この記事では、山形県にある立石寺についてご紹介したいと思います!
山寺という名でも知られていますね!
山の上に立つお堂が印象的で、旅行メディアなどで見たことがある方は多いでしょう。
ですがあの場所へは、当然ながら登山する必要があるんです!
実際に行ってきた僕自身から、これは知っておいた方がいいとか、どんなところだったかをお届けしたいと思います!
仙台や山形の観光では選択肢に入ってくると思うので、ぜひチェックしてみてくださいね。
山寺の境内はどうなっている?
こちらが立石寺の境内図です!
立石寺は境内が山の中にあるため、絶景スポットの開山堂や五大堂、奥の院へは登山道を登って行く必要があります。
こちらが立石寺の本堂である「根本中堂」です!
本堂の入り口には布袋様がいて、なでてお参りするのがセオリーだそう。
根本中堂は、国の重要文化財です!
静かさや 岩にしみいる 蝉の声
これでピンときた人もいるでしょう!
立石寺は松尾芭蕉が立ち寄ったお寺で、この句はここで読まれました。
蝉の鳴き声が反響するほど、立石寺は静かな場所であることを読んだ一句だそうです。
境内には松尾芭蕉と弟子の曾良の像があります。
1015段の階段を登っていこう
奥の院や開山堂へは、こちらの山門から行くことができます!
拝観料は300円です!
登山道とはいえ、普段着や靴で登ることができます!
僕は革靴で登りましたが、さすがに革靴はしんどいのでスニーカーで登りましょう…。
山門から奥の院までの階段は、なんと1015段あります!
なかなかハードですが、心が洗われるような森林浴を体験することができます。
1015段の階段を登ったさきに、奥の院があります!
ここに辿り着くと、一つ大きなことをやりきったという達成感を味わうことができますよ。
山の上のお堂は息を飲むほどキレイです…
そして奥の院での参拝を終えたら、その足で山の上のお堂「開山堂」へ向かいましょう!
まるで絵に描いたような景色が、目に飛び込んできます!
普段は扉が閉まっていますが、建立した円仁の命日である1月14日だけご開帳されるんです。
中には円仁の木像があるそうで、ご加護を受けたい方はこの日を狙って行ってみてはいかがでしょう?
開山堂の先には階段がありまして、そこを登って行くと五大堂があります。
ここからは山寺駅をはじめ、麓の町を一望できるんです!
自分の足だけでここまで登ってきたのか…という自信がつきますよ。
ぜひ階段の先にある、五大堂、奥の院目指して頑張ってください!
山寺の滞在時間は?
立石寺(山寺)の滞在時間は、2時間半〜3時間ほどあれば十分だと思います!
山寺駅から奥の院まで、20代の僕だと45分で行くことができました。そこそこ寄り道しながら登ってこの時間です。
ですが仙山線を利用して行く方は、時刻表を確認して滞在時間を決めてくださいね。
ちなみに朝7〜8時くらいに来ると参拝客は全然いないので、心ゆくまで景色や山の空気を堪能できますよ。
山寺名物「力こんにゃく」は必食!
山門の向かいには売店があり、ここでは山寺名物「力こんにゃく」が振る舞われています!
立石寺を建立した円仁が、中国からこんにゃくを漢方薬として持ち帰ったのが始まりです。
1015段の階段を登るのに力が沸いてくるところから、力こんにゃくと言われています!
醤油だしにからしをつけて食べると絶品です。
こんにゃくでパワーなんて出るの?って思ってたんですが、これが意外とエネルギーになるんです!
ぜひ階段を登る前に、食べてみてください!
山寺へのアクセス
立石寺はJR山寺駅が最寄りです!
JR仙山線で、山形駅から20分、仙台駅から50分で来ることができます。
観光地ということもあって、立派な駅舎が建っています!
立石寺は駅から徒歩5分くらいのところにあり、道中には飲食店や売店が立ち並んでいます!
ソフトクリームやせんべい、山形名物芋煮のお店などがあって、参拝帰りに寄ってしまうのは避けられないでしょう笑
左が日枝神社入り口、右が立石寺本堂入り口
山寺駅から歩いて行くと、日枝神社という神社の鳥居が先に見えてきます。
立石寺の本堂への入り口はここより少し先に進んだところです!
ちなみに本堂から立石寺の山門(登山道入り口)は、この日枝神社を経由していくことになります。
フリーパスの利用がオススメ!
立石寺最寄りの山寺駅は、コスパの良いフリーパスを利用することができます!
「小さな旅ホリデー・パス」と「仙台まるごとパス」の2つです!
どちらも東北旅行をしたいと思っているあなたにピッタリのフリーパスですよ。
別記事でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
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