうがコスパは良いそうです。
指定券特急券と座席未指定券がある
ひたち、ときわには自由席がありません。
その代わり、「指定席特急券」と「座席未指定券」という2種類の特急券があります。
料金はどちらも同じです!
指定席特急券はご存知のとおり、特定の列車の席を予約する券です。
そして座席未指定券というのは「乗車当日の全ての列車に乗れるけど、座席は指定されてないよ券」です。
これが自由席の代わりになります。
座席上のランプ
各座席の上には、写真のようなランプがあります。
座席未指定券を持っている方は「赤」のランプがついている場所に座ることができます。
ランプの色は3色ありまして、それぞれの意味はこんな感じです。
「黄」=次の駅からお客さん来るから席を立つ準備して
「緑」=指定されてるから座っちゃダメ
黄色か緑だったら、座れないのでご注意ください。
もしも乗る列車が決まったら、座席未指定券を指定席特急券に追加料金ナシで買えることができます。
ネモフィラを見に行きたい方へ
ひたち・ときわが止まる勝田駅は、ネモフィラが咲き誇るひたち海浜公園への玄関口です!
おそらくここを目的地としている方もいるでしょう!
別記事では、おトクなフリーパスやアクセス方法をご紹介していますので参考にしてみてください!
ひたちで仙台へ行く方へ
2021年8月現在、上野駅8時ちょうどに出るひたちに乗れば12時半には仙台に着きます。
それ以降だと夕方の到着になるので、日帰りの仙台旅行を考えているのであれば、新幹線でいくか前日の夜に夜行バスで仙台へ行くのがオススメです。
東京と仙台を結ぶ高速バスであれば、WILLERの高速バスがオススメです。↓
また仙台での観光をするのであれば「仙台まるごとパス」を利用してみてください。
仙台エリアのJR線、地下鉄などが乗り放題になりますよ!
東京~仙台を走る超距離ひたちに乗ってきた
2020年3月に常磐線全線開通と同時に、東京と仙台を結ぶ特急ひたちが誕生しました!
実際に先日、仙台から東京まで4時間半かけて乗ってきました。
新幹線もいいですが、特急列車の旅もいいですよ!
太平洋を一望できる常磐線を走るので、東北新幹線では味わえない景色が楽しめます。
ぜひご覧ください!
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