長野県の東側エリア「佐久・小諸・上田」の1泊2日旅行記をお届けします!
先日JR東日本が提供しているサービス「どこかにビューーン!」で佐久平駅が当たりました。
車がないと観光できないんじゃないのか…?
実際僕はそう思いましたし、このエリアに対してそう思う方もいるでしょう。
ですが実際に行ってみると、鉄道とバスだけでも全然楽しめました!
どこかにビューーン!で佐久平駅、上田駅が当たった人はもちろん、佐久・小諸・上田の旅をしてみたい方、ちょっと興味がある方にも今回の記事はオススメ!
ぜひチェックしてみてください!
どこかにビューーン!についてはこちらの記事を参考にしてみてください!
上田・佐久へのアクセス
上田・佐久・小諸がある長野県の東側を、東信地方といいます。
新幹線が通っていて、関東からのアクセスはとても良いです!
佐久や上田は北陸新幹線で大体1時間半で来ることができ、小諸は佐久平からJR小海線に乗って行くことができます。
東京・大宮〜佐久平・上田の料金はこんな感じです!↓
・東京〜佐久平 乗車券3080円+自由席2850円/指定席3380円
・大宮〜佐久平 乗車券2310円+自由席2640円/指定席3170円
・東京〜上田 乗車券3410円+自由席2850円/指定席3380円
・大宮〜上田 乗車券2640円+自由席2640円/指定席3170円
ちなみにどこかにビューーン!はJREポイントを6000ポイント分使うと利用できます!
北陸新幹線には、ネット購入サービスを使うことでおトクに乗れる方法があります。
下の記事からチェックしてみてください!
佐久の「ぴんころ地蔵」を見に行こう
初日は佐久と上田を周ってきました。
まずは佐久平駅から、JR小海線で中込駅へ向かいます!
佐久平〜中込は約10分。この2つの駅は佐久の中でも栄えている街なので、利用者はそこそこ多いです。
列車も30分〜1時間に1本出ているので、列車旅をする身としてはありがたいです笑
こちらが中込駅。今回は乗りませんでしたが、小海線を走る「HIGH RAIL 1375」という観光列車も停車する駅です。
雄大な信州の風景を楽しめるので、ぜひ乗ってみてほしいです。別記事でご紹介しています!
中込駅から徒歩で約20分。
ぴんころ地蔵でおなじみ、成田山薬師寺にきました。
成田山といえば不動明王で知られる千葉のあのお寺を思い浮かべると思いますが、まさにそれです。
ここは不動明王などの神様を分霊して祀っているため、成田山の名がついているそう。
佐久といえばこのぴんころ地蔵。
ぴんぴんと長生きして、楽にコロッと大往生することを願ってぴんころ地蔵という名前がつけられました。
お参りの仕方は、手を合わせて頭を下げ、顔を見合わせて頭を撫でるという手順です!
ちなみに隣にある井戸水は飲めるので、ぜひ飲んでみてください!
真田幸村でおなじみ上田城
小海線と新幹線を乗り継いで、上田駅にやってきました。
戦国武将真田幸村でおなじみ、上田城の城下町ですね!
上田城の本丸自体はありませんが、櫓や門などは今も残っています。
北櫓、南櫓、櫓門への入場は有料(300円)ですが、そのほかは無料でまわれます!
上田城内には真田神社があり、名前の通り真田氏、仙石氏、松平氏という歴代の上田城主が祀られています!
ちなみに境内には、伊勢神宮内宮の遥拝所もあるんです。
真田神社には、フォトスポットとして知られる絵馬のトンネルがあり、スマホ片手に歩けばインスタでいいね確実の動画が取れますよ笑
しっかり真田幸村の銅像もあり、メインの武器である大千鳥十文字槍もしっかり再現されていました!
銅像の先にある西櫓は高台になっていて、上田の街並みを一望することができますよ。
レンタサイクルで行く布引観音
2日目は小諸をひたすら観光しました。
ホテルは佐久平にあり、チェットアウトの後再びJR小海線で小諸駅へ。
駅前の観光案内所では、レンタサイクルを行っています
しっかり整備されたピカピカの自転車で、これから布引観音へ向かいます!
自転車は1時間500円で借りることができます!
布引観音と、布引観音近くの温泉へ行くなら3時間レンタルがちょうどいいです。
ポケモンのじてんしゃのbgmかけたくなりますね
小諸駅から布引観音までは大体20分くらい。景色がとにかくすごい…。
山道がちょっとキツイ…
自転車を駐輪場に停めて、境内の山道を登っていくと断崖絶壁に建つお堂が見えてきます!
お堂の中からの景色はこんな感じ、ちらっと小諸の街も見ることができますよ。
夏はとにかく暑いので、水分は必ず駅前か道中で買っておきましょう!
