東北地方の西側、日本海沿いに点在する主要都市秋田・酒田・新潟。
これらの街を一本で結んでいるのが、JR東日本の特急列車「特急いなほ」です。
特急いなほは、新潟〜秋田間を約3時間半で走り抜ける長距離列車で、東北地方を日本海側から縦断するうえで、今も欠かせない存在となっています。
車窓には雄大な日本海の景色や庄内平野の田園風景が広がり、移動そのものが旅の楽しみになるのも、いなほならではの魅力です。
新幹線や飛行機では味わえないゆったりとした時間の流れと、地域に根ざした鉄道の雰囲気を感じられるのがこの列車の大きな特徴です。
東北の日本海側を移動したい方はもちろん、「乗ること自体を目的にした乗り鉄旅」を考えている方にも、ぜひ一度体験してほしい列車です。
この記事では特急いなほの基本情報や所要時間、車内の雰囲気、利用する際に知っておきたいポイントまで分かりやすくご紹介していきます。
特急いなほの利用を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください!
特急いなほの停車駅と料金
新潟・豊栄・新発田・中条・坂町・村上・府屋・あつみ温泉・鶴岡・余目・酒田・遊佐・象潟・仁賀保・羽後本庄・秋田
特急いなほには、新潟〜秋田だけでなく新潟〜酒田を結ぶ列車もあります。
乗る際は行き先を調べてくださいね!
いなほには自由席、指定席、グリーン車がそれぞれあります。
それを加味したおもな区間の料金はこちら!
| 区間 | 乗車券 | 自由席特急券 | 指定席特急券 | グリーン車特急券 |
|---|---|---|---|---|
| 新潟 → 村上 | 1,170円 | 950円 | 1,480円 | 2,250円 |
| 新潟 → 鶴岡 | 2,640円 | 1,360円 | 1,890円 | 4,160円 |
| 新潟 → 酒田 | 3,080円 | 1,760円 | 2,290円 | 4,560円 |
| 新潟 → 秋田 | 4,840円 | 1,980円 | 2,510円 | 6,170円 |
| 秋田 → 酒田 | 1,980円 | 1,360円 | 1,890円 | 4,160円 |
いなほの特急券の取り方
特急いなほの特急券を取るなら、みどりの窓口・指定席券売機・えきねっとの3つの方法があります。
みどりの窓口は説明不要でしょう。
係員さんに、乗りたい時刻のいなほと、席のタイプを伝えればOKです。
指定席券売機は、新潟駅をはじめとしたいなほの停まる駅に設置されています。
上のような青い券売機が設置されています。特急券と乗車券を買うことができますよ!
最後はインターネットで購入する方法です。これが一番おトクでもあります!
JR東日本の「えきねっと」を使えば、乗車券も特急券もスマホで購入できます。
クレジットカードしか使えないのが難点ですが、早割があるのでとてもおトク!
そんな早割は「特急トクだ値1」と「特急トクだ値14」の2種類があります!
乗車当日までの申し込みで10%引き
・特急トクだ値14
14日前までの申し込みで30%引き
両方とも指定席のみが早割の対象で、グリーン車の設定はありません!
時期によっては50%引きになる「特急トクだ値21」というものもあるので、ぜひえきねっとでチェックしてみてくださいね!
ちなみにえきねっとで購入した早割の乗車券&特急券は、先ほどの指定席券売機から発券する必要があります!
特急いなほの車内
こちらがいなほの指定席と自由席の車内です。
1号車はグリーン車、2〜4号車は指定席、5〜7号車は自由席となっています。1号車が秋田方面の先頭になります!
今時珍しい、きっぷを入れておくチケットホルダーも設置されていますよ。
特急いなほにはコンセントが無いので、モバイルバッテリーを持っていくことをオススメします!
こちらが1号車のグリーン車です。
自由席や指定席は全然違う造りになっています。同じ電車とは思えませんね…
席ごとに仕切りがあるので、自分だけの空間は確保できます。
そしてのびのびと足を伸ばせるのも、ポイント高いですね!
グリーン車の一部は、ラウンジ風になっています。
グリーン車を利用している人なら誰でも使えますよー。
乗車レポートはこちらの記事でしっかり書きましたので、ぜひチェックしてください!

また一部の特急いなほは、新潟~上越妙高・新井を走る「特急しらゆき」で使われている車両で運転します。(グリーン車はありません)
4両編成で運転される場合、このしらゆきの車両なので以下の記事をチェックしてみてください!車内の紹介はこちらであげています!
指定席・自由席の窓枠問題とオススメ座席
特急いなほは日本海沿いを走るので、窓から大海原を一望できる列車としても知られています。
せっかくなら、良い席から見たいですよね?
しかし特急いなほは、座席の一部が窓枠で邪魔になっているところがあるんです…。
上の写真は秋田行きの電車で、7列目です。
見た感じ秋田方面は、奇数の列に窓枠がかかっていました。
新潟方面は座席が回転するので、偶数の席に窓枠がかかるんじゃないかと思います。
なのでオススメは秋田方面は偶数の列、新潟方面は奇数の列のシートです!
また、海側はA列なのでこちらもお忘れなく!
特急つがる・特急しらゆき・上越新幹線へのアクセスがいい
特急いなほは、秋田駅で青森方面へ行く「つがる」、新潟駅では東京方面の「上越新幹線」に接続しているのでスムーズに乗り換えが可能です!
さらに同じく新潟駅では、柏崎・直江津・上越妙高へ行く「特急しらゆき」に乗り換えることもできます。上越妙高で北陸新幹線に乗り換えることができます!
それぞれの列車については別記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください!



「えちごツーデーパス」は特急いなほにも使える?
新潟を中心とした鉄道旅に便利なフリーきっぷとして人気なのが、「えちごツーデーパス」です。
これは新潟県内のJR線を中心に、普通列車・快速列車の普通車自由席が2日間乗り放題になるフリーきっぷで、金〜日・祝日や特定期間の連続する2日間を有効期間にして利用できます。価格は大人2,800円/こども1,400円と非常にリーズナブルです。
鮭の街「村上」へも、特急券を別で買えば行くことができます!
「えちごツーデーパス」は、新潟県内を中心としたJR東日本線や一部私鉄路線(えちごトキめき鉄道・北越急行ほくほく線など)が対象で、普通列車や快速列車を普通車自由席で自由に乗り降りできます。
観光・通勤・途中下車を楽しみながらのんびり移動する旅にぴったりです。
「えちごツーデーパス」は乗車券部分がフリーになるフリーきっぷですが、
特急列車(たとえば特急いなほ)に乗る場合は、別途「特急券(自由席・指定席・グリーン席)」を購入すれば利用できます。
別記事では特急いなほの乗車レポートと、新潟旅行記をアップしていますのでぜひチェックしてみてください。旅の参考になることをお約束します!
旅行記はすでに販売終了したえちごワンデーパスを使っていますが、村上への旅行の参考になると思いますのでぜひチェックしてみてください。















