東海道線の特急「湘南」ってどんな列車?料金や特急券の取り方を解説!

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2021年3月から、東海道線を新しい特急列車が走りだしました。

その名も特急「湘南」

「湘南ライナー」などの通勤ライナーに代わる特急列車です。

朝は小田原から新宿・東京方面へ、夜は新宿・東京から小田原へ走っていきます。
そんな特急湘南は、これまでの湘南ライナーと大きく違うところがあるんです。

そこで今回は特急湘南にフォーカスして、料金や特急券の取り方などをまとめてご紹介していきたいと思います!

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「湘南」の料金は以前と違う

特急湘南は、これまで走っていた湘南ライナーと料金が大きく変わりました。

これまでの「ライナー券」は一律520円でしたが、特急湘南の「特急券」は760円、1020円、1580円と50キロの距離ごとに料金が上がっていきます。

つまり料金面で言えば、めっちゃ割高です!

しかしチケットレスサービスを使えば、100円OFFなので利用する価値アリでしょう。

特急湘南に乗った場合、主な駅の料金はこんな感じ。
ちなみにチケットレスサービスは100円オフで、グリーン車も100円OFFになります!

東京〜大船
IC運賃824円+指定席760円・グリーン1530円

東京・新宿〜藤沢・茅ケ崎
IC運賃990円+指定席1020円・グリーン1790円

東京・新宿〜小田原
IC運賃1520円+指定席1020円・グリーン1790円

新宿〜茅ヶ崎
IC運賃1170円+指定席1020円・グリーン1790円

特急湘南の停車駅は列車によって変わる

特急湘南は列車によって停車駅が変わるので、注意が必要です!
ざっくりですが、特急湘南が止まる駅はこちら。

・東京〜小田原の特急湘南
東京・新橋・品川・大船・藤沢・辻堂・茅ヶ崎・平塚・二宮・国府津・小田原

・新宿〜小田原の特急湘南
新宿・渋谷・大崎・藤沢・茅ヶ崎・平塚・二宮・国府津・小田原

特急湘南の最大の特徴は、川崎・横浜に止まらないことでしょう。

新宿に乗り入れる特急湘南は、大崎〜藤沢をノンストップで走ります。
また東京に乗り入れる列車も、横浜には停まらず走っていきます。

くわしい時刻表はここから見られるので、ご覧ください!

特急券の取り方

特急湘南の特急券は、大きく分けて3つの取り方があります。それが以下の3つ。

・みどりの窓口
・指定席券売機
・えきねっとチケットレスサービス

みどりの窓口では、乗りたい湘南の時間を言えば窓口の方が手配をしてくださいます。
なので細かい説明は不要でしょう。


指定席券売機

指定席券売機はJR東日本の駅にある青い券売機のことで、見たことがある方も多いはず。
ここから湘南の特急券を買うこともできますよ!

そして3つ目の在来線チケットレス特急券サービスは、JR東日本の予約サイト「えきねっと」から予約することが可能です。

とうげつ
とうげつ

えきねっとへの会員登録とクレジット決済が必須です!

チケットレスはその名の通りきっぷがいらないので、予約をすれば特急券なしで湘南に乗ることができますし100円引きで乗車することができますよ。

チケットレスサービスはこちらからどうぞ!

指定席特急券と座席未指定券がある

特急湘南には「指定席特急券」「座席未指定券」という2種類の特急券があります。
すでに「あずさ」や「ひたち」などの特急列車にはすでに導入されているサービスです。

指定席特急券はご存知のとおり、特定の列車の席を予約する券です。

そして座席未指定券とは、簡単にいえば「乗車当日の全ての列車に乗れるけど、座席は指定されてないよ券」です。
これが自由席の代わりになります。

各座席の上には、写真のようなランプがあります。
ランプの色は3色ありまして、それぞれの意味はこんな感じ。

」=しばらく空席なので座っててOK
」=次の駅からお客さん来るから席を立つ準備して
」=指定されてるから座っちゃダメ

黄色か緑だったら、座れないのでご注意ください。
座席未指定券を持っている方は「赤」のランプがついている場所に座りましょう。

もしも乗る列車が決まったら、座席未指定券を指定席特急券へ無料でチェンジすることができます。ちなみに、座席未指定券も指定席特急券も料金は同じです!

YouTubeでは特急湘南のご紹介をしています。ぜひご覧ください!

特急湘南の車内は青がベースでさわやか

特急湘南として走る車両は「E257系」という電車です。
以前は中央線の「あずさ」「かいじ」として走っていた電車なので、見覚えがある方もいるんじゃないでしょうか?

現在は特急「踊り子」としても走っています!

「シンプルさの中でのくつろぎを」というコンセプトで作られた車両で、特急列車の快適さをアップさせたそうです!

たしかにシートは他の特急に比べてフカフカだし、乗り心地もいいので快適でした。


車内のシート

普通車の車内はこんな感じで、海沿いを走る列車らしく青いシートが使われています。
コンセントは窓際に一つしかないので、窓側の方の特権になりそうですね…


休憩スペース

3号車には、座席とはまた違った休憩スペースが設けられています。
ここで車窓を楽しむのもアリでしょう。

そしてこちらが、4号車にあるグリーン車です。

ここでカタカタPCを打って一仕事するのもいいでしょう!

朝方の特急湘南に乗りましたが、ガラガラでした。
密を避けた通勤ができるので、一度体験してみるのはいいですね!

実際に特急湘南のグリーン車に乗って、朝の通勤をしてきました!
ぜひこちらもチェックしてみてください。

小田急ホームウェイとどっちが便利?

特急湘南は「東京〜小田原」「新宿〜小田原」の2パターンの列車があります。
特に新宿〜小田原は小田急線が競合になるので、どっちが便利なのか気になる方もいると思いますので比べてみました。

結論から言うと、新宿〜小田原は小田急線が便利でした。しかもおトク。

・新宿〜小田原
特急湘南 2540円 所要時間1時間20分
小田急 ホームウェイ 1910円 所要時間1時間20分

・新宿〜藤沢
特急湘南 2010円 所要時間50分
小田急 ホームウェイ 1360円 所要時間50分

特急湘南は、普通車の指定席と運賃を合わせています

新宿〜小田原を走る特急湘南は2往復しかないので、小田急の方がぶっちゃけ便利です。
ただ東京駅から藤沢や小田原へ行くなら、特急湘南のほうが本数も多いし便利でした。

特急湘南は朝と夜に走る、通勤色の強い列車です。

旅行で利用したいなら、「踊り子」「小田急ロマンスカー」を利用するといいでしょう。

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