布引観音周辺には、スーパーはおろか自販機もありません!
小諸城跡地の駅チカスポット「懐古園」
自転車を返却し、続いてやってきたのは駅から徒歩3分ほどで来れる懐古園。
小諸城の跡地でして、現在は動物園や公園になっている観光スポットです!
春は桜の名所として多くの人が訪れます!
本丸は神社になってます
小諸城って、城下町より低い位置に築かれた「穴城」という珍しいタイプのお城なんです。
城下町といえば大きなお城があって、そのお膝元に町が広がっているのがよくあるパターンですよね。
ですが小諸城は街より低いところにあり、実際小諸駅から行くと坂を下っていくことになります。
とはいえ見晴らしの良い展望台はありまして、天候が良ければ100キロ以上離れた富士山も見られるそうです!
特別何かインパクトのあるものがあるわけではありませんが、緑が多い園内を歩いて、心が落ち着く体験ができました!
小諸の名湯「高峰温泉」
標高2000メートルの高地
最後は小諸駅からバスに乗って、高峰温泉へやってきました。
バスタ新宿から来る高速バスに乗っていくことができます!
ちなみに朝と夕方の一日2本しかきません!笑
ランプの宿らしく、ランプがいたるところにある。オシャレ…。
ここでは日帰り温泉を利用することができまして、ランプの灯るコンパクトな温泉を楽しむことができますよ!
画像引用 JR東日本
雲上の露天風呂で有名ですが、日帰り温泉は内湯のみ利用が可能です!
露天風呂は宿泊者専用らしいのでお気をつけて!
とはいえ内湯でも十分満足できます!
ちなみにお湯は創生水を使っているらしく、シャンプーや石鹸などを使わなくても体の汚れを落とすことができるんだそう。
なのでお風呂にはシャンプーの類はありません!
あとタオル類も自分で用意していきましょう!
帰りのバスまでは、こちらの休憩スペースでゆっくりしましょう。
スマホの電波も入りにくく、僕の場合は基本圏外でした。
佐久・上田・小諸で食べられるグルメ
今回旅した佐久・上田・小諸でも、現地の名物をたくさん堪能してきました!
実際に寄ってきたお店をご紹介します!
佐久名物「佐久鯉」
佐久は江戸時代から鯉を食用とする文化があって、今では佐久の名物になっています!
中込駅前にある三河屋食堂では、そんな鯉グルメを食べることができますよ。
鯉のあらい定食。ご飯は一回まで無料でおかわりができるそうです。
鯉ってうまいのか…?なんて抵抗が少しあったのですが、とても美味しかったです!
少しコリコリとした食感があって、臭みなどは全くありませんでした!
自由が丘・芦屋と並ぶ佐久のケーキ
佐久はケーキの街なんです
続いても佐久から!
日本三大ケーキの街ってご存知ですか?
東京の自由が丘、兵庫の芦屋、そして長野の佐久のことを指します。
佐久は気候が良く、牛乳や卵が美味しく育つんだそうです。
そのため美味しいケーキが作れるというシンプルな理屈で市内にもケーキ屋さんがたくさんあります!
今回寄ったのが、PETERS(ピーターズ)というケーキ屋。カフェも併設されているので、おやつにピッタリです。
ショートケーキがびっくりするほど美味しかったです!
安いケーキあるあるのクリームのくどさが一切なく、とても食べやすかったです!
もちろんお持ち帰りもできるので、ホテルで食べるというのもいいですね!
上田の「美味うまだれ焼き鳥」は必食
上田駅の上信電鉄別所線の改札前にある「番長」というお店
続いては上田です!
信州上田には「美味だれ焼き鳥」というご当地グルメがあります。
すりおろしにんにくが入った醤油ベースのたれをやきとりにつけて食べるというもの。言葉だけでご飯が進みますね!
幸せとはこのことをいうのか…と実感するほどの美味しさです。必ず頼みましょう。
串カツのごとく、2度漬けは厳禁ですよ!
小諸草笛のくるみそば
最後は小諸のくるみそば!
小諸の草笛というお店では、くるみのペーストにつゆをブレンドしてそばを食べる「くるみそば」というご当地グルメがあります。
くるみおはぎも名物ですよ
くるみの甘さがちょうど良く、つゆの塩っ気も消えていないちょうど良い塩梅でした!
そばがひたすら進みます笑
セットでついてくるそば湯もしっかり飲みましょう。普段読むようなそば湯とは一味も二味も違う不思議な味を堪能できます!
長野には魅力的なスポットがたくさんある
佐久・上田・小諸の旅行記をお届けしてきました!
一つでも参考になったものがあれば嬉しいです。
長野県には、東信エリア以外にも魅力的なスポットがたくさんあります。
このブログでもご紹介していますので、ぜひあわせてチェックしてみてください!
きっと旅の参考になると思います!
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